GAOMONの21.5インチ液タブ、PD2200を実機レビューでご紹介。人気の21.5インチ液タブの中でも広い色域が特徴のGAOMON PD2200。実際使ってみると美しいデザイン性にテンションが上がった。筆圧感知ペンの描き味、追従性能などを動画でもチェックする。
GAOMON PD2200 実機レビューで紹介
GAOMONから発売されている21.5インチ液タブ。特徴を簡単にまとめるとこうなる。
- 液晶21.5インチ、解像度フルHD1920*1080
- 色域92%NTSC
- 筆圧8192レベルペン、傾き検知あり
ペンの描画性能は他HUIONやXP-PENと同じスペック数値。現時点での液タブ業界で最高の数値となっている。
その中で特徴となっているのがディスプレイの色域。92%NTSCとはアメリカの国家テレビ標準化委員会の基準でAdobe RGBとほぼ同じ色域となっている。他XP-PEN Artist 22Proは82%RGB、HUION GT-221Proが72% NTSCなので同サイズ他メーカーよりも高い数値だ。
早速実機レビューで描き味やスペックをチェックしていこう。
GAOMON 液タブ PD2200 梱包箱
しっかりした梱包で安心感がある。サイズは21.5インチだけあってかなりの存在感。ただ液タブ本体はシンプル驚くほど軽い。
他メーカーの液タブと比べてもデザインは一番シンプルで美しい。ファンクションキーがボタンタイプではなくタッチタイプなので変な出っ張りもなく、大きいタブレットという印象だ。
本体の裏側がこちら。
裏側から横に伸びる形でインターフェイスが配置されている。HDMI、USB-A、電源ポートの三つだ。スタンドは15度から85度で調整可能。
GAOMON PD2200 付属ペン
グリップ部分にサイドスイッチが2つ。ちなみにペン立てに替え芯が8本内蔵されている。
実際に持ってみてのサイズ感がこちら。
持ってみると、軽っ!という印象。これまでWacom、HUION、XP-PENなど使ってきたが、それらと比べるとGAOMON PD2200は細めの設計。ペン先の沈み込みは深め。沈み込みに関してはこの後の動画でも確認いただける。
GAOMON液タブPD2200の描き心地レビュー
実際に描いて描き心地をチェックしていこう。描画性能であるペン追従性能や筆圧感知は後ほどの動画で見ていただける。描いてみると描画性能の高さはスペック通りで素晴らしい。
液タブを選ぶときにポイントになるのがペン先と描画位置の視差。上部画像はかなり角度をつけて横から見た画像。それでも画面中央部分では視差はほぼゼロ。液晶の端まで行くとやはり視差が確認できた。数値で言うと1mmから2mm程度だ。
PD2200のファンクションキー
ファンクションキーはボタンではなく、タッチタイプでフラットなディスプレイは大きな特徴。使ってみると画面端にデコボコがないので引っ掛かりがなくて良い感じ。そしてファンクションキーがありながらもベゼルを狭くできるのでデザインが美しい。
ただ実際に押した感触がないので、ボタンタイプよりも操作感は低くなる。上から何番目という形で位置を覚えているので操作スピードはやはり落ちてしまった。ということでデザイン重視なのでファンクションキーは必須!というユーザーにはおすすめできない。
PD2200 アンチグレア液晶
液晶にはあらかじめアンチグレアのフィルムが貼り付けられている。ということで無駄な映り込みはゼロ。またアンチグレアフィルムによって摩擦係数が高めになるのでペンの滑りが程よく制御される。
実際に描いている様子の動画がこちら。
GAOMON PD2200レビュー動画
GAOMON 21.5インチ液タブ PD2200 実機レビュー
・液晶21.5インチ / フルHD
・筆圧8192レベル / 傾き検知あり
・広い色域とシンプルなデザインが特徴価格約4.4万円で買えます。安い。
レビュー詳細はこちら
➡️https://t.co/JgcWsbDORP#GAOMON#液タブ pic.twitter.com/f9vroKA5ed— Pentablet Club (@PentabletClub) September 9, 2020
GAOMON PD2200 レビューまとめ
ということでGAOMONの21.5インチ液晶ペンタブレットをレビューでご紹介した。
美しい液晶と高い描画性能、そして価格4万円代で購入できるコスパの良さは最高だ。他メーカーと比べて差別化できるポイントがこちら。その他の筆圧など描画性能などは他メーカーと変わらない。
- 色域92%NTSCの美しい液晶
- タッチタイプのファンクションキーでの美しいデザイン
デスクにおいてテンションが上がるデザインというのは嬉しいポイント。しかも高い描画性能と21.5インチ液晶と価格4万円台というコスパの良さ、これは買い!と思える要素がたくさんだ。
ただファンクションキーはタッチタイプで美しくはあるが操作性はあまり良くないのでファンクションキー重視の方は他モデルがおすすめ。
現在のAmazonでの価格はこちらからご覧いただける。