レノボのGoogleアシスタント対応のスマートクロックLenovo Smart Clockをご紹介する記事。1万円を切るスマートデバイスでお得感が漂う。今回は21世紀型の目覚まし時計と言われるこのLenovo Smart Clockでできることを徹底検証。実機レビューからLenovo Smart Clockが買いかどうかを見極める。
レノボ Lenovo Smart Clockのスペック紹介
まずはLenovo Smart Clockのスペックを簡単にご紹介。(一部公式HP引用)
価格 | 9,100円(税込・送料込 10,010円) |
サイズ | 79.8mm x 113.88mm x 79.2mm |
重量 | 約328g |
ディスプレイ | 4インチ/IPS/480 x 800 |
スピーカー | 1.5インチフルレンジスピーカー(3W)、デュアルパッシブラジエーター搭載 |
プロセッサー | MediaTek MT8167S クアッドコア プロセッサー(動作周波数1.50GHz) |
メモリ | 1GB |
表面素材 | ファブリック |
その他機能 | Googleアシスタント搭載、モニタ照度調節機能 |
寝室のボードの上に小さく収まるようなコンパクトなサイズ感。4インチのディスプレイはあくまでも時刻を表示することがメインという感じ。レノボはそこを割り切ることで1万円を切るこのお買い得価格を打ち出したという感じ。
本体表面がファブリック素材になっているのでそこはスマートスピーカーにも見える。全体的にはどんなシーンでも違和感なく使えるようなデザイン。ちなみにグッドデザイン賞受を賞。
ちなみにこのLenovo Smart ClockはLenovo Smart Displayと同時にレノボから発表されている。つまりディスプレイが付いているとはいえスマートディスプレイがライバルではないということ。”次世型目覚まし時計”という新たなスマートデバイスの分野に投入された一台。
じゃあ目覚まし時計が1万円近くするの?高すぎない?いやいやいろいろと面白い特徴があるのだ。
Lenovo Smart Clockの特徴
ここからはLenovo Smart Clockの特徴を5つご紹介。スマートクロックという位置づけのスマート家電の実力を見てみる。
Lenovo Smart Clockの特徴① スマート家電操作対応
Lenovo Smart Clockの最大の特徴。Google アシスタントを搭載することで音楽やニュースの再生はもちろん、家の中の他のスマート家電を指一本動かさずに操作できる。
Lenovo Smart Clockの特徴② 4インチモニタの優れた操作感
Lenovo Smart Clockを含めスマートクロックはディスプレイがある分スマートスピーカーよりも操作感に優れている。スマートスピーカーの音声認識精度も一昔前よりも格段に良くなっているものの、結局ほとんどの現代人は音声操作よりもタッチ操作に慣れてしまっているからだ。
Lenovo Smart Clockの特徴③ ルーティンセット機能
Lenovo Smart Clockでは起床時と就寝時のルーティンがセットができる。ルーティンをセットしておけば起床時にはいつも必要なニュースや天気予報を自動で知らせてくれる。
就寝時にもルーティン機能を使えばリラックスできるよう好きな音楽を自動で再生してくれる。さらにこの機能ではスマート家電の操作もできるので部屋の照明を暗くしたり、ベットの中にいながら玄関の鍵をかけたりもできてしまう。
Lenovo Smart Clockの特徴④ フォトフレーム機能
Lenovo Smart Clockに後で追加された機能。Googleが提供している画像や自分のお気に入り画像をクラウドにアップして表示できる。これはスマートスピーカーではできないディスプレイを持つデバイスならではのメリット。
Lenovo Smart Clockの特徴⑤ ディスプレイ照度調整機能
Lenovo Smart Clockの実機レビューの中でも意外と高評価なのがこのディスプレイ照度の自動調整機能。部屋の明るさに応じてモニタの明るさを調整してくれる。おかげで起床時や就寝前にディスプレイが明るすぎて睡眠が妨げられるということもなくなる。
ちなみにLenovo Smart Clockには快眠を促進する機能としてリラックス効果のあるホワイトノイズを再生する機能なんかもついている。
Lenovo Smart Clock レビュー徹底検証
ここからはLenovo Smart Clockの実機レビューを検証。まずはメリットから。
Lenovo Smart Clockのメリット
- 安い、ハイコスパ
- 本体上部を叩くとアラームを止めたりできるのがいい
- 小さくてコンパクトなのに音質が意外といい
- USBポートも付いていてスマホが充電できる
- 愛着が湧くデザイン
レビューで多かったのはやはりコスパの高さだ。ただの目覚まし用置き時計としては高い、でもGoogleアシスタントを手に入れた21世紀型の最新目覚まし時計と考えると納得の価格だ。
本体上部を叩くとアラームが止まるというのがとってもユニーク。昔の目覚まし時計のモーションを再現している。
Lenovo Smart Clockのデメリット
- ネット動画のストリーミングができない
- スマート家電の細かな設定ができない
- デフォルトの時計の文字盤デザインが少ない
レビューを調査して筆者が感じたのは、Lenovo Smart Clockをスマートディスプレイと比べている人が非常に多いということ。音声操作でネット動画のストリーミング再生ができないというのはまさにそれ。
Lenovo Smart Clockのライバルはスマートディスプレイではない。レノボはLenovo Smart Clockを自社のLenovo Smart Displayとは異なる販売方法、販売ルートでの需要拡大を視野に入れいている。つまりこの両者一見似ていても実は土俵が違うのだ。
結局のところLenovo Smart Clockの最大のライバルは目覚まし時計という感じ。
Lenovo Smart Clockレビューまとめ
今回の記事ではLenovo Smart Clockの特徴と実機レビューを検証。スマートディスプレイでもスマートスピーカーでもないLenovo Smart Clock。この隙間の需要を埋めるためにレノボはLenovo Smart Clockに搭載する機能をきっちり割り切っている。それで実現できたこのハイコスパ。
「Lenovo Smart Clock買ってみたけどなんか思ってたのと違った・・・」ということにならないよう。ここでLenovo Smart Clockが買いな人をはっきりさせておこう。
Lenovo Smart Clockが買いな人
- 睡眠の質を向上させたい人
- コスパ重視でスマート家電を使いたい人
- 起床時にニュースや天気を画面でチェックしたい人
- 寝室に置くオシャレな置き時計が欲しい人
- 部屋で音楽を楽しむちょっとしたAIスピーカーが欲しい人
この機会に、ハイコスパなのにオシャレで賢いLenovo Smart Clockを一度試してみて欲しい。