【XP-PEN液タブ】実力をプロが徹底検証|ワコムと比較して「買い」かどうかを考える(Artist22E,Artist10S)

XP-PENの液タブは買いかプロが徹底検証。XP-PENの液タブラインナップをまとめて検討する。XP-PEN Artist10S、Artist22Eの仕様詳細を確認。ワコムの同等機種と比較してみる。液晶ペンタブレットのペン、筆圧感知は使えるレベルなのか。

XP-PENとは

XP-PENは米国カリフォルニア州で創立された液タブメーカ―。香港や韓国などのアジアをはじめ欧米でも販売されている。ペンタブレット、液晶ペンタブレット、スタイラスペン、トレース台を販売。特徴は価格の安さだ。

Amazonなどでも多く販売されている模様。価格は安いが描画能力など使えるレベルか検証してみよう。XP-PENの液晶ペンタブレットの主なラインナップであるこちらを検証する。

  • XP-PEN Artist22E(液晶22インチ)
  • XP-PEN Artist10S(液晶10.1インチ)

XP-PEN液タブArtist22Eの実力

XP-PEN Artist22 外観

Artist22EはXP-PENの中で液晶サイズが一番大きいサイズの液タブ。特徴をご紹介する。液タブでチェック必須な項目を見てみよう。液晶、解像度、筆圧、ペン、ショートカットキー、スタンドだ。

モニター・解像度:22インチIPS形式ワイドモニター・フルHD

液晶はIPS形式。IPSとは現時点でモニターの中でもっともデジタルペイントに適している形式だ。視野角の広さと、長時間使用しても疲れにくいという特徴がある。他形式と比べると価格が高くなるが、長く使用する液タブの場合IPS形式が必須だ。

解像度はフルHD1920×1080のワイドモニター。現在最もスタンダードな解像度だ。

ペン:筆圧2048レベル・充電式

XP-PEN 液タブペン

付属のペンは筆圧2048レベル。ワコムの同サイズ液タブCintiq22インチと同じレベルだ。これまでの液タブのスタンダードの筆圧レベルだ。現在最高スペックはCintiq Proの8192レベルだが、正直なところ2048レベルでも十分使える。

ペンは充電式。ちなみに上部の画像は充電中の画像。ペンテール部分にケーブルを接続して充電するタイプだ。公式ページによると1回充電で60日間使用できる。さらに2本のペンが付属されるので充電を待つために作業がストップ、ということはなさそうだ。

ペンサイドスイッチが2か所割り当て可能。ワコムのプロペンのようにペンテール部分は反応しない。サイドスイッチを押して消しゴムと切り替えて使用する仕様のようだ。

本体ショートカットキー:16個

XP-PEN Artist22

液タブ使用にあたってショートカットキーは必須だ。右手でペン、左手で割り当てたショートカットキーで拡大縮小、ペンブラシの変更などをワンタッチでできれば作業効率が飛躍的にアップする。

XP-PEN Artist22には左右にそれぞれショートカットキーが左右8個ずつ、計16個だ。左利きの方でも対応ということだ。

映像ケーブルインターフェイス

XP-PEN 液タブ接続

液タブはパソコンと接続して使用するようになるので映像ケーブルのインターフェースが自分のパソコンとあっているかのチェックは必須だ。

Artist22は上部の画像にあるように、HDMI、DVI、VGAの三種類。最新のUSB Type-Cはない。ただこれまで広く使われているケーブルはすべて対応しているので安心だ。

スタンド:角度可変スタンドが付属

XP-PEN 液タブスタンド

22インチになるとサイズも大きい。

外形寸法 517×321×30mm
発送重量 8KG

個のサイズになるとスタンドは必須。さらに作業時間が長くなると角度が非常に重要なので可変のスタンドが付属しているのはうれしいポイントだ。ワンタッチで角度が変えられるので快適な作業空間を実現してくれる。

XP-PEN Artist22Eの価格

重要なのがやはり価格だろう。ちなみにワコムのCintiq22インチの価格は20万3千円。XP-PEN Artist22EのAmazonでの現時点での最安値がこちら。

ワコム製品の約半値以下で購入できる。価格の安さは大きなポイントの一つだろう。

XP-PEN Artist22Eは買い?

主な仕様の特徴を説明したがまとめるとこうなる。

  • モニターIPS液晶、解像度フルHD
  • 筆圧2048レベル
  • 映像インターフェース:HDMI、DVI、VGA

これらの仕様はワコムのものと比較しても引けを取らない。価格は半値だが使用の数値は非常に優秀だ。

もちろん製品は仕様数値だけでは判断できない。これまでワコムの液タブを使ってきた方がこれに移行すると初めは違和感を感じるだろう。ただ初めて液タブを購入したいが、初めから20万円はハードルが高い、とお悩みの方にはかなりオススメの液タブだ。

ただワコムのCintiq22と比べると書き味、つくりの精巧さでは劣る。ただ半値でこのスペック、特にIPS液晶を搭載し、筆圧2048レベルを実現していることは評価できる。22インチと液タブの中でも最大サイズクラスのものがこの価格で購入できるのは驚きだ。

Amazon,楽天での現在の最安値はこちらからご覧いただける。

実際にこちらのAritst22Eを使ったレビュー記事がこちら。購入して実際に使いだすとどんな線が引けるのか動画も交えてレビューしているのでご覧あれ。

 

XP-PEN液タブArtist10Sの実力

XP-PEN Artist10S

続いて検証するのはXP-PEN Artist10S。液晶サイズが10.1インチとコンパクトなラインナップの液タブだ。まず強調したいのは価格。何とAmazon出の最安値がこちらだ。

記事執筆時点で36,000円だ。これは安い。ワコムのペンタブよりも安い、というかなりの安さは大きな特徴の一つだろう。使えるレベルの仕様なのかをチェックしてみよう。

モニター・解像度:IPS液晶・1280×800

Artist10S液晶

価格は安いがしっかりとIPS液晶を搭載。視野角や長時間の使用にも耐えうる仕様だ。視野角178度と最新の液タブ製品と同レベル。

上記画像で説明されているがバックライトフィルムが搭載されており、グレア強さを56%削減している。映り込みを少なるする仕様となっている。

ペン:筆圧2048レベル・電池不要タイプ

XP-PEN Artist10Sペン

付属のペンは筆圧2048レベル。サイドスイッチは一つだ。筆圧2048レベルと十分な描画能力を備えている。

ファンクションキー:6個

XP-PEN 液タブファンクションキー

本体左側にファンクションキーが6個備わっている。左利きの場合は本体を回転させて、画像設定で画面を回転させれば対応できる。

映像インターフェース:HDMIポート

XP-PEN Artist10S映像ケーブル

映像インターフェースがこちら。HDMIと接続できる。さらにHDMIをmini Displayportに変換するケーブルが付属している。Macを使用している方は大抵サンダーボルトポートがついているのはうれしいポイントだろう。

そして液タブには珍しく本体に画面輝度を調整するボタンが装着されている。持ち運べるサイズなので作業環境に合わせて輝度を調整できる仕様だ。

スタンド:別売

10.1インチにスタンドは付属されていない。外形サイズ、重量がこちら。

外形サイズ 217×136×6mm
重量 998g

重さは1kgを切り、厚さは6mmと激薄。楽々持ち運べるサイズだ。ただ電源が必要なのでACアダプタも持ち運ぶ必要がある。にしてもこのサイズは魅力。

ただスタンドは付属されていない。スタンドは別売で販売されている。アルミニウム合金加工のものでなかなかスタイリッシュなデザインで個人的にはかなり好み。

XP-PEN Artist10Sの価格

先ほども紹介したが価格はとにかく安くコスパはかなりいい!

XP-PENモバイルできる液タブArtist10Sは買い?

何度も繰り返しているがコスパはかなりいい。とにかくこの価格は大きな魅力だ。

ワコムCintiqPro13インチは138,000円なので半額どころではない差が出ている。板タブIntuos Proとほぼ同じ価格なのだ。この価格の安さで下記を実現している。

  • 筆圧2048レベル
  • IPS液晶
  • 薄さ6mm、重量998gのコンパクトさ

持ち運べるサイズの液タブを探しており、価格をとにかく安く抑えたい方にはかなりオススメの液タブだ。10.1インチのIPS液晶だけで考えてもこの価格は安い。

Amazon,楽天市場での最安価格がこちら。

XP-PEN液タブをワコムと比較

もし予算に余裕があって本格的にデジタルペイントをしていきたい、という方にはやはりワコムの液タブがおすすめ。つくりの精巧さ、描画能力、安定感など価格は高いが高品質な液タブを提供してくれるのはやはりワコム一択になってくる。

ただ今回ご紹介した通りXP-PEN液タブ製品の仕様の数値も非常に優秀だ。ワコム以外の他メーカーも健闘している。何よりコスパの高さは必見初めて液タブを購入する方が始めるのに十分な仕様を実現しているおすすめのメーカーだ。

その他ワコム、ワコム以外の液タブ情報

 


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