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【スマホで使えるペンタブ】HUION HS610/HS64をAndroidタブレットと接続してみてのレビュー

スマホと接続して使えるペンタブ、HUIONペンタブHS610とHS64を実機レビューでご紹介する。2019年5月の時点でHUION最新のペンタブだ。筆圧感知や実際の描き味をご紹介。そして初のスマホと接続して使えるペンタブとしての機能も必見だ。実際にAndroidタブレットと接続して使用しているレビュー動画もご紹介。

HUION ペンタブ HS610 / HS64 スペック特徴・価格情報

HUION HS64 スペック情報

HUION HS64 ペンタブ サイズ感

HS64 スペック・価格
作業領域102×63.8mm
本体サイズ200×166×8mm
筆圧レベル8192レベル
重量232g
ファンクションキー4個
反応速度266PPS
傾き検知なし
 スマホ対応あり
価格4299円

 

HUION HS610 スペック情報

HUION HS610 サイズ感

HS610 スペック・価格
作業領域10×6.25インチ
本体サイズ350×211×8mm
筆圧レベル8192レベル
重量600g
ファンクションキー16個
反応速度266PPS
傾き検知±60°
 スマホ対応あり
価格7999円

 

HUION HS610 HS64の特徴を比較

最新機種と同様の書き味 筆圧8192対応

現時点でのペンタブ筆圧感知の最高スペックである8192レベルに対応している。反応速度も同様で266PPSと描き味に関してはどちらも同様だ。

ただ一点異なるのが傾き検知の対応。対応しているのはサイズの大きいHS610のみとなっている。ペン追従性能に関してはHS610が上だ。

初のスマホ対応のペンタブ(Android6.0以上)

こちらが今回紹介する2機種の最大の特徴だ。メーカーの紹介ではOTG機能となっている。On-The-Goの略称。スマホと接続してペンタブで操作できる機能だ。ただし対応OSはAndroid6.0以上。残念ながらApple製品には対応していない。

スマホの画面でペンタブが使いたい!というニーズにがっつり応えた機能だ。どれほどのユーザーにこのニーズがあるのかは分からないが。ただAndroid6.0以上のAndroidタブレットでも使えるはずなのでそうなれば用途が一気に増えそうだ。

では実際にこの2機種を接続して使用してみる。

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HUION HS64 実機レビュー

まずは梱包からご紹介。かなりコンパクトサイズだ。

HUION HS64 ペンタブ

梱包内容一覧がこちら。

HUION HS64 ペンタブ 梱包内容

  • ペンタブ本体
  • バッテリーレスペン
  • ペン替え芯8本
  • MicroUSB ー USB TypeAケーブル
  • OTG変換ケーブル
  • マニュアル

こちらもパソコンさえあればすぐに始められるようになっている。ペンたては付属されていない。

実際使っている画像がこちら。本体は非常に軽くて、持ってみると軽っ!と驚くくらいの重量だ。持ち運びは全く問題ない。本体厚さも8mmなのでカバンの中でもかさばらずに便利に持ち運べるサイズ感だ。

HUION HS64 ペンタブ レビュー

実際に書いてみると筆圧感知や反応速度は現時点での最高スペックのペンタブと全く同じ。ただ描画可能範囲が狭いので、ペン先の反応はかなりシビア。簡単なお絵かきであれば問題ないが、本格的にデジタルペイントを楽しみたいなら物足りなく感じるサイズ感だ。

ただ付属ペンは持ち運び用の簡易版のペンというよりも本格派仕様のペン。コンパクトサイズのペンタブには細いチープなペンが付属している製品が多い中で、しっかりとしたデザインと握り心地のペンを付属しているのは評価できる。ということでサイズは小さいが描き味は本格派のペンタブとなっている。

ペンタブをAndroidタブレットと接続して使ってみる

HUION HS64 使い心地

せっかくなのでHUION ペンタブ HS64の最大の特徴であるAndroidタブレットと接続して使用してみる。接続は簡単で端子を使っているタブレットの差し込み口に合わせてつなぐのみ。ケーブル自体はUSB-Aだが変換ポートが付属されている。こんな感じで2種類に対応。

HUION HS64 ペンタブ 接続

ということでメーカーの説明書では本来スマホに接続することを想定しているようだが、Androidタブレットに接続して使用してみた。設定に関してはタブレット側にインストールするものは何もなくただ接続するだけでペンで操作できるようになった。

HUION HS64 ペンタブレット

実際に使ってみた様子の動画がこちら。

反応速度や筆圧がしっかりと反映されていることをお分かりいただけるかと思う。反応速度は使っているタブレットの処理能力によるが、検証機のCHUWI Hi9 Airでは全くもたつくこともなくサクサクと描画できた。しかも動画でも検証しているがペンを離すとタブレットとしてタッチに対応しているのでキャンパスのズームや回転もお手の物だ。ペンタブを使いながら画面を左手で操作するという新しい感覚を楽しめる。

ただ、問題点がひとつ。

タブレット側にドライバを入れていないのでペンタブとタブレット側画面の比率の調整ができない。縦横比の調整がうまくできないのがウィークポイントだ。つまりペンタブ上では真円を描いているので画面上では楕円形に描かれてしまう状態。これを改善できるソフトもありそうだがまだ見つけれていない。。。

ただペンタブをスマホやタブレットに接続するだけですぐに使用できる手軽さは好印象。しかも筆圧感知、反応速度共に問題ない。正直この新機能の説明を見た時は、こんな機能使うかな?と疑問に思ったが実際に使ってみるとこれはすごい!と素直に思えた。とくにペンを板から離して、タッチでキャンパスを回転させたり色を変えたりという操作ができるのは新感覚だ。

これイイです。

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続いてHUION HS610の実機レビューがこちら。

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HUION HS610 実機レビュー

まずは梱包がこちら。シンプルなデザインだ。

HUION HS610

梱包内容がこちら。

HUION HS610 梱包内容

  • ペンタブ本体
  • 充電不要ペン
  • ペンスタンド
  • 替え芯8本
  • MicroUSBーUSB A ケーブル
  • マニュアル
  • OTG接続端子2種類

パソコンさえあればすぐに使えるようになっている。この機種にもAndroidスマホと接続して使うための変換ケーブルも梱包されている。パソコンにインストールする必要のあるドライバCDはなくダウンロードして手に入れる仕様。

付属のペンがこちら。筆圧8192レベル、傾き検知対応のバッテリーフリーペンだ。

HUION HS610 ペン

グリップ部分にショートカットキーが2つ付属。グリップ部分がゴム素材で滑りにくくなっている。普通のボールペンよりも少し太めの設計。大抵ペンタブのペンは太めに設計されている。太めの方が疲れにくくて長時間使用に適しているからだ。

実際描いている様子がこちら。ペンタブ描画可能範囲のサイズ感を大体つかめるかと思う。

HUION HS610 レビュー

実際の描き味は先ほどのHS64よりも摩擦係数が高めで描き心地はこちらが圧倒的に良い。

本体左側にはファンクションキーが設置されている。中央にあるのは指を円状に滑らせて使用できるファンクションキー。キャンパスの拡大/縮小や上下スクロールを割り当てて操作できる。より直感的に操作できるのは嬉しいポイントだ。

HUION HS610 タッチホイール

こちらもHS64と同様にタブレット接続しても使用できる。

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HUION ペンタブ HS610/HS64 まとめ

HUION HS64

以上実機レビューでHUION最新の2機種をご紹介した。描き味はどちらも8192レベル筆圧感知、そして反応速度も申し分ない最高レベルだ

2機種の違いの最大の違いは描画範囲のサイズだ。簡単にお絵かきを楽しんでみたい、毎日持ち運んでスマホを使ってペイントしたいという方は小さいサイズのHS64がおすすめ。価格も4000円程度と手に取りやすい価格設定だ。Androidタブレットと接続して外出先でちょっとお絵描きという使い方もできる。ペンタブの新しい使い方を提案している。

ただ家でがっつりパソコンに接続して本格的にデジタルペイントを始めたいなら大きいサイズのHS610がオススメだ。ファンクションキーの数や種類も豊富なので作業効率はHS610が圧倒的に良い。価格を比較するとおよそ2倍の8000円だが、サイズ、傾き検知対応、ファンクションキーの数など妥当なスペック差がある。

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  • この記事を書いた人

PentabletClub

Pentablet Clubはペンタブ、液タブに特化したレビューサイト。運営者NAKATAは液タブを追い続けて6年になるWebエンジニア。WacomやXPPEN、HUION等のレビュー、最新情報をいち早くシェア!2017年から各メーカー液タブをレビュー中。【レビュー総数 / ペンタブ:22台 / 液タブ:34台】