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HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)の開封レビュー。13.3インチ液タブとしては珍しいQHD解像度、2.5kだ。HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)を実際に使ってみての動画もあるので是非ご覧あれ。筆圧感知、ペン追従性能、フルHD解像度の液タブとの違いも検証する。
HUION Kamvas Pro 13 (2.5k) の価格|特徴をレビュー
HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)とは中国深センのペンタブ、液タブのメーカーから発売された13.3インチ液タブ。これまではワコム液タブが最高スペックで、それに次ぐスペックを安く販売するのがワコム以外メーカー、という印象だった。
ただ今やワコム以外のメーカーのスペックも日々進歩を続けている。今回紹介するHUION Kamvas Pro 13 (2.5k)もそのひとつで、最大の特徴がこちら。
液晶13.3インチ 解像度QHD (2560*1600)
実は今発売中の液タブで、解像度2.5kスペックの製品はかなり少ない。これまでは4KとフルHDのみだった。4Kのネックは価格ぐっと高くなること。価格は倍以上なのでなかなか手が出せなかった。ただ2.5Kだと価格も抑えられている。
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ちなみに同サイズで解像度フルHDのHUION Kamvas pro 13は価格が36,000円。価格差10,000円なので十分検討の範囲内だ。
解像度フルHDとQHDとの違いの一つがメニュー画面を小さく表示できること。上側がHUION Kamvas Pro 13 (2.5k)QHD解像度、下側がフルHD。使用ソフトウェアはクリスタだ。
画像で見ると下側の方がディスプレイが小さく見える。上側のQHD解像度はメニュー画面が小さくなるので、キャンパスが広く取れているからだ。メニューを小さく表示できる以外にも、もちろん色も鮮やかでより鮮明な表現になっていた。
もう一つの特徴がこちら。
沈み込みが浅くなった新型ペン
新型ペンもこの製品を選ぶ理由の一つ。比較対象は同じHUIONのペンなので、これまでHUION製ペンタブや液タブを使ったことのない方にとってはあまりピンとこない部分かもしれない。
HUIONのペンタブのネックとされていたのはペン先の沈み込みが深いことで生まれる芯のぐらつきだった。ワコムペンタブのペンはペン先を押し付けてもほぼ沈み込みがなかったのでより安定した描き味だった。HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)ではそんなウィークポイントを改善している。
具体的な数値で言うと、内部の磁気コアが6ミリから3.5ミリに改良。従来のペンよりもぐらつき沈み込みを抑えている。
こちらが付属ペン。
ペンのスペックは他機種と同じ最高スペック。太めのデザインで、グリップ部分にサイドスイッチが2個、テール部分にはない。
筆圧 | 8192レベル |
傾き検知 | ±60度 |
ペン立てと替え芯も付属している。
ペン芯が2種類入っていて、摩擦係数の高いフェルトペンも試すことができる。こちらもHUIONとしては新しいオプションだ。
HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)の接続方法
接続方法はパソコン側のインターフェイスによって違ってくる。まず液タブ本体側にUSB-Cが搭載されていればその一本で完結できる。
この表では液タブから線が2本出ている。一本はパソコンとの接続、もう一本は電源供給のためのものでコンセントへ接続する。ただパソコンの仕様にもよるけれど電力供給ができるタイプであればコンセントへの接続も不要。
自分の環境、(Mac Mini 2018)の場合はUSB-C一本だけで問題なく動作した。接続がかなりシンプルなので手軽に接続を外して片付けられるのは嬉しいポイント。デスクスペースがそれほどなくても、必要な時にだけ出せば良いので使い勝手が非常に良かった。
本体の重量、サイズ感も13.3インチなので非常にコンパクト。
重量1キロなので持ち運びも楽々だ。
では実際に描いてみての描き心地をチェックしよう。
液タブ Kamvas Pro 13 (2.5k)の描き心地レビュー
まずは13.3インチディスプレイのサイズ感。A4用紙を上に置くとこのくらいになる。(画像内の15.6インチと言うのは誤りです。申し訳ありません。)
実際に描いている様子がこちら。Youtubeに動画が上がっているのでご覧あれ。ペン追従性能や筆圧感知の様子はこちらでチェックを。液タブで気になるペン先と描画位置の視差もチェックできる。
➡️YoutubeでHUION Kamvas Pro 13 (2.5k)の動画を見る!
HUION Kamvas Pro 13 (2.5k)レビューのまとめ
実際に使ってみての感想をレビューした。数ある液タブの中でKamvas Pro 13(2.5k)を差別化させているのがこちら。
- 13.3インチでは珍しいQHD高解像度
- ペン先のぐらつきを抑えた最新型のペン
- 価格46,000円の高コスパ
解像度がフルHDだとちょっと心もとなく感じる。ただHUION Kamvas Pro 16 (4k)だと価格は約10万円。そんな中QHD解像度ならフルHDの液タブにプラス1万円で手に入れられる。ペン描画性能などの描き味に関してはHUIONの最高スペック4Kモデルと同じなので心配ない。こう考えるとコスパ的に満足度の高い製品だ。
HUIONの製品群の中ではちょうど真ん中の程よいスペックのKamvas Pro 13(2.5k)。現在のAmazonなどの価格はこちらからチェックを!
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