HUION 液晶タブレットの選び方

液タブメーカ―HUION(フイオン)深セン製造現場視察して感じた品質管理の高さ

HUIONは今急成長中のペンタブレット、液晶ペンタブレットメーカー。所謂中華ペンタブメーカーだが製造現場での品質管理はどうか。今回お招き頂き実際にHUION本社のある深センで製造現場を見てきたので許可をいただいた画像も交えてご紹介する。

HUION(フイオン)とは

HUION(フイオン)は中国深センに本社を置くグラフィック関連企業。中国が国として推している国家重点扶持的高新技術企業の一つ。プロフェッショナル用ペンタブレット、液晶ペンタブレット、トレース台などの製造販売を行っている。現在中国国内や北米、そして日本、韓国、インドネシア、カンボジアなどアジア諸国でも一定のユーザーを得ている。

中国国内ではイラスト用のペンタブ・液タブはもちろん銀行などで使うサインタブレット、教育機関で用いるホワイトボード代わりの巨大液タブ等も製造販売している。

他ペンタブメーカーとの比較

ペンタブレットとなるとやはりワコムと比較することになるが、特徴は価格の安さ。そして比較的高い製品スペックだ。他中華液タブメーカ―と比較すると、日本に代理店があることや日本語サポート保証があること、自社にて製品開発製造していることで他メーカーよりも一歩抜きんでており大注目のメーカーだ。

HUIONの製造現場視察

今回HUION深セン本社にお招きいただいた。日本語の流暢な通訳の方もおり、実際の製造現場まで見せていただいたので掲載許可を得ている画像も交えてご紹介する。

液タブ、ペンタブの製造現場

液タブ、ペンタブの製造ラインがこちらだ。

工場内はいくつものラインに分けられており整然としていることが確認できる。定期的に国内外の企業や大学から見学に訪れているようなので製造管理を公開できるほどの品質を保っているということだろう。

液晶部分を取り扱うブースはまた別箇所となっている。

出荷を待つ製品たちが並ぶ。

ここから中国国内や北米、韓国、アジアなど各国へ発送されるようだが、日本へ発送される製品には日本語のThank youカードが添付される。日本語でのメール、スカイプでのテクニカルサポートも完備している。

液タブ液晶の品質管理

こちらは出荷する前の液タブの品質をチェックする部門。出荷する前にすべての液タブを24時間液晶表示させ不具合が発生しないかをチェックしているとのこと。液晶品質管理の様子を垣間見ることができる。

今後のHUIONにも期待

現在のHUIONの売れ筋の製品はこちらでまとめてご紹介しているが、今後の製品展開にも期待だ。

近いうちに新しいラインナップも販売開始されるとのこと。HUIONの最新製品の詳しいスペックや発売時期について、いち早くプレス情報としてこちらPentablet.Clubへ情報をいただけることとなった。今後も新製品の情報が入り次第すぐにこちらでご紹介する。

記事更新情報についてはTwitterをご利用ください。

現在販売中の売れ筋がこちら

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PentabletClub

Pentablet Clubはペンタブ、液タブに特化したレビューサイト。運営者NAKATAは液タブを追い続けて6年になるWebエンジニア。WacomやXPPEN、HUION等のレビュー、最新情報をいち早くシェア!2017年から各メーカー液タブをレビュー中。【レビュー総数 / ペンタブ:22台 / 液タブ:34台】