液タブの中でも指操作ができるタイプのおすすめをご紹介。そもそも液タブでタッチ機能は必要?どちらにしてもデジタルペイントで左手をどう使うかは大切なポイントだ。左手デバイスにするか、タッチ機能搭載の液タブにするか。。。悩みどころだけど、現時点で信頼できる指操作ができる液タブを4台紹介。
指操作ができる液タブ|タッチ機能は必要か
液タブは基本的にはペンでのみの操作が可能。今発売されているほとんどがタッチ機能は非対応だ。もちろんタッチ機能があるタイプの液タブは価格が高い。それでもタッチ機能搭載の液タブを選ぶべき?
液タブにタッチ機能は必要?
タッチ機能があればできることはもちろんたくさん。普段iPadやMacのトラックパッドを使っている方はその便利さに気づいているはずだ。
ちなみに現在タッチ機能搭載でおすすめできる液タブはワコムのものだけだけど、ワコム製品はマルチタッチにも対応している。なので指1本のシングルタップから指4本でのスワイプまでできることは様々だ。
これはその中のほんの一部。
普段iPadでしているように2本の指を広げるようにして画面を拡大させたり、逆に窄めて縮小もできる。2本の指を回転させるようにスワイプして画面の回転もOK。(ワコムジェスチャーガイド)
ということで右手でペンを持って、左手でタッチ操作をすれば液タブでの作業効率は間違いなく上がる。これまで右手のペンでペンの種類や太さを変更していた操作を左手の指でできる。無駄な動きが減って疲れ方も違ってくるだろう。
液タブで描画する時に左手をどう使うかがカギ
たくさんの絵師さんが愛用しているのがいわゆる左手デバイス。こちらの記事でいくつかおすすめを紹介している。
液タブの作業はペンで描く以外の操作回数の方が圧倒的に多い。液タブの使用中に左手で何をするかは大切な要素だ。左手デバイスを使ってする方が良いか、直接画面をタッチしてする方が良いかは人によって好みが分かれるところ。自分がどっちのタイプなのか考えるのがベストバイのカギになりそうだ。
指操作(タッチ機能)ができるおすすめの液タブ
指操作ができる液タブをご紹介。すべてワコム製なので製品のクオリティの高さは間違いない。ちなみに価格はすべてワコムストアの価格。Amazonや楽天の方が安い場合もあるので要チェックだ。
Wacom Cintiq Pro13 (DTH1320)
価格 | 94,520円 |
液晶 | 13.3インチ |
解像度 | フルHD |
筆圧感知 | 8192レベル |
価格とサイズ的に一番購入しやすいのがこちら。13.3インチなので少し小さめサイズ感の液タブになるが用途が漫画やアニメの作成で、手首を使って描くタイプの方であれば十分な大きさ。
購入はメーカーページの公式ワコムストアかAmazonや楽天。今ならワコムストアでの購入で無償保証が2年に延びるキャンペーンを実施しているので、他店舗と価格差をチェックして選ぼう。➡️ワコムストアで価格を見る
Wacom Cintiq Pro16 (DTH1620)
価格 | 184,800円 |
液晶 | 15.6インチ |
解像度 | 4K 3840*2160 |
筆圧感知 | 8192レベル |
続いてワンサイズ大きい15.6インチの液タブCintiq Pro16。液晶サイズの他にも解像度が4Kに対応している点が13.3インチと大きく異なる部分。画素ピッチや色域もさらにプロ仕様になっている。
今回紹介する中ではデスクスペースをそれほど取らず、持ち運んで作業できるサイズ感の中で一番大きい液晶の液タブだ。➡️ワコムストアで価格を見る
Wacom Cintiq Pro24 (DTH2420)
価格 | 316,800円 |
液晶 | 23.6インチ |
解像度 | 4K 3840*2160 |
筆圧感知 | 8192レベル |
ここから液晶サイズがグッと大きくなって23.6インチ。デスクに置いたときの存在感が桁違いの液タブだ。こちらも4K解像度で大きな液晶でも美しい表示で作業できる。このサイズ感になるとペンの種類を変えたりするメニューウィンドウへの距離も長くなるのでタッチ機能があればかなり助かる。
下で紹介するDTH3220もそうだが、上位機種の最大表示色は10億7,374万色。15.6インチ以下のものの最大表示色が1667万色なので桁違いの描画となる。カラーキャリブレーションを適切にしてプロがガチの現場で使える最強の液タブだ。➡️ワコムストアで価格を見る
Wacom Cintiq Pro32 (DTH3220)
価格 | 404,800円 |
液晶 | 31.5インチ |
解像度 | 4K 3840*2160 |
筆圧感知 | 8192レベル |
最後に紹介するのがワコムの最大にして最強の液タブDTH3220。液晶31.5インチというなかなか目にすることのないレベルのサイズ感だ。大きなキャンパスを開いて作品を作りたいプロの方が選ぶ間違いなく最高位スペックの液タブ。➡️ワコムストアで価格を見る
以上タッチ機能搭載の液タブおすすめ4台をご紹介した。自分に合ったベストバイをして快適なデジタルペイントを楽しんでいただければ幸いだ。