液タブとは?ペンタブとは何が違うの?初心者が選ぶならどっちがいいのか、製品の特徴、価格、使い方を比較してメリット・デメリットをご紹介する。
液タブ(液晶ペンタブレット)とは?ペンタブレットとの違い
液タブは液晶に直接ペンで描く
使っている時のイメージはスマホやiPadと全く同じ。ディスプレイに付属のペンを使って直接書き込める。ペン先を画面の近く1cmまで持っていくとポインタを動かすことができて、ペン先を画面に着けるとマウスでクリックしたことになる。
ペンタブは目線はディスプレイ、描くのはペンタブ本体
マウスをペンに持ち替えて操作できる。 マウスを使っているときはパソコンの画面の中のポインタが移動するのを見ながら操作する。ペンタブも同じ。ペンを移動させるとパソコンの中のポインタが移動する。ペンタブ本体にペン先を1cmまで近づけると画面上のポインタを移動させられて、ペン先をペンタブにつけるとマウスでクリックした状態になる。
液タブとペンタブどっちが使いやすい?
実際に紙に書くときと同じ目線・姿勢で描けるのは液晶タブレット。どちらかというと初心者の方がすぐに慣れるのは液タブだ。
ペンタブレットの使い始めは慣れるまでに少し時間がかかるかもしれない。ただテレビ番組で蛭子さんが初めて使っていたのだけれど、すぐに慣れていた。プロの漫画家とはいえいい年のおじいちゃんで、電子機器に疎そうな蛭子さんでもすぐに使いこなしていたのが印象的だった。蛭子さんで大丈夫なら大抵の方は大丈夫!なはず。
液タブとペンタブどっちが安い?
ペンタブが安い!
ペンタブは安いものなら5千円から。高いものでも5万円ほど。液タブは最も安くても3万円から。高いものなら30万円以上。どちらもサイズが大きく慣れば大きいほど値段も高い。
ただ液晶タブレットの場合安くても3万円から、高いものだと30万ほどの価格帯になっている。一般に液晶のサイズが大きくなれば大きくなるほど値段も高くなる。Amazonでのペンタブ、液タブの価格がこちらだ。
液タブとペンタブのメリット・デメリット
液晶タブレットとペンタブレットの違いをチェックしてきたけれど、初心者におすすめなのはどっち?それぞれのメリット、デメリットをチェックしよう。
ペンタブのメリット・デメリット
デメリットを簡単にまとめると、慣れるまで時間がかかる、ということ。特にこれまでパソコンを使ったことがない人は、手元を見ずに操作することに違和感を感じるかもしれない。
ただ価格が手頃なので初心者の方がデジタルペイントがまず初めて見るまでのハードルが低い。今おすすめのペンタブを紹介してる記事がこちら。
液タブのメリット・デメリット
初心者の方も簡単に操作できる。意外に感じられるかもしれないけれど、操作感はペンタブよりもアナログでのペイントに近い。より直感的に操作できるので、デジタル機器に疎い方でもすぐに慣れることができるはずだ。
今売れ筋の5機種を厳選してご紹介している記事がこちら。液タブに興味がある方はこちらからどうぞ。
ちなみに多くの方が感じる疑問。液タブとiPadとの違いも最後に見てみよう。
液晶タブレットとiPadとの違い
液晶タブレットを買うならiPadでもいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれないが製品の作りとしては全く異なる。iPadはパソコンと接続せずにiPad内に入っているソフトを使って絵を描ける。だが液晶タブレットの場合は単体では何もできないのだ。パソコンの液晶と同じでパソコンと接続して初めて利用できる。パソコンに入っているペイントソフトを液晶タブレットで出力してそこにペンで描画ができる。
ただ最近はiPadと同じように液晶タブレットにOSが搭載されているタイプの製品もある。ワコムから出ているMobileStudioProという製品でこちらはWindowsOSが搭載されている。なのでこちらはiPadと同じように単体で使うことができる。