iPhone8の発売時期に注目が集まっている。10周年を迎える2017年に合わせて新たな進歩を遂げたiPhone8が発売される。発売時期が9月になることについても説得力のある情報が出てきたのでご紹介する。発売時期とともに気になるのは入荷して手にできる時期だが、残念ながらさらに遅れそうな気配だ。
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iPhone8の発売時期は2017年9月ごろか
KGI証券のクオ氏による情報だが、発売は2017年9月が濃厚。Apple新製品の例年通りの発表の時期になりそうだ。これは改めて言うほどの情報ではないが、10周年だけに特別イベントが開かれ、それに合わせて発表されるのでは?と噂されていたため例年通りという情報が意外に聞こえる不思議な現象が起こっている。
ただ、ユーザーにとっても最も大切なのは実際に手にできる入荷時期のはずだ。
iPhone8の発売時期よりも本格製造開始時期が遅れる?
こちらも同クオ氏の情報だが、本格的に製造開始されるのが2017年10月になるとのこと。実際にユーザーが手にできるのはさらに後にずれ込みそうだ。理由としてはiPhone8に搭載される新要素のため。OLEDディスプレイを搭載することや3Dセンサー、3D Touchモジュールといった新機能のため製造が複雑化し製造遅れの原因となっている。
ではなぜ無理をしてでも9月に発表されるのか。一つは10周年という区切り、もう一つは新型のiPad Pro2と関係している可能性がある。iPad Pro2の新技術としてホームボタンを廃止して全画面ディスプレイデザインがある。Appleの主要製品は何といってもiPhone。iPad Pro2の発表を先にしてしまうと、iPhone8発表時のインパクトが弱まってしまう。
本格製造開始に間に合わなくても先にiPhone8を発表し、そのあとにiPad Pro2を発表、発売開始したいのかもしれない。
発売発表時期よりも本格製造開始時期が遅れることで出るリスク
iPhone8本格製造開始が遅れることでユーザーの購買意欲が一番高まる発表開始直後の好機を逃すことになる。極度の品不足にユーザーの不満も高まりそうだ。それに伴うテンバイヤーの対応にも追われることになるだろう。クオ氏はこの品不足の影響なども加味し2017年通年のiPhoneシリーズの販売台数予測を1億1000万台から9000万台へ下方修正している。
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iPhone8のデザイン、価格情報で寄せられている情報まとめ
これまで多媒体でiPhone8のデザインや仕様について予想がされているが現時点であがっているものがこちらだ。
- 前面ガラス製デザインで初代iPhoneの水滴型へ回帰
- A11プロセッサを搭載、省電力化をすすめる
- ホームボタンを廃止しフルディスプレイに
- ToutchIDを画面に内蔵
- 価格1000ドル以上
- ワイヤレス充電対応だが充電器は別売
- 有機ELディスプレイ搭載
すべてが実現することはないかと思うがどちらにしてもAppleからの新製品に期待が高まっている。
参照:MacRumors.画像:ConceptsiPhone