液タブで使えるエルゴトロン製おすすめモニターアームをランキングでご紹介する記事。液タブを使ったデジタルペイントにおすすめのモデルを編集部が厳選した。モニターアームとは何か、失敗しないための選び方なども合わせてご紹介。
モニターアームとは?
モニターアームとは、PCモニターをデスクに取り付けモニターの位置や角度を自由に変えるためのアイテム。以下がその主なメリット。
- モニタースタンドよりも調節範囲が大きい
- デスク上のスペースをスッキリ広く確保できる
- レイアウトをすぐに変更させやすい
デスクの上にモニタースタンドがない分レイアウトがスッキリして作業にも集中しやすい。掃除が楽になるのもメリット。調整できる範囲が広い分長時間のPC作業でも疲れにくい姿勢をキープできる。
液タブを使用するユーザーは使用時間が長い方が多いはず。疲れにくい角度で作業できるかどうかは大切な要素だ。ということでモニターアムを使っている液タブユーザーは非常に多い。
ではまず液タブユーザーかどうかに関わらずモニターアームを選ぶときに注意するポイントを見てみよう。
モニターアームの選び方
おすすめの選び方①対応サイズ
最初に考えておくべきなのはモニターアームが対応できるモニターサイズ。これはおすすめというよりマストだ。対応サイズよりも大きものを無理に取り付けたりすると可動範囲が狭くなるばかりか最悪の場合落下、破損ということもありえる。
また2つのモニターを並列設置するモニターアームであれば、2台目が取り付けられなくなることがあるので注意が必要だ。
おすすめの選び方②マウント方法
モニターアームのマウント方法も購入前にチェックすべきポイント。マウント方法は大きく分けて以下の2つ。
- クランプ式
クランプでデスクを挟んで固定するタイプ。簡単に取り付け取りはずしができるのがメリット。デスクの端っこに設置するため、天板の薄いデスクだと変形してしまうことがあるので注意。
- グロメット式
デスクに10〜50mmほどの穴を開けて設置する方法。一般的にクランプ式より耐荷重量が高く安定している。デスクとの設置面がすっきりしているのもいい。ただしデスクに穴を開けるので設置自体が少々面倒。後で設置場所を変更することができないというデメリットもある。
- ウォールマウント式
壁にモニターアームを取り付けるタイプ。デスクをたまに動かして別用途で使うという人、デスク上のスペース確保を最優先したい人ならこの方法がおすすめ。ただし、壁に穴を開ける必要があるのでアパートやマンションでは難しい。グロメット式以上に設置には覚悟が必要。
取り付けたいディスプレイの数やサイズにもよるが、筆者個人としてはクランプ式がおすすめ。最近のディスプレイは軽量化されているのでクランプ式で十分。デスクに穴を開けてしまうというのもやはり抵抗がある。
おすすめの選び方③耐荷重
こちらもチェックすべき大切なポイント。耐荷重以上のモニターを取り付けると、モニターアームの関節部に大きな負担かかかって破損や変形もあり得る。実際に取り付ける重量は安全余裕を見たほうがいい。自分が取り付けるモニターの重さよりも3キロほど余裕を見ておくのがベスト。
特に液タブで使用したい方は対荷重に注目して購入する必要がある。描画するときに液タブがぐらついては作業が進まない。ある程度の対荷重の製品を購入するか、液タブ本体を机に接地させて安定させるなどの工夫が必要だ。
おすすめの選び方④複数モニターのレイアウト
「モニターアームで複数ディスプレイにしてみたい!」という方に。複数モニター用のモニターアームでは、どんなレイアウトができるかもチェックしておこう。横一列に並べるものから上下2段にレイアウトできるものなど様々。
ちなみにデュアルディスプレイであれば、それぞれのアームが独立していてモニターごとにセパレートさせることができるのもが多い。液タブなどでの作業と並行して行うならモニターを自由にレイアウトできるこちらの方がおすすめ。
エルゴトロンおすすめモニターアームランキングBEST5
ここからはおすすめのモニターアームをランキングでご紹介。特に今回は編集部が注目しているオフィスアイテムのメーカー、エルゴトロンのモニターアームを厳選。
まずは液タブを設置して使いたい方におすすめなのがこちら。
→エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム。耐荷重が3.2kg~11.3kgと余裕のある設定なのでデジタルペイントで使うならこのレベルのモニターアームがおすすめ。
おすすめモニターランキングBEST5 エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム 長身ポール
こちらのエルゴトロン LX デスクマウント 長身ポールは顧客満足度1位。残念なのはグロメットマウントをするには別売りのパーツを購入する必要があるという点。スタイリッシュデザインで基本的なスペックは全て一通り揃っているという感じ。
価格 | 18,580円 |
重量 | 4.4kg |
最大スクリーンサイズ | 34インチ |
耐荷重 | 3.2kg~11.3kg |
アーム可動域(パン/チルト) | 360°/±75° |
マウント規格 | VESA:MIS-D、MIS-C(100x100㎜、75x75㎜) |
おすすめモニターランキングBEST4 HXデスクデュアルモニターアーム
横一列に並べたモニターレイアウトが好きな方にはこちらのHXデスクデュアルモニターアームがおすすめ。ちょうど真ん中にハンドルが付いているので、片手で簡単に2台のモニターを動かすことができる。ベゼルレスモニターを使って画面拡張をすれば使い勝手は格段に良くなる。
ただし1台あたりの最大荷重が低い分、取り付けるモニターとの相性は前もってチェックしておこう。
価格 | 55,005円 |
重量 | 6kg |
最大スクリーンサイズ | 32インチまで |
耐荷重 | 9.9kg(1台あたり最大5kg) |
アーム可動域(パン/チルト) | 360°/±75° |
マウント規格 | VESA:MIS-D |
おすすめモニターランキングBEST3 エルゴトロン LX ウォールマウントアーム
こちらはウォールマウントタイプのエルゴトロン LX ウォールマウントアーム。長いアームで成人の9割以上の人が最適な角度でPC作業ができるよう設計されたエルゴノミクスデザイン。使わないときは壁側に収めておくことができとてもコンパクト。
価格 | 19,475円 |
重量 | 2.5kg |
最大スクリーンサイズ | 34インチまで |
耐荷重 | 3.2kg~11.3kg |
アーム可動域(パン/チルト) | 360°/±75° |
マウント規格 | VESA:MIS-D、MIS-C (100x100mm、75x75mm) |
おすすめモニターランキングBEST2 エルゴトロン MXVデスクデュアルモニターアーム アルミニウム
セパレート式デュアルモニターレイアウトを求める人にはこちらのエルゴトロン MXVデスクデュアルモニターアームがおすすめ。アームが独立しているので、用途に応じで1台で使うこともできる。耐荷重の高さと可動域の広さも独立アームだからこそできる自由度の高さ。
価格 | 38,563円 |
重量 | 4.9kg |
最大スクリーンサイズ | 24インチまで |
耐荷重 | 18.1kg(1台あたり最大9.1kg) |
アーム可動域(パン/チルト) | 180°/180°(前後90°) |
マウント規格 | VESA:MIS-D、MIS-C(100x100mm、75x75mm) |
おすすめモニターランキングBEST1 エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム アルミニウム
今回の1位はエルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム。耐久性が非常に高くこちらは品質重視で1万回の動作チェック済み。しかもアマゾンではセール中に25%オフになることがあるので定期的にチェックしておこう。ちなみに、エルゴトロンのモニターアームのほとんどは購入後10年間の品質保証付きだ。
今後モニターを増やす必要がないならコンパクトでハイコスパなこれが一番おすすめ。
価格 | 18,741円 |
重量 | 3.6kg |
最大スクリーンサイズ | 34インチ |
耐荷重 | 3.2kg~11.3kg |
アーム可動域(パン/チルト) | 360°/±75° |
マウント規格 | VESA: MIS-D、MIS-C |
エルゴトロンおすすめモニターアームランキングまとめ
今回はエルゴトロン製おすすめモニターアームをランキング形式でご紹介した。
- 「使いやすいデュアルモニターレイアウトにしたい!」という方。
→エルゴトロン MXVデスクデュアルモニターアーム アルミニウムがおすすめ。独立アームで各モニターでの角度が調整可能。
- 「ハイコスパ、シンプルにデスクスペースを広くしたい。」という方。
→エルゴトロン LX デスクマウント モニターアーム アルミニウムがおすすめ。液タブ作業の際にはちょうどいい使い勝手のモニターアーム。
この機会にぜひ一度、自分の作業環境にぴったりのモニターアームゲットして欲しい。