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XP-PEN G960実機レビュー|Zoomなどオンライン会議におすすめ

XP-PENの新型ペンタブStar G960を実際に使ってみてのレビュー。イラストはもちろんZoomを使ってのWeb会議などオンラインでアイデアやデザインを直感的に伝えるためにも使えそう。XP-PEN Star G960の使い心地や価格、スペックなどをご紹介。

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XP-PEN ペンタブStar G960価格・スペック

XP-PENから手頃な価格で購入できるペンタブが発売された。Star G960だ。価格は、

  • 6000円

主なスペックのまとめ。

  • 本体寸法:319.5*209.5*10mm
  • 描画エリア:212x135mm
  • ペン筆圧:8192レベル
  • ペン傾き検知:なし
  • ショートカットキー:4個
  • スマホ接続:Android対応

 

手を出しやすい価格帯と程よいサイズ感で初めてのペンタブ導入におすすめ。ただ筆圧感知は最高スペックの8192レベルだ。実際に使って見ての使用感やサイズ感をレビューでご紹介。

XP-PEN ペンタブ Star G960 実機レビュー

梱包は非常に簡単で化粧箱ではない。コストカットが図られていて価格6000円になっている訳なので納得。まぁ開けたら捨てるだけだからいいよね。梱包内容一覧がこちら。

  • ペンタブレット本体
  • ペン
  • ペン芯抜き
  • 替え芯10本
  • クイックガイド
  • 3本指グローブ
  • USB A - USB Cアダプター
  • USB A - Micro USBアダプター

ドライバのCDは入っていなくてメーカーのページからダウンロードする形となっている。

本体の詳細デザインを見てみよう。本体のサイズ感がこちら。

描画が可能なエリアは212×135mm。結構ひろいので24インチくらいの液晶で使っても全然OKだ。16インチくらいのノートパソコンと接続する分には広すぎるかもしれない。その場合は設定で描画可能範囲を設定出来るので安心だ。

そして本体サイドにファンクションキーが4つ配されている。

押してみるとペチペチ音がして、押した!感の強いボタン。押すときに結構力がいるタイプのものだ。

次にちょっと新しいのがケーブル仕様。普通のペンタブ、例えばワコムやHUION、XP-PENの他モデルのペンタブはケーブルが抜き差しできるタイプのものだが、G960はケーブルが固定されていて抜き差しできなくなっている。

この仕様は正直目からうろこだった。どうせケーブル接続は必須なのだから抜けない仕様でも全く問題ないのだ。抜き差しできる=持ち運びがしやすい。と言うメリットがあるかもしれないが、ペンタブを持ち運ぶ機会もそれほどない。これでコストをカットできるならユーザーとしては大歓迎だ。これは他のメーカーも追従するのでは?と思える良改変だった。続いてペンの紹介。

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XP-PEN G960 付属ペン

付属のペンがこちら。Apple Pencilと比較するとこうなる。

Apple Pencilとほぼ同じ太さとなっている。ただ重量は非常に軽い。え?これほんと持ってる?と感じさせるくらいの軽さ。素材はプラスチックだ。ペンテール部分がこちら。

テール部分にストラップをつける用の穴が空いている。紐をつけるのかな?他にペンの握る部分にサイドスイッチが付属している。

サイドスイッチは一つだけ。ということで簡略化されている。

ペンを実際持って見ての感想だが廉価版の手軽に購入できるペンタブというだけあってペンのチープ感は正直否めない。これまでワコムのプロペンなどを使ってきた方にとっては安っぽさを感じてしまうのは避けられないこと。

ということでG960の対象ユーザーはペイントを本格的に楽しみたい方ではなくて、既存文書へのメモ書きやオンライン接続での板書などさくっとペン操作を試してみたいという方向けのコスパ最優先の製品だ。このニーズにがっつりはまるユーザーはかなり多そうだ。

またG960はスマホと接続しての使用も可能。

変換ポートとしてUSB CとMicro USBのデバイスと接続できる。ただスマホといってもiPhoneなどのApple製品はダメ。Androidのスマホやタブレットとのみが対応となっている。これApple製品との親和性が良いペンタブが発売されたら爆売れしそう。それでは実際に使って見ての感想をご紹介していく。

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XP-PEN Star G960 実際に使ってみてのレビュー

実際に使ってみてのサイズ感、デスクでの感じがこちら。

フルサイズのキーボードと比べると少し小さめ。奥に見えるのは22インチのディスプレイだ。デスクスペースはある程度必要になる。

実際に描いてみると筆圧の感度、ペン追従精度などは非常に優秀。筆圧感度も良好。ペンの筆圧感知だがペン設定でかなり詳細に調整が可能。

設定の画面がこちらだがペン筆圧の柔らかさ感度などが詳細に至るまで設定出来る。これまで他メーカーのペンタブを使っていたという方もこの設定画面でこれまでの使用環境に変更できる。この設定はかなりおすすめ。時間をかけて設定すれば作業環境がかなり良くなる。

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XP-PEN Star G960 のまとめ

XP-PENの新ペンタブレットStar G960を紹介した。

デジタルペイントを本格的に始めたいという方向けではないが、書類へのメモ書き、Zoomなどオンライン会議での使用には非常におすすめ。価格も6000円代と手を出しやすい価格設定となっている。

初めてのペンタブ導入におすすめのペンタブレットだ。XP-PENの公式サイトで販売開始されている。

 

以上おすすめのペンタブをご紹介した。自分に合った製品を見つける助けになれば幸い。

  • この記事を書いた人

PentabletClub

Pentablet Clubはペンタブ、液タブに特化したレビューサイト。運営者NAKATAは液タブを追い続けて6年になるWebエンジニア。WacomやXPPEN、HUION等のレビュー、最新情報をいち早くシェア!2017年から各メーカー液タブをレビュー中。【レビュー総数 / ペンタブ:22台 / 液タブ:34台】