XP-PEN 液晶タブレットの選び方

XP-PEN24インチ液タブ(Artist 24Pro)が10万円切ってるぞ!スペック徹底検証

XP-PENから24インチサイズの液タブArtist24Proが今月発売される。解像度2K QHDの液晶を搭載した大画面高画質の液タブ。この記事では液タブArtist24Proの気になるスペック詳細や価格、発売日を徹底検証する。

XP-PEN 液タブ Artist24Pro 発売日&価格

XP-PEN公式サイトによると、Artist24Proの発売日&価格は以下の通り。

  • 発売日 2020年6月29日
  • 価格  99,800円

24インチクラスの高精細液タブでありながら10万円を切るこの価格はまず大きな魅力。本格的なデジタルペイントを始めたい方におすすめしたい。XP-PENの公式サイトではすでに先行予約が始まっている。

XP-PEN液タブ Artist24Proの特徴|1分でわかる商品解説

今回発売されるXP-PEN液タブ Artist24Proの特徴を簡単にまとめると、

  • 2K QHDの大画面高精細ディスプレイ
  • USB-C/USB-Cケーブル一本で接続可能
  • 豊富なショートカットキー
  • 傾き検知&充電不要のスタイラスペン

このほかにも広角度調節機能スタンドやセンサ式タッチボタン、専用設計ペン立てなど便利機能が搭載されている。

ここからは上記の大きな特徴をもう少し細かく見てみよう。

Artist24Proの特徴① 2K対応QHDの大画面IPSディスプレイ

XP-PEN液タブArtist24Proの最大の特徴がこちら。Artist 24 Proは23.8インチの2560 X 1440ピクセルのIPS液晶画面を持つ2K対応のQHDディスプレイ

これまでのFHDディスプレイの約2倍の解像度だ。これによりグラフィックそのものの色合いや質感を忠実に再現できる。またデジタルペイントでもより精彩な表現やコントラストの濃淡を表現できるようになる。

また大画面なのでサンプル画像を表示させたままデザインができるというのも意外と便利。高画質液晶により、作品の質を下げることなく他の写真加工アプリなどと共有し継続して作業ができるようになる。

つまり他のアプリをハイクオリティなまま共有ができるようになるという事

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Artist24Proの特徴② ケーブル1本でPCと接続可能

Artist 24 Pro はUSB-Cポートを搭載している。これがあればHDMI変換アダプターなしで iMac、Mac Book Pro、WindowsPCとの接続ができてしまう

これまでは通常USB-CポートとHDMI ポートを接続するための変換アダプターがどうしても必要だったが、PCと液タブがよりシンプルかつ簡単に接続できるようになっている。

ちなみにこのArtist 24 Proには本体裏面にUSBポート2つも搭載されており、マウスやバッテリー充電などの接続もできるというのも一つのポイントだ。

Artist24Proの特徴③ エクスプレスキー20個搭載

Artist 24 Proには、2つのレッドリングホイールと自分でカスタマイズ可能なショートカットキー20個が搭載されている。Artist 24 Pro自体は左右対称のボタンレイアウトになっており、利き手にかかわらず自分のニーズに合わせて好きなボタンをカスタマイズできる。

Artist24Proの特徴④ 傾き検知&充電不要のスタイラスペン

Artist24Proには充電不要スタイラスペンが2本同梱されている。こちらのペンは筆圧レベル値は8192段階でデジタルペイントを仕事としている人でも申し分のないスペック。

人間の手からアナログで入力される微妙な筆圧をより敏感に感じ取り、デジタルペイントの際手の感覚をより忠実に再現できる。さらにこのスタイラスペンはサイドボタン付きで、イレイサーとペンの切り替えやマウスの右クリックに対応している。

またこのスタイラスペンは最大60度の角度検知に対応しており、デッサン調の作画などをするときに大活躍する機能だ。デジタルペイントではどうしても難しいペンを寝かせた濃淡の表現なども簡単に美しく表現できるようになる。

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XP-PEN液タブ Artist24Proが買いなのはこんな人

今回XP-PENから発売される液タブArtist24Proが買いな人をここで解説。

  • より大画面&高精細ディスプレイでデジタルペイントがしたい人
  • 他の編集アプリと共有しながら作業する人
  • デスク周辺をすっきりさせたい人
  • 本格的なデジタルペイントを始めたい人

今回のArtist24Proの最大の特徴は大画面&高精細。そのためイラストの全体像とのバランスを見ながら作成することができる。また詳細にこだわった細かなタッチが求められる作図やグラフィックなどの作成にはもってこいだ。

さらに高画質であれば高性能カメラで撮影した写真への加工などにも対応でき大きなメリットといえる。逆に作業のスペースが限られていたり、そこまで詳細な作画を必要としないのであればもっと小型な液タブでも問題はない。

XP-PENの大画面液タブArtist24Proで、本格的なグラフィックデザインに挑戦してみてほしい。

  • この記事を書いた人

KG