おすすめの2020年最新スマートディスプレイ厳選4機種をご紹介。「スマートスピーカーでもタブレットでもない?スマートディプレイって一体何?」という疑問にお答えする記事。購入時のおすすめチェックポイントも併せてご紹介。スマートで快適な在宅ワークを求める方が比較検討するための記事。
スマートディスプレイとは
スマートディスプレイとは、スマートスピーカーにディスプレイがついたもの。一見すると据え置き型のタブレットにも見えるが、中の機能自体はタブレットよりもスマートスピーカーに近い。
まずスマートディスプレイの持つ機能をご紹介する。実はディスプレイがついている分スマートスピーカーよりも使い勝手は断然いい。
特徴①画面で情報を発信
最初に紹介するスマートディスプレイの特徴はやっぱり”情報の可視化”ができるという点。待機画面を設定しておけば一目ディスプレイを見ただけで必要な情報が得られるのでとっても便利。私たちが普段よく利用する動画の視聴や地図を見るなどはまさにディスプレイ必須のサービスだ。
音声メッセージのように聞き逃してしまうといったこともない。音声によるやりとりをすくなくすれば周りの人への配慮もできる。
特徴②スマート家電の操作
スマートディスプレイはスマート家電を操作するためのコントロールセンター「スマートハブ」にもなる。部屋の電気の明るさを調整したり空調をコントロールすることができてとっても便利。自宅をスマートホーム化するには欠かせないのがスマートディスプレイだ。
スマート家電は現時点ではまだ少ないものの、どのメーカーも開発を進めてくる注目の分野。今後もっとスマートディスプレイなどのスマートハブの存在感は大きくなる。
特徴③ビデオ通話機能
スマートディスプレイにはインカメラもついているのでビデオ通話ができる。難しい操作をしなくても一声かければビデオ通話ができる。PC操作に慣れていない人でも簡単に操作できるのでおすすめ。
ただし、スマートディスプレイによっては通話をする双方にビデオ通話専用のアプリが必要になることがあるので、ビデオ通話の方法に関しては各メーカーの仕様を事前に調べておこう。
特徴④ウェブカメラ機能
「実家で一人暮らしの親が心配」、「留守番している子供が心配」という時、スマートディスプレイのウェブカメラ機能が便利。スマホにインストールした専用アプリを使って、部屋に置いてあるスマートディスプレイのカメラから部屋の様子を見ることができる。
特徴⑤音楽の自動再生
スマートスピーカーでも人気の音楽再生機能はもちろんスマートディスプレイにもついている。この機能に関しては画面がついている分歌詞が自動スクロールで再生されたり、ミュージックビデオが再生されるなどスマートスピーカーよりおすすめ。
スマートディスプレイの選び方
ここからはスマートディスプレイ購入時のおすすめの選び方をご紹介。各メーカーによって力を入れいているおすすめ機能が異なるので、自分のニーズがはっきりしていればそこまで迷うことはないはず。
選び方①ディスプレイサイズ
まずはディスプレイの大きさを決める。スマートディスプレイの画面サイズは4インチ〜10インチと様々。最低限時刻やニュース、天気予報などが確認できたらいいという方は小さいモデルがコンパクトでおすすめ。逆に地図を見たい、ミュージックビデオやネットの動画を視聴したいという方であれば最低7インチのディスプレイは欲しいところ。
選び方②スピーカーの音質
部屋のオーディオシステムとしてスマートディスプレイを使用するならスピーカーにも拘ろう。スピーカーの音質はメーカーによって大きく変わってくる。例えばEcho ShowシリーズはDolbyサウンド対応のスピーカーが搭載されており、他のメーカーと比べても音質は頭ひとつ出ている。
選び方③対応サービス&機能
スマートディスプレイの対応しているサービスも要チェックだ。スマートディスプレイというジャンルはまだ発展途上でメーカー同士の互換性は極めて低い。つまりディスプレイやスピーカーの品質だけで選んでしまうと自分の欲しい機能が十分に使えないということもあり得る。対応している音楽再生アプリや動画アプリなどを事前に調べておこう。
選び方④ホームハブ機能
「スマートディスプレイで家電を音声操作したい!」という方はスマートハブとしての機能をメインに選ぶといい。ホームハブ機能へのアプローチも各メーカーによって大きく異なるポイント。簡単なオンオフ操作しかできないものもあれば、詳細設定ができるものなど様々。
ちなみに操作できるデバイスの数が多く、細かい設定ができるという点ではGoogleの開発したNest Hubが一番おすすめ。Nest Hubでは照明の光量の調整はもちろん色調も調整できる。
最新おすすめスマートディスプレイ徹底比較
ここからは編集部おすすめの2020年最新スマートディスプレイを比較してご紹介。それぞれの得手不得手がはっきりわかれば、自分のニーズにきっちり答えてくれるスマートディスプレイをベストバイできる。
おすすめスマートディスプレイ① Amazon Echo Show
スマートディスプレイといえばこちらのAmazon Echo Showシリーズ。ラインナップが多く7インチの小型モデルも発売されている。ただし在宅ワークのお供にするのであれば、スマートホームハブ機能Zigbeeが標準で搭載されているこちらがおすすめ。
スピーカーもDolby対応のフルレンジ2インチパッシブラジエーターを2つ搭載。対応している音楽再生アプリもスマートディスプレイの中ではダントツに多い。部屋のBGM再生用に使いたいならこれ。
価格 | 27,980円 |
サイズ&重量 | 246×174×107 mm/ 1.755kg |
ディスプレイ | 10.1″(1,280×800) |
スピーカー | 2″(フルレンジ) ×2パッシブラジエーター |
カメラ | 5MP |
カラーバリエーション | 2色(サンドストーン/チャコール) |
その他機能 | スマートハブ機能Zigbee搭載 |
〜おすすめの理由〜
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おすすめスマートディスプレイ② Google Nest Hub
「実用的なハンズフリーデバイスが欲しい。」という方にはこちらのGoogle Nest Hubがおすすめ。何と言ってもGoogleのサービスが使えるのが最大の魅力。Googleのノウハウを集結させて作られたデバイス。2つの高性能マイクも相まって音声認識また外国語翻訳の精度が非常に高い。
ルーティン機能を使えば、毎朝一声かけるだけでGoogle マップから自分の通勤ルートが今日渋滞していないかなども教えてくれるというスグレモノ。
価格 | 9,900円 |
サイズ&重量 | 67.3 × 178.5 × 118 mm/480g |
ディスプレイ | 7 インチ LCD タッチ スクリーン |
スピーカー | フルレンジ スピーカー |
カメラ | なし |
カラーバリエーション | 2色(チョーク/チャコール) |
その他機能 | 自動調光機能、ルーティン設定機能 |
〜おすすめの理由〜
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おすすめスマートディスプレイ③ LINE Clova Desk
今や日本で欠かせないSNSアプリLINE。このLINEアプリと相性抜群なのがこちらのClova Desk。LINEの未読メッセージを読み上げるなども音声でリクエストできる。
面白いのは赤外線搭載になっているという点。これによりWi-Fi接続機能がない家電でも音声操作ができるようになるのだ。日本ではまだまだ赤外線リモコンで操作する家電が一般的。このClova Deskであれば今ある赤外線リモコンから信号を学習させることができる。今ある家電をスマート家電にする最も手っ取り早い方法。
価格 | 28,050円 |
サイズ&重量 | 181.0 × 104.5 × 173.0 mm/915g |
ディスプレイ | 7インチWSVGA(1024 × 600)タッチ付き |
スピーカー | 20Wフルレンジ スピーカー×2 |
カメラ | 5MP |
カラーバリエーション | 2色(ホワイト/ブラック) |
その他機能 | LINE MUSIC対応/辞書機能(Wikipedia) |
〜おすすめの理由〜
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おすすめスマートディスプレイ④ Lenovo Smart Display M10
「スピーカーだけじゃなく高精細で綺麗なディスプレイが欲しい!」という方にはこちらのLenovo Smart Display M10がおすすめ。PCメーカーのLenovoが扱うディスプレイだけあってスクリーンの質はもうスピーカーのおまけという感じではない。さらにTrueBlock Privacy Shutterなどプライバシーを保護する親切設計など細部まで行き届いた質の高い作りが特徴。
価格 | 25,080円 |
サイズ&重量 | 173.87 x 311.37 × 136.02 mm/1.2kg |
ディスプレイ | 10.1型/IPS/HD (1280 x 800) |
スピーカー | 2”フルレンジスピーカー(10W) デュアルパッシブラジエーター |
カメラ | 5MP |
カラーバリエーション | 1色(前面:ホワイト、背面:バンブー) |
その他機能 | Googleアシスタント対応 |
〜おすすめの理由〜
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最新おすすめスマートディスプレイ徹底比較まとめ
今回は編集部が徹底比較した2020年最新スマートディスプレイのおすすめ4つをご紹介した。簡単にまとめると。
・「メインユースはBGM再生だから音質第一!」という方。
→Amazon Echo Show 第2世代がおすすめ。スピーカーの音質も良く対応している音楽アプリもダントツで多い。
・「快適なスマートライフを送りたい。」という方。
→Google Nest Hub。Googleのサービスとノウハウを駆使して、実際的で役立つサポートをしてくれる。
・「簡単に自宅をスマートホーム化したい。」という方。
→LINE Clova Deskをまず試してみよう。赤外性センサーを使って今ある家電を簡単に音声操作。
この機会に自分のニーズにぴったりのスマートディスプレイを手に入れて欲しい。