Xiaomi Redmi Buds 4 Liteのレビュー。2,480円で購入できるお手頃なワイヤレスイヤホン。Redmi Buds 4 Liteの使い方、通話してみての音質などをチェック。
Xiaomi Redmi Buds 4 Liteの特徴
ちなみに自分は2023年3月に中国で購入した。スペック的にはXiaomi Redmi Buds 3 Liteの後継機だ。中国での販売価格は149人民元。
日本での販売価格は、2,480円となっている。現在のAmazonでの価格はこちらからチェックを!
Xiaomi Redmi Buds 4 Lite 開封レビュー
梱包・付属品
早速開封して見てみよう。梱包はこれ以上ないレベルのシンプルさ。必要最低限の梱包だけれどしっかりと保護されている。
ちなみにレビューしている機器は、中国で購入した製品なので、Xiaomi Redmi Buds 4青春版と印字されている。Redmi Budsシリーズの中では一番安いモデルだ。
付属品がこちら。本体、充電用ケーブル(USB-C to USB-A)、マニュアルのみだ。
本体デザイン
本体デザインをじっくり見てみよう。
購入したのはホワイト。手にすっぽりと収まるサイズ感。そしてすごく軽い。軽っ!大丈夫なの?と心配になるレベルで軽い。ケース込みで重量は34.55グラム、イヤホン単体の一つで3.9グラムなので軽く感じるわけだ。
本体の素材はApple AirPodsのようにツルツルとてかりのあるタイプではなく、少しざらざらとした触り心地。汚れが目立ちにくくて良い。
ちなみに中国では四色展開で、グリーンやオレンジといった珍しいカラーリングも選択できた。ただ、日本ではホワイトとブラックの二色展開のようだ。AirPodsと差別化してブラックを選ぶのも良さそう。
Apple AirPods Proとサイズを比較するとこうなる。ほぼ同じくらいのサイズ感だ。
IP54の防塵防水性能
本体はIP54の防塵防水性能だ。つまり、
- 防塵性能:5 塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない。
- 防水性能:4 あらゆる方向からの水の飛沫によって危機が影響を受けない
濡れた手で触っても、水が跳ねる場所でも大丈夫なので、ジムでの運動中の使用にも対応している。ただ飛沫に対応しているだけなのでシャワーとか泳ぎながらの使用はもちろんNG。
イヤホンでの操作機能
イヤホンの上の部分を指でタップすると簡単な操作ができる。
- 2回タップ:音楽一時停止/再生、通話
- 3回タップ:音楽次の曲、通話終了
- 両耳長押し:電源ON OFF、低遅延ON OFF
iPhoneで検証すると、2回タップ、3回タップは正常に作動してくれた。操作感はそれほどキビキビは反応してくれなくて、ゆっくりと、しっかりとタップする必要がある。
Xiaomi Redmi Buds 4 Liteの音質、使用感レビュー
使用環境は iPhone 13 miniでYoutubeの動画、音楽鑑賞。
セットアップ
iPhoneでのセットアップも簡単。設定からBluetoothを開いて、Redmi Buds 4 Liteを選択すればそれでセットアップ完了。一度接続すれば、2回目からはイヤホンを耳に装着した時点で自動で iPhoneと接続される。
癖のない音質
自分はオーディオの専門家ではないので、詳しくはレビューできないのだけれど一般ユーザーの素直な感想と思って参考にしていただければと思う。主な用途はYoutubeで動画をを見たり音楽を聴いたりする程度なので音質にこだわった音源を聴いているわけではない。
結論は、一般ユーザーであれば十分な音質だということ。
癖のない音質で、低音がこもることも、高音がシャキシャキ強すぎることもなかった。通話も試してみたけれど、声がこもることもなくとても聞きやすかった。相手にも普段Apple AirPods Proで通話しているのと変わらないレベルで聞こえていたようだ。
ただApple AirPods Proと聴き比べるとやはり音質は劣る。AirPodsProがカナル型だということも影響しているけれど、そもそもの音質が違う。でも聞くに耐えない酷い音質!というわけでは決してない。
インナーイヤー型なので軽い装着感。遮音性は低いけれど周りの音も確認しやすいし、ランニングやジムでの使用にも向いている。
残念に感じたポイント
- アプリが iPhoneに対応していない
Xiaomi Earbudsというアプリは残念ながらAndroid版のみ対応。アプリ上でタッチ操作の割り当てを変えたり、ソフトウェアアップデートができる。Appleユーザーにとっては残念なポイントだ。とはいってもRedmi Buds 4 Liteにはノイズキャンセリングもついてないので、それほど影響はないけれど、なんとなくね。
- タッチ操作がもさっとしている
タッチ操作は快適とは言えない。普段使っているAirPodsProは押すとカチッとクリック感があるものと比べると少し不便に感じる。
レビューまとめ
以上Xiaomiから発売されているRedmi Buds 4 Liteを実際に使ってレビュー形式でご紹介した。
製品最大の特徴はコストパフォーマンスの良さだ。Apple AirPodsの販売価格は第2世代で19,800円、第3世代で26,800円。比較すると5分の1くらいの価格で購入できるのは大きなポイント。
自分は両方使ったことがあるけれど、Redmi Buds 4 Liteは3千円台のイヤホンとは思えない音質で驚いた。安いイヤホン独特の低音の弱さ、音のこもった感じも一切なかった。 安いワイヤレスイヤホンはデカい、という印象だったけれど、ケースのコンパクトさ、軽さも予想以上で好印象だ。
ノイズキャンセリング機能が不要で、気を使わずにガシガシ使えるワイヤレスイヤホンをお探しの方におすすめしたい製品。
Redmi Buds 3 Liteを使っている方は買い替えるべき?
Buds 3 Liteとの違いはこちら。
- カナル型からオープンイヤー型へ
- Bluetooth5.2から5.3へ
- 連続使用最大18時間から20時間へ
一番大きな変化は、カナル型からオープンイヤー型になっていること。ということで製品名は連番だけれど、もはや全く違う製品になっている。
なので、カナル型が嫌だなーと思っているユーザーは買い替えを考えてみてもいいかもしれない。それ以外で買い換える理由はなさそうだ。
最後にスペック表がこちら。
スペック
接続 | Bluetooth5.3 |
接続距離 | 10m |
重量(ケース込) | 34.55g |
イヤホン連続使用 | 約5時間 |
ケース使用連続使用 | 約20時間 |
充電時間(ケース) | 約2時間 |
充電時間(イヤホン) | 約2時間 |
イヤホンサイズ | 32.7*18.22*19.6mm |
ケースサイズ | 54.75*47.1*22.1mm |
インターフェイス | USB-C |