Intuos Pro【ペンタブ】 ワコムおすすめ製品の選び方

プロペン2の性能・形状を前機種ペンと徹底比較|筆圧8192レベルの描き味

ワコムからCintiq Pro,Intuos Proの新製品が販売された。それに伴い新しいプロペン2が販売されている。プロペン2の性能、形状を前機種のプロペンと比較。新しいペンへの移行はスムーズにできるのか検証。

プロペン2の描画能力

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まずはCintiq Proのペン入力仕様一覧を見てみよう。

前機種プロペンプロペン2
読取方式電磁誘導方式電磁誘導方式
読取分解能最高0.005mm最高0.005mm
読取精度±0.5mm±0.5mm
読取可能高さ5mm5mm
傾き検出レベル±60レベル±60レベル
筆圧レベル2047レベル8192レベル

前機種のプロペンとの違いは一点。筆圧レベルだ。そのほかの読取分解能、読取精度、読取可能高さ、傾き検出レベルはすべて同じ数値となっている。ちなみに8192レベルで実際に書いた線がこちら。Photoshopで簡単に書いただけだが確かに書き味はスムーズで太さの変化がきめ細やかだ。

プロペン2で書いた線

筆圧8192レベルの実力はぜひ一度体験してほしい。

プロペン2も引き続き電池不要の電磁誘導方式だ。筆圧以外はすべて同じと考えてよさそうだ。さらに気になるのが形状だ。

 

プロペン2と全機種プロペンの形状の違い

ペンの太さの違いはシビアに判断したい。これまで使っていたペンと太さが変わると作業環境が一変するからだ。前機種のプロペンとそのもう一つ前のグリップペンでは太さが少し異なっていた。その変化に初めは戸惑いを感じた方もいらっしゃるはずだ。

今回はどうだろうか。実際に新旧のペンを並べて形状の違いを見てみよう。

ペン太さ:同じ

プロペン2比較

写真で分かるようにペンの太さは同じだ。新プロペン2はリングが銀色の方だ。ペンサイドスイッチの位置、大きさも同じだ。

ペン長さ:同じ

IMG_1162

長さも変化なし。ちなみに写真の後ろはintuosだ。

つまり新しいプロペン2の形状は全機種と全く同じということだ。なのでこれまでのプロペンで慣れている方も問題なく移行することができるはずだ。これはこれまでのワコムユーザーにとってはうれしいポイントだろう。

 

プロペン2は前Intuos Pro、Cintiq Pro以前の製品でも使えるか

ワコムサポートではプロペン2は新しいセンサーを搭載しているペンのため以前のペンタブ、液タブでは使用できない、となっている。対応しているのはMobileStudio Pro、Cintiq Pro、2017年新Intuos Proでのみだ。

ちなみに新しいセンサーを搭載した製品は、以前のグリップペン、プロペンを使用できる。

簡単にだが新しいプロペン2の形状、仕様の変化について取り上げた。新しい筆圧8192レベルは必見だ。

 

 

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