ワコムの新Intuso Proはオーバーレイシートを自分で交換できる。それぞれのシートの種類、違いを検証してみる。
ワコムIntuos Proの新要素|オーバーレイシート
2017年に新発売されたIntuos Proから板の表面のシートを交換できるようになっている。さらにシートも3種類あり、それぞれで用途が異なるようなので検証する。簡単にワコムの公式サイトでも紹介されているがそれぞれの違いがこちら。
オーバーレイシートの種類
種類 | 特徴 | ペン先滑り |
スムース(ACK122211) | 摩擦係数が低くきめ細かい | 良い |
スタンダード(ACK122212) | 購入時についている中間タイプ | 普通 |
ラフ(ACK122213) | 荒い表面で摩擦係数が高い | 悪い |
この説明にあるように違いは摩擦係数。価格はすべて同じ3240円(税込み)だ。
交換方法もシンプルで付属でついている取り外しツールを使い、板右下から外せる模様。
オーバーレイシートの選び方
選び方は自分の描くスタイルによって選ぶことができそうだ。ペンタブは平均的にペンの滑りが普通のペンよりも良い。人によってはつるつると滑る過ぎて紙に描いている感覚と違いすぎることに違和感を感じる場合もある。その逆もしかり。
その場合オーバーレイシートで板表面の摩擦係数を調節できるわけだ。前製品のIntuos Proでは公式のこういったシートはなかったが今回から選択できるようになった。これはうれしいポイントだ。
Intuos Proにもともと付属しているシートで違和感を感じる場合は交換してみてはいかがだろうか。
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