テラダ・ミュージック・スコア株式会社からワコムの技術を活かした2画面電子ペーパー楽譜専用端末が販売される。楽譜専用とのことだが液タブの技術が活かされた新製品は注目だ。
2画面電子ペーパー楽譜専用端末GVIDO|2017年9月20日販売開始
ワコムと共同開発されたスタイラスペンの使用が可能。見開きの2画面両方のペンでの書き込み、消去などの編集ができる。いわゆる液晶付きのタブレットだが音楽家の用途に特化して開発されているガジェットだ。
13.3型液晶
Mobius13.3型フレキシブル電子ペーパーを搭載しており、大型の2画面での閲覧、編集ができる。大型ながら薄型軽量設計となっており通常の楽譜とほぼ同サイズで使用できる。
PDF形式に対応
保存はPDF形式に対応しており、内臓メモリーあるいはマイクロSDカードスロットを通して楽譜を保存し持ち運ぶことができる。大量の電子楽譜をこれ一台で管理編集がができる。さらにWifi機能でGVIDクラウド不サービスと接続すればそこで楽譜の保存購入ができるようになる模様。
GVIDOアクセサリー|注目はフットスイッチ
楽譜のページをめくるためのガジェットだ。有線あるいは無線で本体と接続すれば足元のフットスイッチを踏めばページをめくることができる。
使用するユーザーは音楽家のみと限られそうだが、この分野での電子化に取り組んでいるメーカーはほぼなくブルーオーシャン状態だろう。液晶ペンタブレットの技術が進歩している。各方面にその技術が活かされ新しいガジェットが生まれているのはうれしいことだ。