おすすめの2021年版エルゴノミクスマウスを紹介する記事。今回は特に腱鞘炎防止効果の高いものを厳選。長時間のPC作業でも疲れにくいエルゴノミクスマウスとは何?エルゴノミクスマウスの購入で失敗しないためのチェックすべきポイントなどを徹底検証。「もしかして最近PC作業で疲れやすいのってマウスのせい?!」と感じ始めている人必見の記事。
腱鞘炎防止マウスが人気の理由
まず初めに腱鞘炎防止効果のあるエルゴノミクスマウスが人気沸騰中の理由をご紹介。
手首の疲れ防止
長時間座りながらPC作業をしていると目や肩、腰に大きな負担がかかるというのはよく聞く話。でもそれと同じくらい深刻なのが”マウス&キーボードによる手首への負担”だ。PCゲームをしている時やPCでの作業に追われているときなど、無意識のうちについ操作する手に力が入ってしまっている。
その蓄積する疲労を無視して長時間PC作業を続ければ腱鞘炎にもなりかねない。リモートワークなどでPCを使って仕事をする人が多い今、そんな腱鞘炎を防止する効果のあるエルゴノミクスマウスが人気沸騰中。
姿勢の改善
腱鞘炎防止エルゴノミクスマウスが人気なもう一つの理由は”姿勢の改善”効果があるという事。エルゴノミクスマウスは人が机に手を置いたときに、自然ととるフォームに合わせてデザインされている。そのおかげで手首を不自然に捻ったまま操作して手首や腕、肩に不要な負荷をかけることなく快適にマウス操作ができる。
エルゴノミクスマウスとは?その効果やメリット
そもそもエルゴノミクスとは、人体への負担軽減や人為的なミスを減らすための設計のこと。簡単に言うと”人の体にやさしい設計”。つまりエルゴノミクスマウスは、マウス操作による手首や指への負担を軽減するように設計されているマウス。
特に腱鞘炎防止エルゴノミクスマウスは手首への負担が少ない分疲労がたまりにくい、正しい姿勢をキープできるといったメリットがある。さらに一般的なマウスに比べてスイッチ数が多い、トリガーがあるなどの特徴がある。親指なども使用できるように設計されているので、指への負荷も分散されて腱鞘炎防止になる。
エルゴノミクスマウスおすすめの選び方
お次は腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス購入時のおすすめの選び方をご紹介。
①接続方法
まずはPCへの接続方法から。腱鞘炎防止エルゴノミクスマウスにも無線と有線の2種類がある。特徴はそれぞれこんな感じ。
~無線接続の特徴~
- コードレスでPC周りスッキリ
- モニターから離れて操作できる
- バッテリーor電池を内蔵で重い
- USB接続ではレシーバーが必要
- PCとの相性によっては反応速度が遅い
無線接続の中にはBluetooth接続するタイプのものもあるが、PC側がBluetoothに対応しているが前もってチェックしておこう。USBレシーバーでの接続も、PCや変換アダプタなどの相性によっては反応速度が落ちてしまうので注意が必要だ。
筆者自身MacBookのUSBType-cポートとワイヤレスマウスのUSBレシーバーの間に市販されているドッキングステーションを使ったが、相性が悪かったのか反応速度があまりにも遅く残念ながら使い物にならなかった。お次は有線接続。
~有線接続の特徴~
- 無線タイプよりも軽い
- 反応速度が安定して早い
- コードが常についてまわる
- 比較的安価
有線接続の場合、コードの制限がある分デスクトップなどの固定された場所で使用するのに向いている。一方無線接続であれば外出先などで持ちだして作業するのに使い勝手がいい。自分のPC作業のシーンに合わせて選ぶのがベスト!
②形状・重さ
エルゴノミクスマウスを選ぶ際には最も大切な要素が”形状&重さ”。ここの使用感が手首への負担を大きく左右する。形状に関しては実際に握ってみるのが一番だが、製品を購入した人の実機レビューなども参考にできる。大小数種類のサイズが選べるものもあるので、自分の手のサイズに合ったものを選ぼう。
一般的に有線接続のほうが電池やバッテリーを必要としない分軽い。腱鞘炎防止のためにはやはり軽い方が負担も少なくていい。ただしPCのマウス設定でポインタの移動量を調節できるので、ある程度重量のあるマウスでも移動量を少なくすることはできる。
エルゴノミクスマウスの中にはマウス内のバランスウェイトの数を調整できるものもあるので、自分の手にピッタリマッチするエルゴノミクスマウスが欲しいという人にはこういうタイプがおすすめ。
③スイッチの数
エルゴノミクスマウスのスイッチの数は3個から10個以上のものまで様々。中にはゲーミング要素も加わってトリガーがついているものもある。スイッチが多いと各指への負担を分散させられるので腱鞘炎防止になる。さらに言うと親指は比較的頑丈で力も入りやすいので親指を効率的に使うスイッチ配列などはさらに〇!
④オプション機能
最後はエルゴノミクスマウスのおすすめ拡張機能をチェック。以下の2つはチェックしておきたいポイントだ。
- DPI切替え機能
DPIとはマウスを移動させたときのポインタの移動量を表すもの。マウスにDPI切替え機能があれば、自分好みのDPI値をマウスのボタン一つで瞬時に呼び出すことができる。PCで仕事だけでなくハイレスポンスなゲームなどをする人には特におすすめの機能だ。もちろん適切なDPI値でマウス操作をすれば腱鞘炎防止にもなる。
- カスタム機能
マウスについている各ボタンを自分好みに変更できる機能。使用頻度の高いスイッチなどを親指担当にするなど、楽に入力できるレイアウトにカスタマイズできるのが魅力。
腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST5
ここからは編集部おすすめの2021年腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス5つをランキング形式で発表。腱鞘炎防止効果も期待できるマウスのうち、コスパ重視のものからハイスペックモデルまで各種ご紹介。
腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST5 Jelly Comb エルゴノミクスマウス MV009 (ブラック+ゴールド)
「エルゴノミクスマウスってデザインが独特、お洒落でかわいいのがいい!」という方にはこちらのJelly Comb エルゴノミクスマウス MV009。手が小さめの男性や女性でも持ちやすいスリム設計。かわいらしい見た目の割にスイッチ数6つでDPIを3段階に切り替られるというスグレモノ。人目を気にせずにどこでも使えるデザインもおすすめの理由。
価格 | 1,799円 |
重量 | 50g |
接続方法 | USBワイヤレス |
スイッチ数 | 6 |
~おすすめの理由~
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腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST4 サンワサプライ 腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス MA-ERG5
快適なマウス操作を最優先させたい人にはこちらのサンワサプライ 腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス MA-ERG5がおすすめ。着脱式のリストレストが魅力的。有線と無線どちらのモデルも存在するが、価格が大きく異なるので編集部としてはハイコスパな有線がおすすめ。Amazonではセールで半額近くになるので定期的にチェックしておこう。
注意点として、このマウスはAppleシリーズのデバイスには対応していない。
価格 | 6,600円 |
重量 | 115g |
接続方法 | 有線 |
スイッチ数 | 5 |
~おすすめの理由~
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腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST3 サンワダイレクト 腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス 400-MA092
こちらのサンワダイレクト 腱鞘炎防止エルゴノミクスマウス 400-MA092はAmazonでも人気の商品。静音設計もされており、ゲームはもちろん通常のPCでの業務でもストレスなく快適な作業ができる。見た目もシンプルで落ち着いたイメージ。最大の特徴は精度の高いブルーLEDセンサーを採用しているところ。布の上や鏡面の机の上などマウス操作ができないとされる場所でも使える。
価格 | 2,780円 |
重量 | 86g |
接続方法 | ワイヤレス |
スイッチ数 | 5 |
~おすすめの理由~
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腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST2 ロジクール ワイヤレスマウス 無線 SW-M570
手首への負担を極力減らすとしたら、究極は”動かさないこと”だ。こちらのロジクール ワイヤレスマウス 無線 SW-M570はトラックボールがついており、マウスを動かさずにポインタを移動させることができる。マウスを動かす必要がない分省スペースにもなる。またプラス400円で保証期間を3年に延長できるのもおすすめの一つ。このスペックや保証内容なのにこの価格というのが人気の理由。
価格 | 4,980円 |
重量 | 142g |
接続方法 | ワイヤレス |
スイッチ数 | 5 |
~おすすめの理由~
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腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウス BEST1 ロジクール アドバンスエルゴノミクスマウスMXV1s MX Vertical
「腱鞘炎防止の高いハイエンドエルゴノミクスマウスが欲しい!」という方には迷わずこちらのロジクール アドバンスエルゴノミクスマウスMXV1s MX Vertical をおすすめ。傾斜角度57°という研究されつくしたエルゴノミクスデザインと、ロジクールMXシリーズが一つになった腱鞘炎防止ハイエンドマウス。買っておいてまず間違いはない。
価格 | 9,800円 |
重量 | 135g |
接続方法 | ワイヤレス(Bluetooth/Unifyingレシーバー) |
スイッチ数 | 6 |
~おすすめの理由~
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腱鞘炎防止おすすめエルゴノミクスマウスまとめ
今回は腱鞘炎防止の効果があるエルゴノミクスマウスをランキング形式でご紹介した。
「見た目もスッキリハイコスパががいい。」という方。
→ロジクール ワイヤレスマウス 無線 SW-M570 がおすすめ。トラックボールを使った腱鞘炎対策が試してみる価値あり。
「腱鞘炎防止でマウスのスペックを犠牲にしたくない!」という方。
→ロジクール アドバンスエルゴノミクスマウスMXV1s MX Vertical がおすすめ。どちらも妥協しないロジクールの肝いりマウスだ。
今回の記事を参考に、ぜひ自分にピッタリの腱鞘炎防止エルゴノミクスマウスを手に入れて欲しい。