Wacomから新型ProPenが発売される。「Wacom Pro Pen 3D」だ。新型ペンの詳細仕様をご説明する。Pro Pen 2との違いを一覧でチェック。どういった方が買いなのか。
Wacom Pro Pen 3D発売日・価格決定
Wacomから新型ペンが発売開始された。発売日は11月7日。価格は11,000円(税抜き)だ。製品名が「Wacom Pro Pen 3D」。若干混乱を招きそうなネーミングだ。「Pro Pen 3」ではなく、「Pro Pen 3D」。Pro Pen 2の後継機というわけではないのでご注意を。製品名を見れば分かる通り3Dアート、3Dプログラムの操作に特化したペンだ。
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まずは特徴となる仕様をご紹介する。
3つのサイドスイッチ
通常のPro Pen2と異なるポイントはこちらのみ。ペングリップ部分についているサイドスイッチが3つだ。画像で分かる通りペン先に近い位置に単独のボタンが配されている。
予め対応3Dアプリケーションに使いやすい機能が割り当てられている。それぞれパン/ズーム、タンブルだ。3Dデザインがより直感的、効率的にすすめられるのがオシだ。ほかにもペングリップが細めの設計となっている。
[su_spoiler title="対応しているソフトウェアの一覧がこちら" style="fancy" icon="folder-1"]
- Pixelogic Zbrush
- Pixelogic ZBrushCore
- Dassault Systèmes Solidworks
- Autodesk Fusion 360
- Autodesk Maya
- Autodesk Maya LT
- Autodesk Inventor
- Autodesk Alias Design
- Autodesk Alias Surface
- Autodesk Alias Autostudio
- Autodesk 3D Studio Max
- Autodesk Mudbox
- Maxon Cinema 4D
- Foundry Modo
- Rhino
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Wacom Pro Pen 3D 対応機種
Wacom Pro Pen 3Dを使用できる機種は限られているので注意が必要。最新3機種のみの対応となっている。
- Wacom Intuos Pro (PTH-660,PTH-860)
- Wacom MobileStudio Pro (DTH-W1320,DTH-W1620)
- Wacom Citniq Pro (DTH-1320,DTH-1620)
個人的に感じた注意点だが、Wacom Intuos 3Dという安価タイプのペンタブがあるが、こちらは対応していない。
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Wacom Pro Pen 3DとPro Pen 2の違い
見かけはよく似ているので分かりにくいが違いがこちら。
- サイドスイッチが3つ
- ペングリップ部分が細い
- テールスイッチなし
- 価格が+2,000円高い
その他の筆圧レベル、ペンセンサー、精度などはすべて同じ。
Wacom Pro Pen 3Dはどういったユーザー向けか
違いをチェックすればどういったユーザー向けかは明らかだ。サイドスイッチが一つ多く、デフォルトで3Dソフトでよく使われている操作が割り当てられている。3Dデザインソフトを導入したユーザー向けのペンのようだ。ペンの太さも若干細いようなので、Pro Pen2で太く感じている方にも好まれそうだ。
現在ワコム公式ストアで購入できる。