Cintiq Pro16インチの発売日がついに決定した。2017年4月18日だ。価格は¥ 181,440 (税込)。現時点で映像出力に関しては最高スペック対応。映像を4K出力するために必要なものは何か情報を整理してご紹介する。
Cintiq Pro16インチ発売日:2017年4月18日
発売日が2016年12月下旬から伸びに伸びていたが遂に決定した。以前からFCC登録を済ませたりと発売開始が近づいていたことはお伝えしていたがやっと決まったという印象だ。価格がこちら。
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Cintiq Pro16インチ価格:税込み181,440円
現在Cintiq22インチが24万円程度なのでサイズで考えるとそれなりの価格に抑えられている。
Amazon等でも販売開始されている。保証はワコムストアと同様となる。
ただ購入するかどうか検討するにあたって皆さんが気になっているのがこちらだろう。
Cintiq Pro16インチを4K表示で使用するために必要なもの
Cintiq Pro 16インチの最高スペックを活かすためには接続するパソコン側にもそれなりのスペックが必要になるのは当然のこと。4K表示するために必要になるものがワコム公式FAQでアップされている。その内容がこちら。
Wacom Cintiq Pro 16 で4K解像度(3840×2160)を表示する場合は、USB Type-C (Thunderbolt 3)で接続する必要があります。その場合、Wacom Cintiq Pro 16 本体の左上のポートへ接続ください。※4K表示については、上記の環境のみ保証対象となります。
付属のWacom Link経由でのmini DisplayPort接続は、2K解像度(2560×1440)までの表示となります
必要なパソコンスペック:USB Type-C搭載
現時点でワコムで動作確認できているのがこちら。
- MacBook Pro(Late 2016)
- raytrek debut! NUC-S7 ※
※Win環境のraytrek debut! NUC-S7はドスパラで販売されているデスクトップタワー型パソコン、119,980円(税抜き)
USB Type-C自体が比較的新しい規格なので、これを搭載しているパソコンをお持ちの方はそれほど多くはないだろう。パソコンにDisplayPortのみの場合はオプションのWacom Linkを利用するようになるが、そちらを経由すると2K解像度(2560×1440)になる。
正直なところ16インチのモニターでこの解像度であれば十分すぎるスペックなのだが、最高スペックが4Kとなっているだけに少し残念に感じるのが本音。
MacもUSB Type-Cのみ搭載のMacBook Proを販売した時はその尖った仕様に戸惑ったユーザーも多かった。ワコムでも少し似た現象が発生している。ITハード業界の移り変わりは早いのでこの話題もそのうち終息していくだろう。ただそんなに頻繁にパソコンを買い替えられないユーザーも多い。
4K対応したDisplayPortへの変換ポートがあればいいのだが。ユーザーが増えていけばこういった情報も多くなっていく。引き続き注目していく。