ワコムと三菱鉛筆のコラボペンが発売開始。鉛筆の温かみを感じながら液タブが使えるとのことで注目が集まっている。ただワコムの対応製品はWacom One 液タブ13のみだが他社のSamsungやAcer、ASUSに対応していたりと注意点もあるのでスペックと価格をチェックしておこう。
Hi-uni DIGITAL for Wacom の価格・発売日
発売日と価格の情報がこちら。(ワコムストア)
- 価格:3960円
- 発売日:2020年8月7日
- ワコムストア販売ページ【Hi-uni DIGITAL for Wacom】
ちなみに通常付属されているWacom One Penの価格が3630円なので300円高くなっている。
Hi-uni DIGITAL for Wacomのスペック
Hi-uni DIGITAL for WacomのコンセプトはHi-uni鉛筆の温かみを感じられる握り心地とワコム最新のペン技術の融合。デジタルとアナログをつないでくれる架け橋だ。
これまでもワコムの液タブは実際にペンを使って紙に書いているような描き心地を目指してスペックアップしてきている。筆圧感知レベルが8192レベルに向上したり、傾き検知に対応してペンの角度で太さを調整できたりと描画能力が年々レベルアップしている。
ここにきてペン自体のハードウェアに新しい要素が加わったのだ。デザインは日本の伝統色であるえび茶色とワインレッドを掛け合わせたユニでおなじみにカラー。何度も塗装を重ねることで漆のような質感を持たせた握り心地の良さ。鉛筆ならではの六角形の形状も特徴の一つだ。
軸はHiーUniと同じ生産過程、同じ木材で作られているので、まさに「鉛筆」の柔なか木の質感と香りを楽しめる。
筆圧感知にももちろん対応。Wacom Oneと同じスペックなので、筆圧4096レベル、傾き検出レベル±60レベル、読取分解能最高0.01mmだ。
Hi-uni DIGITAL for Wacom対応機種
一つ注意したいのは対応している機種。残念ながらワコムの製品での対応は、Wacom Oneのみとなっている。
ただワコム以外のメーカーのタブレットやスマホにも対応している。例えばAcerやASUS、Samsung、Lenovoなどなど。現在メーカーで動作確認が取れているデバイスの一覧がこちら。
これまでのペンタブレットのペンのデザインはどれも一辺倒で大差がなかったが、ここにきてデザインだけでハンク素材までガラッと変えた製品で話題になっている。ぜひ試してみたいと思える製品でおすすめだ。