スタイラスペンおすすめランキング。タブレットやスマホ、iPadで使えるペン先極細のスタイラスペンを徹底比較!イラストで使用するならペン先に形状にこだわって選びたい。iPadやiPhoneのiOSでも使える2023年特におすすめのものをランキングでご紹介。
スタイラスペンとは
スタイラスペンとはiPadやAndoroidなどのタブレット、スマートフォンでイラストやメモ書きするときに使えるペン。画面の巨大化に伴って各メーカーから新製品が発売されている。デザインは似ているが実際に使ってみると書き味はそれぞれ違う。ペイントや文字入力など自分の用途をはっきりさせてから選ぶのが鍵!
スタイラスペンのおすすめの選び方|ペン先の素材
スタイラスペンも種類が様々。自分の用途に合ったものを選ぶためにどういう種類があるのかをまずご紹介する。まずスタイラスペンでカギになるのはペン先の素材だ。
ペン先:シリコンゴムのタイプ
現時点で一番多いタイプがこれだ。素材がシリコンゴム製にタイプ。特徴は価格の安さだ。100円均一でも多く販売されているのは大抵この素材。書き味はゴムなので摩擦係数が高くてするする滑るようには書けない。しっかりと書き味を感じながら書きたい方にはおすすめ。
そして構造上それほどペン先を細くすることができないのでペン先は太い。劣化が早く破れてしまうこともあるが、価格が安いのでペン先を買いかえれば長期間使用できる。
ペン先:導電性繊維のタイプ
これはペン先が繊維で触り心地はまさに布。さらさらとした感触なので描き味も非常に滑らかだ。ゲームなどで使用する場合はこちらの導電性繊維がおすすめ。ただ価格はシリコンゴムよりも若干高くなっている。
構造上ペン先を細くすることはできない。耐久性もシリコンゴムよりは高い。長期間使用すると繊維質の布が劣化して反応も弱くなるがペン先を変えれば長期間使用できる。
ペン先:樹脂のタイプ
樹脂製なのでペン先を極細に設計できる。ペン先が細いと線の書き出し位置を把握しやすい。価格は比較的高くなっているがその分耐久性も高い。
よってデジタルペイントで使用するならペン先の細い樹脂のタイプのものがおすすめだ。逆に携帯電話でゲームを楽しむために使用するならペン先太めの繊維タイプのものが良い。まずは用途がゲームなどペイント以外の場合のおすすめがこちら。
ゲーム用途ならこれ一択 → Su-Pen | ペン先繊維タイプ
もはやペン先太めのスタイラスペンで定番となりつつあるのがSu-Pen。MetaMojiから販売されている日本製メーカーペンだ。日本製ならではのきめ細やかな造り、描き心地だ。ゲームや細かな作業が必要ない場合用途であればこちらがおすすめ。もはや説明不要の定番製品だ。
続けてペン先極細のおすすめスタイラスペンまとめてをご紹介する。
まずはデジタルペイントに特におすすめの筆圧感知タイプのスタイラス、そのあと筆圧感知なしのタイプのスタイラスをランキング形式でご紹介しよう。
ペン先極細のおすすめスタイラスペン【筆圧感知タイプ】
ペン先極細タイプでまずご紹介するのは筆圧感知タイプ。筆圧が強くすると太く、弱くすると細くなるのでスタイラスペンを使ってデジタルペイントをしたい方へ強くお勧めしたい。ただお使いのデバイスのOSによって対応しているものとそうでないものがあるのでご注意を。
【iPad 対応】Apple Pencil
結局これか…。と思われるかもしれないけれど、iPadで使うなら1番のおすすめはApple Pencil。値段が高いというハードルがあるけれど、描き味、筆圧感知、反応速度どれをとってもクオリティが高すぎる。iPadで筆圧感知のペンもたくさんあるけれど、今のところぶっちぎりでApple Pencilがおすすめ。
Apple Pencil第一世代と第二世代があるので自分のiPadに対応しているかは下記からチェックを!
ペン先極細おすすめスタイラスペンランキング
続いて紹介するのがペン先極細のタイプ。
第1位 エレコムスタイラスペン
- 極細ペン先1.5mm
ペン先の細さは1.5mmと極細。単6電池1本で動作するタイプ。iPhoneでの動作確認が取れているのもポイントだ。海外メーカーが多い中で安心して購入できるエレコムブランドなのも安心。
- 価格のお手軽さ
価格がペン先極細のものの中では比較的お求めやすい価格となっている。小売価格は2,500円程度だが実際にAmazonや楽天ではさらに安い価格になっている。価格はこちらからご確認いただける。
第2位 ロジクールデジタルペンシル
- ライトニング充電に対応
iPhoneやiPadユーザーに嬉しいポイントで、ライトニングに接続して充電できる希少なスタイラスペン。他にもUSB-C充電ポートのタイプのものもあるので他メーカーのタブレットでもOKだ。
- ApplePencilテクノロジーに対応
iPadで使う場合はペアリングも不要で電源ボタンを押すだけで使用できる。パームリジェクションにも対応しているので手のひらが画面に接触した状態でも誤動作することなく使用できる。
特にiPadで使用するユーザーにおすすめしたいスタイラスペンだ。
第3位 サンワサプライ ディスク式タッチペン
- ペン先ディスクタイプで細かい操作に最適
画像で見てわかる通りペン先がディスクタイプなので描画部分が見やすく細かい操作に適している。ペン先、ペン自身の形状が普通のボールペンと同じなので使いやすい。
- コスパ最高
紹介した中では最安値の税込1,073円。安いけれどサンワサプライの製品なので一定の質は保証されているので安心して購入できる。
第4位 プリンストン PASTEL SKETCH PRO
- iPadモードと汎用モードで多くのデバイスに対応
汎用モードでは静電容量方式に対応したデバイスすべてに対応している。もちろんiPad6世代以降、iPadAir第3世代以降、iPad Proに対応している。しかもペン内部にマグネットが内蔵されているのでApplePencilのようにiPadの側面に貼り付けることもできる。
- 六角形の握りやすいデザイン
ペン持ち手の部分が六角形で鉛筆の様な手に馴染みやすい形状。デジタルガジェットだけれどアナログ感を感じられるスタイラスペン。
USB-Cで充電して使用するタイプのペン。約90分の充電で15時間の連続動作が可能。
第5位 Wacom Bamboo Tip
Bamboo TipはiOSと一部のAndroidタッチスクリーンデバイスに対応している。(対応一覧はこちら)充電して使うタイプだがペアリングは不要。より精巧な追従性能と書き味を楽しめる。ペンタブレット専門メーカーのワコム製のスタイラスペンなので高い描画性能は折り紙付きだ。
ペン先が極細タイプのスタイラスペンのおすすめをご紹介した。スタイラスペンも日進月歩で進化しているので要チェック。これらの情報を参考に自分の用途に合ったスタイラスペンを選んでいただければ幸い!
さらに本格的にデジタルペイントを楽しむためのアイテム
ここまでで紹介したのはタブレットで使用するスタイラス。これでもいくらかデジタルペイントはできるけれど、より本格的に楽しむためにお勧めなのが液晶ペンタブレットだ。
液タブの選び方、おすすめの製品はこちらからどうぞ。
iPad最強のペン先極細ペンレビュー|Apple Pencil 第1世代と第2世代の違い
最後にiPadをお使いのユーザーにおすすめしたApple Pencilのレビューする。まずは今使っているiPadがApple Pencilを使えるのか、使えるiPadなら対応ペンが第1世代なのか第2世代なのかをチェックしよう。
iPadモデル (世代) | Apple Pencil 【第1世代 】 | Apple Pencil 【第2世代】 |
---|---|---|
iPad mini(第5世代) | ◯ | |
iPad mini(第6世代) | ◯ | |
iPad(第6世代) | ◯ | |
iPad(第7世代) | ◯ | |
iPad(第8世代) | ◯ | |
iPad(第9世代) | ◯ | |
iPad(第10世代) | ◯ | |
iPad Air(第3世代) | ◯ | |
iPad Air(第4世代) | ◯ | |
iPad Air(第5世代) | ◯ | |
iPad Pro(9.7インチ) | ◯ | |
iPad Pro (11インチ)(第1世代) | ◯ | |
iPad Pro (11インチ)(第2世代) | ◯ | |
iPad Pro (11インチ)(第3世代) | ◯ | |
iPad Pro (11インチ)(第4世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第1世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第2世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第3世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第4世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第5世代) | ◯ | |
iPad Pro (12.9インチ)(第6世代) | ◯ |
デザインの違い
まずはデザインの違い。
まず材質が違って、第1世代はテカリのある素材だけれど第2世代はマットな素材だ。第1世代は長時間使っていると汗で滑りやすくなるので別途でペングリップを購入するユーザーも多い。例えばこんなグリップがおすすめ。
他にもパッとみてわかるのがペン形状の違い。第1世代は完全に円形で、第2世代は一面が平面になっている。こちらは充電方法の違いが原因。
充電方法の違い
最大の違いといって良いポイントだ。それぞれの充電方法がこちら。
第一世代:ペンテール部分から有線で充電。
このようにもしiPadから直接充電するとなるとかなり不恰好。というか根本から折れそうで怖い。
もう一つの方法は、付属のアタッチメントを挟んでの充電。こちらの方が実際的だけれど、アタッチメントが小さすぎて紛失するユーザーが続出した。
その点第2世代の充電方法は理想的。
第2世代:iPad側面に貼り付けて無線で充電。
このように貼り付けるのみ。ペンの一面が平面になっているので、その部分を下にして側面に近づけるとマグネットでカチッと張り付くようになっている。自分は両方使ったのだけれど、この充電方法が画期的すぎた。このためだけに買い替えを検討しても良いと思えたレベル。というよりも、第1世代の充電方法が不便すぎた。
Apple Pencilによるポイントが表示される(M2 iPad Proのみ)
こちらはApple Pencil第2世代を、M2 iPad Proで使った時のみの最新機能。ペン先をディスプレイの12ミリ以下に近づけた時点で、iPad画面に書き出しの位置がポイントで表記されるようになった。
この機能は液タブユーザーにとっては当たり前のことだけれど、これまでのApple Pencilでは表示されなかった。表示されることで、書き出し位置がより明確になった。またペン先の太さや色が表示されるようになった。(対応ソフトのみ)iPadがより液タブに近づいたので、よりイラストソフトが使いやすくなった。
以上Apple Pencilの第1世代と第2世代の違いをレビューでご紹介した。もしどちらかを選べる環境にいるなら第2世代がおすすめ。充電方法、形状など細かなことに思えるけれど毎日使いたいならこだわって選んだほうがメリットは多い。