ペンタブを使っているとペンだけが壊れることがある。ペンだけ購入したいがワコムは対応ペンのみでしか使えない。ペンタブのペンだけ購入する時は適当に買ってはいけない!現行の型番で対応しているペン一覧。オプションペンも見てみよう。
ペンタブのペンだけ購入できるか
ワコム直営ストアやAmazonで購入できる。ただペンタブの機種によって使えるペンは決まっているので注意が必要だ。対応していないペンを購入すると全く反応が出ない。文鎮ペンと化すので気を付けよう。
非常にわかりづらいので一覧で整理する。
ワコムペンタブの対応ペン
今使われているペンタブの対応しているペンがこちら。
ペンタブ型番 | 対応ペン型番 | |
intuos | CTH-480,680 | LP-180 |
CTH-490,690 | LP-190 | |
intuos Pro | PTH-490,PTH-690 | KP-501、KP-503 |
Cintiq | DTK1300,DTH1300 | KP-501、KP-503 |
DTK2200.DTH-2200 | KP-501、KP-503 | |
DTK-2700,DTH-2700 | KP-501、KP-503 | |
CintiqCompanion | DTH-W1310 | KP-501、KP-503 |
MobileStudioPro | 新製品 | KP-501+KP-504 |
Cintiq Pro | 新製品 | KP-501+KP-504 |
表を見ていただけるとわかるが、IntuosProと液晶タブレットはすべて共用のペンだ。KP-501はグリップペン。KP-503はプロペン。デザインは異なるが筆圧など機能面はすべて同様。好みで選ぶといいだろう。
新製品のMobilestudioproとCintiqProは筆圧が4倍の8194レベルの新ペンKP-504と、筆圧2048レベルのKP-501両方使用できる。
購入はどこでできる?
公式ワコムストア、Amazon,楽天市場で型番を検索すれば購入できる。保証はどこで購入しても同様だ。
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ワコムで使えるほかのオプションペン
あまり知られていないがワコムにはオプションペンがあり、筆圧機能以外の機能が付属しているペンが発売されている。
こちらも残念ながらすべてのペンタブで使えるわけではない。KP-501が使えるIntuosPro,液晶タブレットのみで使用できる。それぞれのペンの機能を説明しよう。写真クリックでAmazonのページへジャンプする。詳細はそちらからご覧あれ。
クラシックペン(KP-300)
特徴:ペン本体が細いスリムタイプ
女性にとってプロペンは少し太く感じることもあるだろう。そんな方に使われているのがクラシックペン。筆圧、サイドスイッチ、消しゴムなどペンとしての機能は全く同じで太さが異なるだけだ。
アートペン(KP-701)
特徴:回転検出機能
ペンを回転させるとその角度が検出される機能だ。マーカーなど横幅が広いペンで書くと角度によって太さが変わる。それを再現できるペンだ。ほかにもカリグラフィペンのように回転させて太さが変わる描画が可能だ。そのほかの筆圧、傾き検出、消しゴム機能はプロペンと同様。イラストレーター等に選ばれている専用ペン。
エアブラシ(KP-400)
特徴:ペン軸のホイールでエアブラシが使える
画像を見るとわかるが、ペンにマウスについているようなホイールがついている。それをころころと回せる仕様。回転に合わせてエアブラシと同じようにブラッシングができる。
ホイールは1024レベルとかなり詳細だ。エアブラシを利用するイラストレーターにはぜひ使ってほしいペン。描画の範囲がぐっと広がりそうだ。
Wacom Pro Pen 3D 新発売
さらに新製品としてPro Pen 3Dが発売された。基本的な仕様数値はPro Pen2と全く同じ。違いはペンの径が若干細くなっていること。そしてペンサイドスイッチが2個から3個に増えていることだ。
上記オプションペンの注意点
ワコムオプションペンの特別な機能は残念ながらすべてのソフトウェアで使えるわけではない。対応しているソフトウェアのみで使用できる。なんだそうか、と思われがちだがご安心を。有名なソフトウェアは大抵対応している。
- Adobe Photoshop7.0/CS
- Adobe PhotoshopExtendedCS4
- Corel Painter9-11
- Corel PainterEssentials
- Comic Studio
- Clip Studio Paint Pro
- さらに詳細はワコムサポートページからどうぞ
実際にワコムのペンをいろいろ使ってみた感想
intuosで使えるペンと、intuos Proで使えるペンの違い
この2種類のペンの違いは明らかだ。持った瞬間に差を感じるレベル。intuosのペンはやはり「初めての人用」という感が強い。intuosProは長時間使用しても疲れにくいつくりになっている。高級なボールペンと100円のペンくらいの差を感じる。
IntuosProで使うペンは初めて使うと太く感じるかもしれない。だが使っているとなれるしその方が指が疲れにくく感じる。どうしても太さに対応できない場合はオプションのクラシックペンを使うといいだろう。
他のオプションペンであるアートペンやエアブラシはさすがのつくり。新しい描画ができかなり面白い。ただ実際にエアブラシを使う機会がなかったので使ってはいないが。エアブラシを頻繁に使っているプロに喜ばれるペンだろう。
以上ワコムのペンタブ、液タブの対応ペンをご紹介した。型番を間違うと使用できないのでご注意を!