Intuos Pro【ペンタブ】 intuos[ペンタブ] ペンタブレット|初心者へおすすめのペンタブ ワコムおすすめ製品の選び方

【ワコムペンタブのサイズ】SとMどちらがおすすめ?両方1年使ってみての感想

ワコムのペンタブを選ぶ時先ず見るのがサイズ。わたしも買った時に迷ったペンタブを選ぶ時に参考にした情報。ワコムのペンタブSとMを両方1年使ってみての感想。実際のサイズ計測結果。プロが現場で使っているIntuosProのサイズとは?

ペンタブの実際のサイズを確認

ワコムのペンタブは大きく分けて2種類。

  • 初めての人用の【Intuos】(筆圧4096レベル)
  • 本格的に始めたい人用の【Intuos Pro】(筆圧8192レベル)

実際のサイズを見てみよう。注意点は板の外形ではなく描画範囲をみること。当たり前だが枠にあたる部分はペンで触れても反応がないからだ。それぞれの外形寸法がこちら。

Intuosのサイズ展開

ワコム イントス
サイズ読取可能範囲外径寸法
Small152×95mm200 x 160 x 8.8 mm(最厚部)
Medium216×135mm264 x 200 x 8.8 mm (最厚部)

IntuosProのサイズ展開

Wacom_Intuos_Pro_Medium___ワコムストア___Wacom
サイズ読取可能範囲外径寸法
Small160 x 100 mm269 x 170 x 8.45 mm
Medium224 x 148 mm338 x 219 x 8 mm

ペンタブ|SサイズとMサイズの選び方

サイズを選ぶ時に参考になるポイントがいくつかある。

液晶サイズ

こういう基準でみるといいだろう。

  • ノートパソコン:Sサイズ
  • デスクトップパソコン:Mサイズ

ペンタブのサイズとモニターのサイズの差が大きくなると、実際にペンを動かした距離とモニター内でのポインタの動きのギャップが大きくなるからだ。

目安だが、もし15インチのモニターでSサイズを使った場合、1cmペン先を移動させるとパソコンのモニター内では約4cm動くことになる。これだけ聞くとかなりシビアな印象だが実際に使うとそうでもない。マウスで同様のシビアな動きに慣れているからだ。

絵を描く自分のスタイル

  • 手先で細かく書くタイプ:Sサイズ
  • 腕を使って大きく動かして書くタイプ:Mサイズ

マンガを描く方に多いかもしれない手先を使って細かくタイプ。絵画のように大きく線を引く腕を動かして書くタイプ。自分の書くスタイルで選ぶのも大切だ。

作業環境で選ぶ

Sサイズは十分持ち運べる。重量はたったの290g。ワコムでも持ち運ぶ用のケースが販売されている。ノートパソコンと一緒に持ち運んでもかさばらず重さも気にならないレベルだ。持ち運んで外出先でも作業がしたいなら迷うことなくSサイズを選ぶべし。

デジタル作業の現場のプロはSとMどちらを選んでいるか

intuos現場での使用

ワコムのホームページでIntuos Proの活用事例というページが出ている。WEB制作、映像制作での事例だが、その現場ではすべてMサイズが使われている。やはりプロが仕事で使うならMサイズを使うことが多い模様。イラストや写真の編集では、広い部分を範囲選択することから、細かい描画など幅が広い。そうなるとSサイズではやりづらく感じる。職場で利用することをお考えならMサイズが長期的によい。

実際にSサイズとMサイズを1年使ってみての感想

実際にどちらも使ってみたが、自分の場合はMサイズだと持て余してしまった。ノートパソコンで使っていたことも原因かもしれない。用途はペイントだが使ってみて分かったのが自分は腕を大きく使うタイプではないということ。正直使ってみて初めて分かった実感だ。

もう一つ分かったのは、『大は小を兼ねる』ということだ。

ワコムタブレットのプロパティ画面でペンで反応が出る範囲を自由に変更することができる。つまりMサイズで反応が出る部分をSサイズのように小さくすることができるということだ。実際わたしもそういう使い方をしていた。こういってしまうとSかMかと悩むこと自体が意味がなくなってしまうが。。。悩んでいるならMを選んでおけば後悔することはない。

IntuosとIntuosProの違い

IntuosとIntuosPro、大きさ自体に大きな差はない。IntuosProの方が一回り位大きくなっている。大きく異なるのがペンでの描画能力だ。差を表にするとこうなる。

intuospro pen
IntuosIntuos Pro
筆圧4096レベル8192レベル
読取精度±0.25mm±0.20mm
読取速度最高133ポイント/秒最高200ポイント/秒

どちらが自分に合っているか。

実際両方使ったことがあるが書いてみると筆圧の違いははっきり感じるレベルだ。読取精度、読み取り速度の差も倍になっている。

もし初めてデジタルペイントを始める、長時間の作業ではなく趣味でペイントをする方に選ばれているのがIntuosだ。何より価格帯も1万円変わってくる。タッチ機能なしのSサイズなら1万円を切る価格で手に入れられる。この価格で考えるとかなりコストパフォーマンスはいい。

スムーズに実際に紙に書いているように感じられるのがIntuosProだ。ペン自体もIntuosProとIntuosでは高級ペンと100円均一のペンくらいの差がある。長時間使用するならIntuosProをオススメする。正直なところ両方使っているがProを触るとIntuosには戻れなくなってしまうだろう。書き味はもちろんペンのもち心地、板に触れた感触などが全く違っている。

Intuos SサイズとMサイズの価格の差

intuosSサイズ9000円〜
Mサイズ21000円〜
intuo ProSサイズ29000円〜
Mサイズ40000円〜

価格も倍近く差があるので自分が必要なスペックを確認してからしっかり選ぼう!現在の価格はこちらからご覧いただける。ワコムストアでも販売しており1年間のメーカー保証を受けられる。

Intuosの価格がこちら。

➡️【ワコム公式ストア】Intuosの価格を見る!

ハイスペックプロモデルIntuos Proの価格はこちらから。

➡️【ワコム公式ストア】Intuos Proの価格を見る!

  • この記事を書いた人

PentabletClub

Pentablet Clubはペンタブ、液タブに特化したレビューサイト。運営者NAKATAは液タブを追い続けて6年になるWebエンジニア。WacomやXPPEN、HUION等のレビュー、最新情報をいち早くシェア!2017年から各メーカー液タブをレビュー中。【レビュー総数 / ペンタブ:22台 / 液タブ:34台】