液晶タブレットの選び方

サンコーミンタブモバイル13.3型液タブ発売開始!USBから直接給電

サンコー株式会社から13.3型液タブミンタブモバイルが販売開始される。販売価格39,800円だが筆圧2048レベルペン付属、USBから直接給電などほか製品にはない使い勝手の良さを検証する。ミンタブモバイル13.3インチ液タブの詳細スペック情報。

サンコーミンタブモバイル13.3型液タブ販売開始

サンコーから発売された13.3インチ液タブミンタブモバイル直販価格は39,800円と激安だ。ワコム以外の液タブのほとんどが中国、台湾のメーカー。数少ない日本メーカーから販売されている液タブだ。保証もサンコー1年間保証ということで高い安心感が特徴だ。ミンタブモバイルならではの機能スペックを中心に見てみよう。

[s_ad]

ミンタブモバイル13.3型液タブ詳細スペック

液晶表示能力

液晶サイズ13.3インチ
解像度1920*1080
液晶方式IPS方式
視野角178°
色域Adobe RGBカバー75%
最大輝度250cd/m2
ショートカットキー8個

液晶は13.3インチにフルHD解像度、IPS方式とワコムCintiq13にも引けを取らないスペック。表示に関しては現在の他の液タブと同等レベルを保っており高スペックといえそうだ。

本体サイドに8個のショートカットキー。デジタルペイントの効率を上げるための必須機能も備えている。

筆圧2048レベルペン付属

ペンの筆圧レベルは2048レベル。プロの方にも十分なレベルだ。ペンはワコムのものとは違い充電式。画像のようにペンのテール部分にUSBケーブルを使って充電するようになる。充電時間20分で連続使用時間60-80時間。ペン先はもちろん細くボールペンとほぼ同じ細さだ。

ただ傾き感知機能はないとのこと。ペンを傾けると太さが変わる機能だがワコム以外でこの機能を備えている液タブはないので大きな問題にはならない。

USB直接給電バスパワー駆動でモバイルにピッタリ

上部画像が付属品の一覧だ。お気づきの通りACアダプタ、電源ケーブルがない。ミンタブモバイル13.3型液タブはUSBから直接給電されるバスパワー駆動タイプだからだ。つまりパソコンとUSBで接続すればOKだということ。これにより外出先で使いたい場合でもノートパソコンと接続して電源ケーブルいらずというわけだ。

さらに本体外形サイズが360*225*14mm重量500gとかなりコンパクトなのも大きなポイント。13.3インチ液タブで500gは他に類を見ない軽さだ。製品名がミンタブモバイルとなっている通り快適に持ち運ぶためのポイントをしっかりと抑えている

スタンドは着脱式で画像で見る限りプラスチック素材なので軽そうだ。ただサイズを見てもそれほど頑丈ではなさそう。本体が500gと軽いこともあるが若干の不安定さは否めない。

[s_ad]

ミンタブモバイルのPentablet.Club的評価

ミンタブモバイルを選ぶ理由を検証。まず大きなポイントは日本メーカー製品だということ。日本製液タブといえばワコムだがプロ仕様で価格は10万を超える。それ以外で手軽に購入できる価格帯の液タブとなる中華系メーカーしか選択肢がなかった。

もちろん中華系メーカーも技術的には問題ないし日本語サポートも受けられるので問題ないのだが、日本メーカー製品という安心感は高い。さらに4万円を切る価格でコスパの良さも大きなポイントだ。

さらにUSBからの直接給電で電源ケーブルが不要だということ、本体重量500のコンパクトさとモバイル時の快適さは他製品にはない強みだ。そして筆圧2048レベルフルHD液晶と本格的にデジタルペイントを楽しめるスペックも備えている。

格安価格なのでデザインや製品の造りのチープさは否めないが、初めての液タブ購入で10万を超える製品をいきなる購入するのはちょっと、と感じているユーザーにとってはちょうどよい価格帯、スペックとなっておりおすすめだ。

ちなみに13.3型ミンタブモバイルはサンコー直販サイトで販売中だ。22インチのものはAmazonなどでもご覧いただける。

ソース:http://www.thanko.jp/shopdetail/000000002959

  • この記事を書いた人

PentabletClub

Pentablet Clubはペンタブ、液タブに特化したレビューサイト。運営者NAKATAは液タブを追い続けて6年になるWebエンジニア。WacomやXPPEN、HUION等のレビュー、最新情報をいち早くシェア!2017年から各メーカー液タブをレビュー中。【レビュー総数 / ペンタブ:22台 / 液タブ:34台】