MobileStudioPro16インチが販売開始!値段は安い?MobileStudioPro16の利用者も続々と口コミを寄せているのでまとめて紹介。価格情報も確認して正直買いかどうかを検討!パソコンと接続するのに注意が必要だ。WacomLinkについても検証。
MobileStudioPro16インチ・13インチの値段
ワコムストアで発表された価格がこちらです。
13インチ | i5 64G | 181,440円 |
i5 128G | 213,840円 | |
i7 256G | 267,840円 | |
i7 512G | 311,040円 | |
16インチ | i5 256G | 300,240円 |
i7 512G | 375,840円 |
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16インチになると低いスペック(メモリi5、ハードディスク256G)で30万円。価格だけを見ると高く感じるかもしれないが、用途によっては逆にこのチョイスが一番安くなる。
こんな人にとっては安いと感じられる製品
- 4K表示できるだけかグラボ,モニターがない人
- パソコンを持っていない人
MobileStudioPro16インチの最高スペックを発揮するには4Kの解像度に対応しているグラフィックボード、モニターが必要に。そうなると合わせると最低でも7、8万円は必要になるだろう。さらにもしパソコン持ってない場合はさらにパソコン本体代が必要!
そうなると少し高くてもMobileStudioPro16なら一台で済むのでトータルで価格がお得になる。この1台でパソコン。4K表示対応のモニター、ビデオカードすべてがそろえられる。しかもモバイルとして持ち運んで外出先でも作業可能。これはかなりのモンスター機種といえる。
正直4K対応のモニター持っている人ってどれくらいいるんだろう。。。
MobileStudioPro16のスペック一覧
型番 | DTH-W1620M | DTH-W1620H |
CPU | Intel Core i5-6267U(2.9GHz) | Intel Core i7-6567U(3.3GHz) |
グラフィック | NVIDIA® Quadro® M600M 2GB GDDR5 | NVIDIA® Quadro® M1000M 4GB GDDR5 |
メインメモリ | 8GB | 16GB |
ストレージ | 256G | 512GB |
対応OS | Win7以降 MacX10.10以降 | |
メモリカード | SDXCカード | |
映像出力 | USB-C、WacomLink(MiniDisplayport経由) | |
USBハブ | USB-C×3 | |
表示サイズ | 15.6型(345.6 x 194.4 mm) | |
解像度 | UHD(3840×2160) | |
液晶方式 | IPS方式(LED) | |
最大表示色 | 1677万色 | |
視野角 | 水平178度、垂直178度 | |
色域 | AdobeRGBカバー率94% | |
連続駆動時間 | 最大5時間 | |
外形 | 418.0 x 261.6 x 19.2 mm | |
重量 | 2200g | |
オーディオ | スピーカー×2 | |
ワイヤレス | Wifi IEEE802.11ac |
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MobileStudioPro16インチには2種類あって、違いは簡単に言うとCPU,メインメモリ、ストレージのスペックの違い。価格も75000円ほどの差が出ている。
16インチ | i5 256G | 300,240円 |
i7 512G | 375,840円 |
口コミで見るスペックの注目ポイント
4Kの解像度
注目なのはやっぱり解像度。UHDとの表記だが3840×2160で4K。実際開くとどんな感じの画面になるのかこんな口コミが乗っていた。
Wacom MobileStudio Pro、かなり良かったです。(絵は @kirusu 先輩のものです)隣を向いたら @shiru さんが真剣に描かれていてビックリしましたw pic.twitter.com/HH3A7BZfC4
— Tomoyuki Arima (@tatsdesign) 2016年11月16日
この操作画面を見るとキャンパスを開いて、さらにペイントソフトの筆の太さ、カラー、レイヤーを開いてもまだ余裕がある模様。かなり作業効率が上がりそうだ。高い解像度はデジタルペイントの正義だ。
ペン性能の向上
他に大注目なのがペン性能の向上!筆圧レベルが一気に4倍の8194レベル。さらにペン先と描画位置の差がかなり進歩している。実際使った方の口コミがこちら。
MobileStudio Pro 16インチのペン先の視差。既存モデルと比較すると驚きの薄さではないでしょうか。月神るなさん(@lunaticjoker )にマクロレンズで撮影して頂いたものです。 pic.twitter.com/DS79ESig1z
— redjuice (@shiru) 2016年11月17日
写真で見て分かる通り視差はほぼなくなって描画のずれが改善された模様。ペン先と描画位置のずれが無くなりさらに描画は自然なものに近づいている。
Mobileには不向き?
他に見ておくべき口コミポイントがACアダプタの重さ。
MobileStudio ProのACアダプター約450gでやっぱり重い。Cintiq CompanionのACアダプターが約440gだからちょっと重くなってるのか。人類はACアダプターという呪いから逃れることは出来ないのだ。 pic.twitter.com/WuaAoAXqAE
— メロン泥棒@2日目東x33b (@melondorobou) 2016年11月20日
もし外出先で作業したいならこのACアダプターは持ち運びが必須。上のスペック表にも書いているが、
連続駆動時間 | 最大5時間 |
最大5時間は正直心もとない。Mobileといいながらも駆動時間は短いのが気になるところだ。16インチでガンガン表示させていけば仕方ないか。ただそうなると持ち運ぶ必要なACアダプタの重さを抑えておきたいところだ。ACアダプタは仕様上重さを軽くするのはかなり難しい。
MobileStudioPro16をパソコンと接続するために
パソコンとの接続に注意が必要
MobileStudioPro16のコンピュータ接続についての記載がこちら。
USB Type-CまたはWacom Link
(Mini DisplayPort、USB *2 /別売)
パソコンとの接続は今話題のUSB-Cなんです。MacBookProに搭載されているものだ。これ今搭載しているパソコン持ってる人いないだろ!と思う人も多いはず。特にWindowsユーザーにとってはちょっと残念。もしパソコンにUSB-Cがない場合は、12月中旬のWacomLinkでの接続になる。
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Wacom Linkってなに?
WacomLinkはUSB-CからMiniDisplayportとUSBポートに変換するケーブルのこと。
それ以外のポートだとどうなる?
とふつう思うところだが、ワコムのサポートにこんな恐ろしい一文が。。
市販のUSB Type-C マルチポートハブを使って、HDMIやRGBに接続しても動作いたしませんのでご注意ください。
まじか。
パソコンとデスクトップモードで使うには12月中旬まで待つ必要がある。
ただ単体でもかなりの高スペックだからパソコンとつながずに使用してほしいのだろう。そして実際単体でもかなりのペイントを楽しめる。そんなにデザイン性を追求してないんだからDisplayPortもつければよかったのにと思ってしまうのはわたしだけだろうか。
正直MobileStudioPro16は買い?
現時点でMobileStudioPro16は間違いなく持ち運べる液タブの最高位機種。しかも液晶サイズが16インチとこれまでもニーズが高ったサイズだけにかなりの人気になりそうだ。よく比較されるのがIpadProの13インチ。ただペイント専用で作られているMobileStudioPro16とIpadProではペイント能力でいうと雲泥の差が。IpadProは、
- 対応しているペイントソフトが少ない
- ペン筆圧レベルの差
- メモリのスペックが重いペイントソフトはきつい
という理由で本格的にペイントをするための製品ではない。
OSを載せている単体で利用できる液タブを探しているならかなり買いの製品だ。それだけ価格も高くなりますが本格的に長く使っていきたいならオススメ。
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