安くてコスパの高いゲーミングチェアを厳選してご紹介。特に価格に特化して安いものだけをチョイスして検証する。AKRACER等の定番製品と1万円以下のコスパ優先の製品に分けてご紹介。デュアルレストチェアを使ってみてのレビューも。
ゲーミングチェアおすすめの選び方
ゲーミングチェアとは|デスクチェアとの違い
ゲーミングチェアとはデザインがレーシングシート型の高機能デスクチェア。主に長時間座ってゲームするゲーマーに選ばれるデザインが特徴。長時間同じ体勢でいても腰や眼、腕への負担を少なくなるように形状が工夫されている。ゲーマーだけではなくデスクワークが中心で座り心地にこだわって選びたいユーザーに選ばれている。
色々とあるゲーミングチェアの中から自分に合ったものを選ぶためのポイントをチェックしてみよう。
リクライニング角度|寝れる角度が欲しいかどうか
一般的なゲーミングチェアのリクライニング角度は30度から180度。180度ということはフルフラットということなので完全に寝れる角度だ。疲れたらそのまま椅子で仮眠したいというユーザーも多い。寝れるゲーミングチェアといううたい文句で販売されているものもあるのでリクライニング可動角度をチェックしよう。
素材|布地・PUレザー・マイクロファイバー
一番よく使われているのは布地、自分が使っているのもこのタイプ。通気性が高く長時間座っても蒸れにくいので快適だ。ただ耐久性が他のものと比べると低い。まだないけれど飲み物で汚れた後のメンテナンスはかなり大変そうだ。
他によく使われているのがPUレザー。汚れに強くメンテナンスがしやすい。見た目に高級感が出るのでデザイン重視の方に多く選ばれる。ただ通気性が悪いので汗かきな方はべたつきが気になるかもしれない。
一番丈夫で通気性も良いのがマイクロファイバー素材だ。ただこちらもメンテナンスがしにくく汚れが目立ちやすい。
アームレスト|高さ調整可能か
アームレストとは所謂ひじ掛けで手首やひじを置く部分。マウスを使う腕をアームレストに載せて作業したい方は高さ調整可能なものを選ぶべきだ。それぞれユーザーの体系によって肘の位置は多少異なるので自分にしっかりあった高さにものを選びたい。
この機能は必須。キーボードを使うにしてもマウスで操作するにしても、肘を適切な高さに置いて作業できるかどうかで疲れ方が大きく変わってくる。
ヘッドレストがあるか
ヘッドレストは頭や首を支える部分。背もたれを20度ほど倒して使用する場合や、椅子を倒して寝たい場合は必須。ただ普段座っている姿勢では使用しない。個人的に使用しているゲーミングチェアにヘッドレストがついているけれどほとんど使用していない。自分の用途をチェックしよう。倒して休む用途がない場合はヘッドレストなしのもので全然OKだと感じた。
以上挙げている、素材、調整可能な部分、座り心地をチェックして自分の用途に合ったものを選べばベストバイができるはずだ。他にも単純にデザインが好みかどうかも大切な要素。そしてもちろん価格も。家にいる時に最も長くいるのがベッドにいる時間と椅子に座っている時間。適当に選ばずに自分に合ったものを選んでいただきたい。
上記で上げたポイントを合わせて考えておすすめのゲーミングチェアをご紹介する。
おすすめゲーミングチェア|定番の売れ筋モデル
まずは多くのユーザーに選ばれている売れ筋モデルをご紹介する。有名Youtuberが紹介していたりともはや定番モデル。こだわって大勢のユーザーに選ばれているものを選びたい方、いろいろと取捨選択するのが面倒でとにかく定番の人気モデルが欲しい方にはこちらがおすすめ。
定番製品|Gtracing GT002
今Amazonで人気のGtracing GT002。テレワーク需要も相まって大勢に選ばれている。創業2011年で年鑑100万以上のゲーミングチェアを販売している老舗メーカー。GT002はベストセラーにもなっている定番製品だ。
165度までのリクライニング、アジアユーザーに嬉しい座面42-50cmまで調整可能、アームレストの高さ調整可能、と必要な機能が揃っている。カラーも豊富でインテリアにこだわりたい方にもおすすめしたい一台だ。
リクライニング角度 | 最大165度 |
アームレスト高さ調節 | ○ |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUレザー |
価格 | 19,800円 |
AKRACING PRO-X V2
AKRACINGはいわずと知れた代表的なゲーミングチェアメーカー。今話題のe-sportsの会場でもよく目にする製品だ。リクライニング、アームレスト調整、ヘッドレスト、ランパーサポート、ポリウレタン製キャスター等機能もりもり。予算に余裕があるなら選んでまず間違いのない製品。
リクライニング角度 | 最大180度 |
アームレスト高さ調節 | ○ |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUレザー |
価格 | 54,321円 |
DXRACER ゲーミングチェア DXR-BKN
ゲーミングチェアの定番メーカーであるDXRACER。プロゲーミングチームにも使われている売れ筋。HIKAKINやはじめ社長など有名Youtuberがこぞってレビューしており知名度が最も高いゲーミングチェア。
選ばれている理由は人体工学に基づいて設計された安定した座り心地。頭部、肩部、膝部、腰部をしっかりとホールドする三次元立体成型。チェア内部は弾力性の高い高密度・今反発ウレタンフォーム。座り心地の良さは折り紙付きだ。
リクライニング角度 | 最大150度 |
アームレスト高さ調節 | ○ |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | 布地 |
価格 | 29,800円 |
とにかく人気のモデルをご紹介した。とりあえずこれを選んでおけば間違いない製品。
次に紹介するのが次点で人気のメーカーBauhutteのもの。特に日本人の体形に特化して設計された人気モデルをご紹介しておく。
Dowinx フットレストとマッサージ器を内蔵
リクライニング角度 | 最大170度 |
アームレスト高さ調節 | × |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUレザー |
価格 | 17,800円 |
最大の特徴は腰の部分に振動してマッサージしてくれる機能がついていること。そして収納式のフットレストがついていることだ。太ももの部分に厚さ5インチのスポンジを使用していたりと細かな工夫が嬉しいゲーミングチェア で人気。
PRORACING PUレザー 34CAA
今Amazonで売れている程よい価格帯が魅力のPRORACING。1万円以下の安いものは嫌だけど3万以上するのは本格的過ぎて手が出ない。というユーザーにぴったりのゲーミングチェアだ。
最大175度の無段階リクライニングが可能なのでちょっと横になって休むことも可能。アームレストの高さ、角度も調節できるのでゲーミングチェアとしての機能もしっかり果たしてくれる。価格は販売開始価格なので今は下記表示価格よりもかなり安く買えるので要チェックだ。
リクライニング角度 | 最大150度 |
アームレスト高さ調節 | ○ |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUレザー |
価格 | 20,800円 |
ここまではある程度の予算を準備できてこだわって選びたい方にお奨めの機種だ。続いてご紹介するのは価格が10,000円以下のコスパ優先タイプ。
コスパ優先とにかく安いゲーミングチェアのおすすめ
椅子に何万円もかけるのはちょっと。。。でも座り心地優先のチェアが欲しい!という方におすすめしたい。
タンスのゲン オフィスチェア|圧倒的安さでAmazonで爆発的人気
こちらはAmazonランキング文房具・オフィス用品総合オフィス家具部門で1位を獲得している売れ筋製品だ。腰サポートクッションやS字カーブの背面等座り心地の良さを追求しているデザインだ。固定式だが最大で20度椅子を倒すことができる。リクライニング機能もついているので休憩中にゆらゆら揺らしてリフレッシュできるのもうれしい。
価格は4,999円だが座り心地にこだわったデザインでおすすめだ。
リクライニング角度 | 最大20度 |
アームレスト高さ調節 | × |
ヘッドレスト | × |
生地 | メッシュ布地 |
価格 | 4,999円 |
panana ゲーミングチェア オフィスチェア スタンダードなデザイン
こちらも1万円程度で購入できるゲーミングチェア。上記と異なるのはヘッドレスト、フットレスト付きだということだ。体全体を包み込むような形状で座り心地はかなりよさそう。リクライニングすればほぼ水平に近い角度まで倒して休めるのが魅力的だ。
リクライニング角度 | 160度 |
アームレスト高さ調節 | × |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUレザー |
価格 | 12,000円 |
OSJ オフィスチェア アームレスト収納可能
こちらもAmazonでかなり人気のオフィスチェア。145度のロッキング固定式、ヘッドレスト付き、腰サポートクッション付きと一通りの機能がそろっている。さらにアームレストを回転させられるのもポイント。ギターなど楽器演奏もする方のニーズにがっつりはまっていておすすめ。
リクライニング角度 | 145度 |
アームレスト高さ調節 | △ |
ヘッドレスト | ○ |
生地 | PUメッシュ |
価格 | 12,854円 |
タンスのゲン フットレスト付きゲーミングチェア
こちらの最大の特徴はフットレストが内蔵されていること。リクライニングも170度まで可能なのでほぼ水へに近い姿勢で足を延ばして休憩できる。クッションにもボリュームがあるのでゆったり休めそうだ。ゲーミングチェアで完全に横になって休憩したい方にぜひおすすめしたい。
リクライニングのためのレバーの位置など細かな設計にもこだわっておりAmazonのレビュー評価も非常に高い300件のレビューで星4個。
リクライニング角度 | 最大170度 |
アームレスト高さ調節 | × |
ヘッドレスト | × |
生地 | PUメッシュ |
価格 | 15,990円 |
安いゲーミングチェアのおすすめ まとめ
以上定番メーカーの製品とコスパの高い製品に分けてご紹介した。とりあえずどれがいいかわからないから長く使えるものがいい!という方にはDXRACERのゲーミングチェアをおすすめしたい。女性の方や身長の低い方にはBauhutte日本ユーザー向けのものがおすすめ。日本人の体形に合わせて設計された唯一のゲーミングチェアだ。
ゲームをするにしてもデジタルアートをするにしても長時間座っての作業は身体に大きな影響与えることになる。こだわって自分に合ったベストな一台を選ぶ助けになれば幸いだ。
ゲーミングチェア × フローリング床|傷をつけない為のアイテム
最後にもう一つゲーミングチェアと切っても切り離せないのが、ゲーミングチェアとフローリング床の問題。長時間同じ場所で体重全体をかけるためフローリングに傷がついてしまう。賃貸なら特に気を付けるべし。そんな問題を解決してくれるのがチェアマット。おすすめがこちら。
サンワダイレクト チェアマット 厚さ2mm
サンワダイレクトの日本製チェアマット。半透明で存在感もないし価格が安いので選びやすい。amazonでのレビュー評価も非常に良くてオススメ。
Bauhutte 純正チェアマット
ゲーミングチェアも販売して言えるBauhutteのチェアマット。ゲーミングチェアメーカーのものなので信頼できそうだ。カスタマーレビューの評価もなかなか良い。ただ買ってすぐのにおいが気になるという声が多かった。
キャスターをウレタン製のものに交換
他に椅子のキャスターを交換するのも手だ。フローリング床に傷がつきにくいウレタン製のものに交換するだけなので手軽に取り組める。柔らかい素材になるので当然フローリングには優しい。さらにフローリングを傷つける理由の一つはキャスターの転がりが悪くなること。移動するときに引きずる形になるので大きな傷をつけてしまう。経年劣化でキャスターにごみが詰まったりした場合は交換するべし。
ゲーミングチェア × オットマン|より快適に過ごすためのアイテム
オットマンのおすすめをいくつかご紹介する。長時間座っていると足のむくみが気になる方も多いはず。ちょっと休憩するときに足を少し高い位置に置くだけで疲れの取れ方が全然ちがう。長時間座って作業する方におすすめしたいアイテムだ。
AKRACING オットマン こだわって選びたい方におすすめ
こちらは価格が14,800円と高め。というのもゲーミングチェアの老舗AKRACING製の本格派だからだ。特殊PUフォームクッション素材、ストッパー付きキャスター、と高い価格帯だけあるこだわりのデザインと機能を搭載している。こだわって選びたい方におすすめしたい。カラー展開もブラック、グレーと豊富。詳細はこちらからご覧いただける。
サンワダイレクト Amazonベストセラーのオットマン
こちらは価格も低めで手を出しやすい。ただガス圧リフトでの高さ調整。ウレタン素材の厚みのあるクッションで抑えるべきポイントも抑えている。Amazonベストセラーになっており146件のレビューで星4個と高い評価だ。もちろんここに座って過ごすことも可能な耐久度を備えている。
ゲーミングチェア【背もたれ分割 / デュオレストタイプ】の使用感レビュー
ゲーミングチェアの背もたれが2分割するデュオレストタイプのものを使ってみたのでレビューする。
背もたれ分割タイプのデュオレストゲーミングチェアとは、背もたれが2分割左右に分けることで、どんな体型や姿勢にもフィットすることを目指したもの。2分割した背もたれと椅子の連結部分は固めのゴム素材。
狭い範囲だけれど360度自由に角度が変化する。この構造のおかげで、腰の形状に合わせて背もたれの角度がフレキシブルに調整されるわけだ。
良かった点は、座っている間、腰の位置が固定されないこと。連結部分のゴム素材の範囲内で微妙に角度が変化するので、腰への負担が軽減したように感じている。背もたれの中央が空いているので熱がこもらないのも良かった。
残念に感じた点は、腰をガッチリと固定できないこと。これはメリットでも挙げたことなので矛盾しているのだけれど、固定されない分自分の腰の力で支える必要があるので長時間座っていると疲れやすい。角度がフレキシブルに調整できるということは、裏を返すとしっかりと腰が固定されないということになるからだ。
下で紹介するバランスチェアと似たところがあって、長時間座っているときちんと腰が疲れる。そのおかげで定期的に腰を動かすので結果的には腰が保護されることになる。
メーカーの説明では常に手で支えられているような使用感、とも説明されている。長時間手だけで腰を支えられるのって、背もたれがある椅子に比べるとそんなにガッチリと固定されないよね。という説明でもある気がした。
長時間作業する仕事やゲームで使うにはおすすめ。でもロッキングチェアのようにゆっくり座ってくつろぐための椅子ではないので、自分の用途をチェックしてから選ぼう。
バランスチェアの使用感レビュー
座ったときの快適な姿勢を追求するゲーミングチェアとはタイプが違うが腰痛に悩んでいる方に試していただきたいのがバランスチェア。
1ヶ月使ってみたけれど効果を実感できておすすめ。良さは30分座っていると疲れること。一見矛盾しているけど、30分作業して3分休憩、作業再開!というポモドーロテクニックをの作業の進め方が自然にできる。結果的には腰にも作業効率的にも良かった。
いくつかAmazonで買えるおすすめを載せた記事がこちら。