Artisulの15.6インチ液タブを実機レビュー。売れ筋の16インチサイズの液タブだが実際の描き味やペンの詳細スペックを使ってみてレビューする。使っている動画も公開中。今クーポン配布中なので安く購入できるチャンスだ。
Artisul D16 液タブ 実機レビュー
Artisulは液タブを製造販売しているメーカー。今回紹介するのは現時点での最新モデルの15.6インチの液タブだ。そのほかに13インチ、22インチの液タブを販売している。ざっとArtisul D16 の特徴をまとめるとこうなる。
- 液晶15.6インチ 解像度フルHD(1920×1080)
- 液晶Color Gamut 76% Adobe RGB
- ペン筆圧8192レベル バッテリーレス
- エクスプレスキー7個+ダイヤル式ホイール
- クーポン価格:309.99ドル(クーポン:D1650)
ということでスペック数値はほかの液タブメーカー(XPーPENやHUION)とほぼ同じだ。早速開封して使ってみるまでをレビューでご紹介。
[s_ad]
Artisul D16 梱包内容
必要なものは全て揃っている。
- 液タブ本体
- バッテリーレスペン
- ペンケース
- 替え芯
- ペンクリップ
- 説明書
- HDMI - USBケーブル
- Y型ケーブル
- 電源アダプタ
- スタンド
スタンドが別売の液タブも多いがArtisul D16は付属されている。別売だと5千円ほどするのでかなりお得。
本体とエクスプレスキー
本体がこちら。
実際に持ってみると薄さと軽さに驚いた。ガシガシ持ち運んで作業するサイズ感でもないが持ち運びにも十分対応している。電化製品全体に薄型化が進んでいるがArtisul D16もかなり薄い。価格は抑えめだが安っぽさはなくシンプルな作りで満足できるデザインだ。
本体のサイドにエクスプレスキーが配されている。注目なのが中央に配されているダイヤル式のエクスプレスキー。くるくる回して調整するのだが、回すとカチカチとクリック感のあるタイプのダイヤル。指をなぞらせるタイプのものよりもどれだけ動かしたのかが分かりやすい。
細かなポイントだが、本体にペンを装着できるペンクリップが付属されている。以外にワコム以外の液タブでこの機能が付いている液タブは少ない。痒い所に手が届くオプションはうれしいポイント。
Artisul D16 付属バッテリーレスペン
付属のペンは筆圧8192レベルの充電不要バッテリーレスペン。持ってみた感じがこちら。こちらもほかメーカーのペンと同じく少し太めの径のペン。グリップ部分がゴム素材で持ち心地も良好だ。
ぺん芯の沈み込み具合だがワコム製のペンよりは深めに感じる。HUION製のペンとほぼ同等
[s_ad]
Artisul D16 実際に書いてみての描画レビュー
実際に使ってみての画像がこちら。
15.6インチのサイズ感を大体わかっていただけるかと思う。今液タブ業界での一番の売れ筋が15.6インチ。数年前まではなかったサイズ展開だ。13.3インチでは小さすぎ、22インチでは大きすぎると言うユーザーのニーズにがっつり当てはまって売れている。ちなみにヨーロッパ市場では10インチが一番の売れ筋らしい。
個人的にも家で腰を据えて使うのには15.6インチがベストサイズだと感じている。デスクスペースが限られていても使うときだけさっと設置できる手軽さが嬉しいポイントだ。22インチになると移動は不可能だが15.6インチなら全然大丈夫。更にそれなりの作業領域を確保できるので本格的にデジタルペイントをしていきたい方も満足できるサイズ感だ。
ペン追従性能と筆圧感知・描画位置の視差の問題
ペンの追従性能はパソコンの処理性能も関係してくるので評価しづらい部分だが実際に使っていて何のストレスなく使用できた。
問題はペン先と描画位置の視差。普段書く姿勢からみた視差がこちら。
そして少し意地悪だが横から角度をつけた視点から見た画像がこちら。
液タブは、実際に描画が反映される液晶の層の上にガラスが重なって構成されている。液晶部分とガラスの間に若干隙間ができるのと液晶ガラス自体の厚みがあるのでどうしても視差が生まれてしまう。
Artisul D16 の視差は画像の通り視差0というわけではない。が、ほかメーカーと比較しても全く遜色なく使えるレベルだ。実際に使ってみての動画も参照していただきたい。それがこちら。
*近日公開
Artisul D16 価格情報・現在クーポン価格で販売中
販売はArtisul公式サイトから直接購入できる。今使えるクーポンの情報もいただけたのでご紹介。
- 割引後の価格:309.99ドル
- 割引クーポン:D1650
- Artisul公式販売ページがこちら
以上Artisul D16の液タブをレビューでご紹介した。購入にあたっての参考にしていただければ幸いだ。