Apple Pencil 2を発表?2018年3月27日開催のApple教育機関向けと思われるスペシャルイベントに期待。長らく噂されながらも発表されていないApple Pencil 2。イベントで発表される新製品に注目だ。iPad 第6世代発表となるか。
Apple スペシャルイベント 2018年3月27日に開催
Appleが現地時間2018年3月27日にスペシャルイベントを開催。場所は初のシカゴの公立学校。マグネットスクールと呼ばれる理数系の公立学校だ。「Let’s take a field trip.」というイベント名のもと教育関係機関で使用する製品に特化した製品が発表されると思われる。
教育機関でタブレットやソフトウェアが広く使用されているがシェアの多くはGoogleが占めている。Appleの教育機関向けの製品の中心はiPad。タブレット市場では一定のシェアと高い評価を得ているが教育機関の分野では後れを取っている。今回のイベントで新しいハードウェアはもちろんのこと新しいソフトウェアやプラットフォームも公開されそうだ。
その中でも当サイトPentablet.Clubが注目するのがこちら。
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Apple Pencil 2 発表となるか
新型のApple Pencil 2の発表に期待だ。というのも公式イメージを見れば一目瞭然。Apple Pencilで書かれたにように見えるAppleにロゴマーク。新しいApple Pencilで書かれたのかどうかは不明だが新製品と何かしらの関係があってもおかしくないはずだ。新型のApple Pencil 2に関するうわさをいくつかまとめてご紹介しよう。
磁石を内蔵しiPadに装着可能
これまでのApple Pencil に対する不満で多かったのが、どこに収納すればいいのかわからない、というもの。シンプルなデザインで美しいが持ち運びには適していない。洗練されたデザイン事務所には向いているが子どもたちが気軽に使うための堅牢性と実用性は備えていない。磁石を内蔵しiPadに装着できればそういったニーズにこたえられる。
芯の摩耗具合を通知
あまり知られていないがApple Pencil の芯は鉛筆と同じように摩耗し交換する必要がある。もちろん鉛筆ほど早くはないが。芯の摩耗度合いを通知するための技術をAppleが特許申請している。この技術が製品化される可能性も高い。教育現場での実用化に向けて新しい機能だ。
筆圧感知レベルの向上
現在の筆圧レベルは公開されていないが、ここ数年でスタイラスペンの筆圧レベルは飛躍的に向上している。昨年以前の段階では2048レベルがスタンダードなプロ仕様だったが、現在は8192レベルにまで向上している。4倍に向上しておりより自然で快適な描き心地を実現している。
Apple Pencil が最新の筆圧レベルにスペックアップしてもおかしくない。とはいえ技術的には既に非常に優秀。とくに傾き検知に対応している点は高く評価できる。現時点で傾き検知に対応しているペンはペンタブレット専門メーカーのワコム以外ではほぼ存在していないからだ。
教育機関ではペンが必須
以上現時点で出ている新Apple Pencil に関する噂をまとめてご紹介した。新型のペンが教育機関向けのイベントで発表される可能性も高い。学校教育ではやはりペンでの記入が必須。iPadを使って教科書の閲覧だけではなく、ノートにメモするまでを完結できれば完全ペーパーレス化となる。
他にも今回のスペシャルイベントで発表される可能性のあるものを見てみよう。
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教育関連ソフトウェア「Classroom」の新バージョン
「Classroom」は学校教育現場で使用されるiPadのソフトウェア。生徒とWebサイトや教科書を共有し授業を円滑に進めていくためのソフトだ。会場が学校ということで実際使用してのプレゼンテーションなどが行われるのだろう。
低価格帯 iPad(第6世代)Apple Pencilに対応か
既に2017年3月に低価格モデルのiPad(第5世代)が発表されたがこちらに続く新製品にも期待だ。教育機関に向けて大量導入を視野に入れて、程よいスペックの低価格帯iPad第6世代が発表される可能性が高い。
ベゼルレスデザインや顔認証など必要不可欠ではない新機能が搭載される可能性は低い。ただiPad 第5世代はApple Pencil に対応していないので、この点が進歩してApple Pencil対応となり抱え込みで販売される可能性が高い。
以上は発表される可能性が比較的高い製品たちだ。ほかにも新型のiPhone SEやMacBookなどの可能性も噂されている。ただわざわざ教育機関で開催するスペシャルイベントで発表する理由もないので可能性はそれほど高くないのでは?と個人的に感じている。
どちらにしても3月27日のスペシャルイベントに期待だ。最新情報はこちらのサイトと、Twitterにて発信しているので興味のある方はぜひFollowを。