2018年新型iPad(第6世代)が発表された。Apple Pencil対応の9.7インチ。教育者向けはもちろん個人が液タブとしての使用も可能か。詳細スペックと価格情報を速報でご紹介する。コストを抑えてデジタルアートを始めたいユーザーにもおすすめ。
2018年新型Apple Pencil対応iPad(第6世代)を発表|価格・詳細スペック情報
2018年3月27日に開催されて教育者向けのAppleイベントで新型のiPadが発表された。特徴を簡単にまとめるとこうなる。
- 一般向け価格329ドル/教育機関向け299ドル
- 液晶9.7インチRetinaディスプレイ
- Apple Pencil対応
- プロセッサ:A10 Fusion
中でもPentablet.Club的に注目のポイントがこちら。
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Apple Pencil対応!ただ新型Apple Pencilは発表されず
これまでApple Pencil対応のiPadはiPad Proのみだった。が、今回のiPad(第6世代)はApple Pencilに対応している。今回のイベントで強調されていたのは教育機関での使用なので生徒がノートを取ったり操作したりするシーン。ただもちろんそれだけが用途ではない。
新型iPad(第6世代)液タブとして使用できるか
個人ユーザーも安い価格帯でApple Pencil対応のiPadを手に入れられるのだ。これまで導入のためにiPad Proを購入が必須だった為コスト的に手を出しずらいユーザーも多かったはず。今回の変化でより多くのユーザーが気軽にiPad + Apple Pencilを始められる。
ただ今回期待されていた新型のApple Pencilは発表されなかった。ここ1年で他メーカーの筆圧感知が8192レベルにスペックアップしていただけに若干残念。それでも筆圧感知、傾き検知に対応している従来のApple Pencilでも十分使用できるレベルだ。
これまでiPadでのデジタルペイントで危惧されていた対応ソフトの問題も年々解決されておりCLIP STUDIO PAINTのiOS版も既に発売されている。コストを抑えて液タブ導入を検討したいユーザーに新しい選択肢が誕生。
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新型iPad(第6世代)その他のスペック情報
その他のスペック情報もご紹介する。
外観は旧モデルと全く同じの模様。ベゼルレス化などが期待されていたが価格帯を考えると妥当なデザインだ。ホームボタンにTouch IDを搭載している。
搭載カメラは外向きが800万画素、内向きカメラがFace Time HDカメラを搭載。持続時間は10時間。WifiモデルとLTEモデルも販売される。
その他教育機関で子どもたちがガシガシ使うシーンを想定して専用のSmart Coverも販売される。価格が39ドルでホワイト、チャコールグレイ、ミッドナイトブルー、ピンクサンド、レッドが用意される。
教育現場でのタブレット市場はGoogleに押されているのが現状。Appleの本機を感じる教育期間向けiPadにも期待だ。