iPadのFace IDは使いにくい?使わない方が楽?結局Touch IDとどっちが便利なのか。パソコンの代わりとして使えるスペックを持ったiPad ProやiPad Air第4世代。横向きで使うシーンが増えているけど、その場合は Face IDに軍配が上がるのか。実際に2年iPad Proを使っているライターの素直な感想を交えながら検証する。
iPad Face IDは使いにくい?
iPadで検索すると2次検索ワードに「使わない」「使いにくい」が出てくるほどiPadのFace IDの使用感に疑問を感じているユーザーが多いようだ。
実際にiPadPro12.9を使い出して2年経つ自分が素直な感想を書きたいと思う。まずはiPad Face IDの使い方を説明する。
iPad Face IDの使い方は3ステップ
- iPadの画面をタップ
- Face IDが開始するので顔を向ける
- 画面下から上へスワイプ
実際使いにくいなと感じるのがステップの3番目。Face IDで顔をスキャンされた後、さらに画面を下から上にスワイプする必要がある。
この動作いる?
と感じるユーザーが多いはず。これが使いにくいと感じさせる理由だ。対処方法としてアクセシビリティのAssistibeTouchにホーム画面を設定させたりもできるが結局は3ステップ必要。
でも、使いだすとFace IDはすごく便利
これが使い出して2年たった今感じる素直な感想。間の上へのスワイプは余計で面倒ではあるけれど、画面のどこでもいいからタップ&スワイプで電源をつけられるのは便利だ。
特にiPadなどタブレットのサイズ感になると画面が大きいので、そのどこででも電源をつける動作ができるのは効率が良い。画面の右上でも左下でも、どこでもタップ&スワイプでOKなのはすごーく便利、という感想。
ということで、新型iPad Air 4はFaceIDが廃止されて電源ボタンに指紋認証が内蔵された。どっちがいい?
iPad Air 第4世代の電源ボタン指紋認証 vs iPad ProのFace ID
新型iPad Air第4世代はAppleでも初の電源ボタンに指紋認証がついたタイプ。
電源をつけると同時に指紋認証のTouch IDでセキュリティ認証できるので、早くて簡単!というのが売り。でも実際のところFace IDとどっちが楽?
FaceIDの方が電源ボタン位置のTouchIDより断然楽
Face IDは使いにくい、どうせ使わなくなる。という予想もあるけど、電源ボタンの位置にあるTouch IDよりは絶対に楽だ。
毎回iPad Airの端にある電源ボタンまで手を伸ばして指紋認証する動作よりも、画面のどこでもいいからタッチして上にスワイプする方が楽だ、というのは容易に予想がつく。
iPad Air第4世代はMagicKeyboardにも対応しているし、タブレットというよりも第二のパソコンとしての使い方が想定されている。そうなるとiPad Airを横向きにして据え置きで使うシーンが増える。その状態で毎回電源ボタンのボタンを押すという動作は非常に面倒。
画面のどこでもいいから適当にタップ&スワイプで開けられるiPad Proの方がスマートでストレスもかからないはずだ。
iPad AirにMagicKeyboardもつけて、パソコンとして機能させたいとしたら、大容量で処理性能も早い、iPad Proを選んだ方が幸せになれるかもしれない。