ACEPENから発売された最新ペンタブ、AP906の描き心地、ペンタブとしての性能をレビュー。AndroidスマホのGoogle Pixel 4aと接続して使ってみた。ペンタブ(ACEPEN AP906)をAndroidスマホで使うための手順、方法を紹介。お財布に優しい価格設定だけれど描画性能のスペックは高い。
ACEPENとは
ACEPENとはペンタブレット、液晶ペンタブレットを販売している中国深セン市のメーカー。同じく中国深セン市に拠点を置くXP-PENやHUIONとほぼ同じスペックの製品を販売している。日本での知名度的には、XP-PENやHUIONほどではないけれどAmazonではまずまずの評価だ。
当サイトで2017年にAP2150という21.5インチの液タブをレビューしたこともある。ではでは今回はペンタブAP906実際に使ってみてのレビュー。
ACEPEN AP906 開封レビュー
まずはサクッとACEPEN AP906の特徴をご紹介する。
- 描画範囲:228*127mm
- 筆圧感知:8192レベル
- 傾き検知:±60度
- 本体サイズ:263*197*9mm
- 重量:380g
- ペン読取可能高さ:10mm
- 読取精度:±0.01mm
- 読取速度:266P/S
筆圧感知レベルや傾き検知などは全て最新のペンタブと同等のスペック。スペック数値的には最高レベルだ。
ペンタブのサイズ感・デザイン
まずは本体のデザインとサイズ感をチェック、描画範囲は228*127mmなので、Wacomのペンタブで言うとMサイズ。実際のサイズ感がこちら。上に置いてあるのがフルサイズのキーボードなので大体のサイズ感がイメージできる。
本体の厚みは9mm。
重量380gなので実際に持ってみると軽い。素材がプラスチックなのと本体の薄さも相まって非常に軽く感じる。Androidスマホと接続しても使えるので持ち運んで出先で作業したい方にもおすすめだ。
付属ペンのデザイン・スペック
ペンの描画スペックがこちら。
筆圧 | 8192レベル |
傾き検知 | ±60度 |
読取可能高さ | 10mm |
読取速度 | 266P/S |
読取精度 | ±0.01mm |
ペンのグリップ部分にサイドスイッチが二つ。持ち手の部分もプラスチック素材でやや滑りやすいデザイン。テール側には何もついてない。実際に使ってみるといわゆるプロモデルに付属している太めのデザインではなくて、市販のボールペンくらいの太さだ。
描き心地レビュー
実際に使ってみると、筆圧感知、反応速度は十分なレベル。筆圧8192レベルも流石でヌルヌルと線画描画できる。手を出しやすい価格帯だけれど描き味は良い!
ペンタブ本体の上部についているファンクションキーも三つ、二つ、三つに分かれているのが良かった。手元を見なくても位置関係がわかりやすくて使いやすい。ボタンはちょっと力を入れて押す必要があるタイプだ。
ただペンのグリップ部分がプラスチックなので、長時間使っていると手汗で滑りやすくなるのがちょっと残念なポイントだ。とはいえ総合してペンタブ本体のサイズ感もいいし、ペンの描画性能の高さくて使っていて感じる満足度は高い。
スマホ(Google Pixel 4a)でも使えるぞ!ACEPEN AP906
AP906はAndroid6.0以降のスマホ、タブレットと接続して使用できる。USB TypeCとMicroUSBに対応していて変換アダプタも付属しているのでスマホさえあればOKだ。
画像で使っているのはGoogle Pixel 4A。接続してからの手順も簡単でドライバのインストールなどは不要。Androidで接続した後にファンクションキーのK1とK8同時押しでペンタブ縦置きで反応するようになる。この手順を踏まないとペンタブ横置きのアスペクト比とスマホ縦長画面のアスペクト比が合わない。ペンの動きが正しく反映されないのでご注意を!
スマホでもしっかりと筆圧感知されるし電源供給もスマホからのケーブル一本でOKなので外出先でもサクッとお絵描きできる。これもいいぞ!
ACEPEN ペンタブ AP906の価格
Amazonでの価格がこちら。ただ定期的にセールも実施しているようなのでリンクからチェックを!
いま当サイトに向けて1000円OFFの割引コードが発行されている。加えてAmazonの商品ページで500円クーポンがあるので合わせて1,500円の割引で購入できるチャンスだ。
- 価格:6,180円
- クーポンコード:N5KJSHUB
- 割引後価格:4,680円
- 期間:2021年5月31日まで
以上簡単にACEPENのペンタブAP906をご紹介した。手軽に使える持ち運びやすさと財布に嬉しい価格帯、本格的な描画スペックを楽しめるおすすめのペンタブだ。