iPad Proに搭載されているProMotionディスプレイとは。iPad ProとiPadAir4の違いでカギになるのがProMotionディスプレイ。ProMotionディスプレイの恩恵を受けるユーザーとそうでもないユーザーを見極めて選びたい。ProMotionディスプレイが必要な人とそうでない人の違いとは。
ProMotionディスプレイとは|iPadに必須なのか
ProMotionディスプレイとはProMotionテクノロジーに対応したディスプレイのことで2017年のiPad Proで初めて搭載された。2021年に発売されたiPhone13にも搭載されている。
特徴がこちら。
- リフレッシュレートが60Hzから最大120Hzに
リフレッシュレートとは1秒間にディスプレイが何回更新されるのかを示す値。イメージとしてはパラパラ漫画の枚数。同じ5秒間で300枚の紙をパラパラした見え方と、600枚の紙をパラパラしたのでは見え方が違う。
リフレッシュレートの数字が高ければそれだけ画面はスムーズにぬるぬると動くのだ。
ProMotionディスプレイ搭載のiPadのメリット
ゲームの動きが滑らかに
ディスプレイが滑らかになって恩恵を感じるのはシューティングゲームをしたとき。今話題のフォートナイトはiOS版が120Hzに対応しているので、索敵するときや画面を動かしたときのゲーム体験が変わってくる。激しい動きを繰り返すゲームをしたい方にとっては大切な要素だ。
イラストの描画が滑らかに
主な用途がApplePencilを使ってのイラストならProMotionディスプレイかどうかはとても大切。曲線を描画するときの動き方が目に見えて違うので、ぜひ120HzリフレッシュレートのiPadを選びたい。
スポーツ観戦に
特にサッカーや野球、ゴルフなど球技でのリフレッシュレートの差は歴然。
ということでProMotionディスプレイのメリットを大きく感じられる用途は、激しい動きを見るゲームや、スポート観戦のとき、イラストなどで滑らかな曲線を描画するとき。
でも!
Youtubeが主な動画鑑賞方法の方はご注意を!Youtubeは元々120Hzのリフレッシュレートに対応していない。YoutubeをProMotionディスプレイで見てもリフレッシュレートが上がるわけではない。
逆にそれ以外の用途であれば?
ProMotionディスプレイ搭載の現行iPad
現在のiPadでProMotion対応のiPadがこちら。
機種 | ProMotion |
iPad Pro 12.9インチ(第5世代) | 対応 |
iPad Pro 11インチ(第3世代) | 対応 |
iPad Air(第5世代) | 非対応 |
iPad(第9世代) | 非対応 |
iPad mini(第6世代) | 非対応 |
Pro Motionディスプレイ対応かどうかはiPad ProとiPad Airとの大きな差の一つだ。なので自分がiPadを使って何をしたいかで選べばベストバイができる。
もし主な用途がApplePencilでのイラストなど上部で上げているものであればiPad Proを選んだ方が幸せになれる。
逆にそれ以外の文書作成や雑誌閲覧、ネットサーフィンなど高いリレフレッシュレートを必要としない作業であればProMotionディスプレイ搭載かどうかはそれほど大切な要素にはならない。iPadAirは非常に魅力的な選択肢だ。
自分の用途を見極めて、不必要にハイスペックな製品を買わないように要チェックだ。