ソニーの超薄型デジタルペーパーディスプレイのA5新サイズが発売される。SONY DPT-CP1だ。A4サイズのDPT-RP1との機能の違いもチェックする。PDF閲覧、書き込みの超薄型電子ペーパーデバイスの詳細情報。
ソニー A5サイズデジタルペーパー【DPT-CP1】を発売
ソニーの超薄型デジタルペーパーデバイスの新サイズが発売された。既に当サイトでも紹介したSONY DPT-RP1(A4サイズ)の小型A5サイズだ。特徴を簡単に説明すると、
- 液晶ではなく電子ペーパーで目に優しい表示
- 軽く薄い本体
- 視差がほぼ0で自然にメモが可能
というものだ。A4サイズのDPT-RP1のページで電子ペーパーについて説明している。今回紹介するA5サイズデジタルペーパーDPT-CP1の注目ポイントを見てみよう。
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A5サイズの薄く軽い錐体
Sony DPT-RP1のサイズ。
外形寸法 | 約 174.2×243.5×5.9mm | |
---|---|---|
質量(充電池含) | 約240g |
重量は電池込みで驚きの240g。iPadなど軽いといわれているタブレットでもこの軽さは実現できない。サイズ的にもA5サイズで女性のバッグでも持ち運べるサイズだ。
もちろん軽さ的にも片手持ちでメモも可能だ。
コンパクトだが通常のメモやカレンダーでのスケジュール管理などには十分なサイズ感だ。むしろ通常の手帳のサイズ感を考えるとこちらの方が使いやすいユーザーも多いはずだ。
さらにスマホとの連携が可能。ワークスペースを「Digital Paper App for mobile」をインストールしたスマホと共有し、PDFファイルの管理が可能。スマホでダウンロードしたPDFの資料を読み込み、手書きで編集ができる。ただカラーは対応していないので白黒での表記、編集となる。
そしてこちらのDPT-CP1はPDFファイルの閲覧、書き込みのみが可能。Reader Storeで電子書籍コンテンツの購入アプリは搭載されていないのでご注意を。
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ソニー電子ペーパー DPT-RP1のまとめ
A4サイズのSony DPT-CP1は発売されてしばらくたったが一部のユーザーのニーズにがっつりはまって高評価だ。Amazonの評価を見ると、楽譜や論文の閲覧、書き込みなど広く使われている。特に長時間読み込む必要がある場合目の疲れが気になる方が多い。
この点ソニーデジタルペーパー DPT-RP1なら長時間の閲覧でもバックライトによる目の疲れがなく高評価だ。読み込み速度やファイル管理の不便さを挙げているレビューもあるのは確かだが、純粋にPDFを閲覧しメモを書き込む用途には最高品質の使い心地との意見が多い。詳細のレビューはこちらからご覧いただける。
発売日・価格情報
日本での発売日は2018年6月上旬とのこと。価格はオープン価格で7万円前後。
長時間のPDF閲覧が必要な方、とにかく薄く軽い電子メモが必要な方にお勧めしたいガジェットだ。
ソース:https://www.sony.jp/digital-paper/products/DPT-CP1/