OPPOとはどこの国のメーカー?OPPO Pad Airタブレットの評判を検証する。
OPPOとはどこの国のメーカー?スマホ、タブレットの評判
OPPOとは、中国広東省に本部を置く電子機器メーカー。2004年に設立され、小型MP3プレーヤー製造から始まって、現在はスマホやタブレット、スマートウォッチなどを販売している。その他バッテリーなども販売しているけれど、扱っているのはスマホ関連の商品のみ。
中国メーカーとしては珍しい販売戦略は。多くの企業ではXIAOMIのようにスマホ以外の事業に手を広げていくのが一般的。XIAOMIはテレビ、エアコン、炊飯器、ドライバー、電動歯ブラシなどなど目につくものほぼ全てを扱っている。一方OPPOはスマホ関連の「本分」に絞る経営戦略。
スマホメーカーとしては、Apple ,SAMUSUNG ,Xiaomiに次ぐ第4位の世界シェアだ。OPPOの特徴は他スマホメーカーのようにOEM(外部委託)をせずに、すべて自社工場で生産管理、販売までを行なっていること。品質管理至上主義を掲げて、コストよりも品質の安定性を追求する姿勢に信頼も高い。
自分は今中国で生活しているのだけれど、OPPOの販売店舗は街中で見かけることが非常に多い。こちらもXIAOMIとは正反対で、実店舗での販売を中心にマーケティングしている。リアルな店舗網もOPPOの強みのようだ。
高性能と低価格の両立を目指す
OPPOのラインナップを見て分かる通り、AppleやSAMSUNGと比較すると価格帯は低い。高性能なスマホを手軽な価格で提供しているのが特徴だ。OPPO独自の製造プロセスがコストを削減できている理由。
OPPOのスマホ・タブレットは信頼できる?
長々と書いてきたけれど、OPPOは確かな製造販売戦略で世界シェア4位まで上り詰めた信頼できるメーカーのようだ。サッカーUEFAチャンピオンリーグ、全仏オープンテニスのスポンサーにもなっているし、CMなどで日本での知名度も高い。
格安スマホメーカーが乱立しているので、知名度の低いスマホは選びづらい。この点OPPOの安心感は高い。
ではOPPOから発売されているタブレットの特徴を見てみよう。
OPPO Pad Airタブレットの特徴
現在OPPOの公式サイトで扱われているのは1機種のみ。OPPO Pad Airタブレットの特徴を見てみよう。価格はストレージ64GBが37,800円、128GBが39,800円。
薄くて軽いスリムなデザイン
ディスプレイサイズ10.3インチだけれど、本体の重量440g、薄さ6.9ミリと非常にスリムなデザイン。iPad(第10世代)が薄さ7ミリなので、狙ったようにiPadよりも0.1ミリ薄い。
特徴的なボディ、質感
本体はOPPO独自加工のアルミニウム合金で覆われている。マットな質感で輝きはあるけれど指紋がつきにくい素材。そしてタブレット背面の上部は砂丘のような波打つテクスチャーが加えられている。
ディスプレイ|10.3インチ2K解像度
ディスプレイのスペックを見てみよう。
OPPO Pad Air | |
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サイズ | 10.3インチ |
解像度 | 2K(2000*1200) |
リフレッシュレート | 60Hz |
色彩深度 | 10億色 |
輝度 | 360nit |
エンタメを楽しむのに十分なスペックのディスプレイだ。10.3インチの大型ディスプレイで動画鑑賞を迫力ある画面で楽しめる。ちなみに画面占有率は83.5%。ベゼルがすごく狭いわけではない。
その他Dolby ATMOS対応のスピーカーが4つ配置されていて、サウンドにもこだわりを感じられる。
大容量バッテリー|18W急速充電対応
バッテリー容量は7,100mAh。1日使っても安心の大容量バッテリーを搭載。メーカーサイトでは、15時間のビデオ通話、12時間の動画再生が可能。18W急速充電に対応している。
CPU Qualcomm Snapdragon 680を搭載
2021年にミドルレンジ向けスマホに開発されたCPU。動画鑑賞や簡単な文書作成なら対応できるけれど、重めのゲームは難しい。あくまで普段使いの手軽に使うタブレットだ。