近年スポーツブランドが相次いで発表しているスマートシューズを徹底検証。今回は各メーカーのスマートシューズのメリットデメリットや価格を比較。今最もアツいおすすめスマートシューズはどれ?さらに「そもそもスマートシューズって何?普通のランニングシューズとどう違うの?」という疑問にもお答えする。
スマートシューズとは?
一言で言うとスマートシューズとは、スマホと連携して質の高いパフォーマンスができるようにサポートしてくれるスポーツシューズのこと。
これまでいくつかのメーカーが発表してきたものの、ブームを起こすまでには至らなかった。2020年末”シューズがコーチになる”というキャッチフレーズでアシックスが満を辞してスマートシューズ”EVORIDE ORPHE”を発表。以降多くのスポーツブランドがこの市場に参入するようになっている。健康ブームが広がる中、注目が集まっている今ホットなウェアラブルデバイス。
スマートシューズの特徴
スマートシューズの特徴を簡単にまとめるとこんな感じ。
スマートシューズの主な特徴
- 自分のパフォーマンス質を数値化して評価できる
- ランニング時のリアルタイムコーチ
- スマホのアプリと対応して目標達成&コンディション
一般的にスマートシューズはスマホと連携ができるランニングシューズを指す。他にも特定のスポーツに特化したスマートシューズもあり、個々の特徴や機能が異なるのもスマートシューズの面白さの一つ。
スマートシューズの仕組み
スマートシューズで気になるのはやはりその仕組み、「サンプルデータはどうやって採取しているの?」と言う点。スマートシューズにはソールの部分に加速度センサーが内蔵されている。このセンサーで歩数、ストライドやペース、接地角度、消費カロリーなどを計測すると言う仕組み。そのためセンサーは定期的に充電する。
計測したデータは全てスマホのアプリで管理できるので、後から記録を見て自分の癖や改善点などをリサーチすることができる。
おすすめスマートシューズ5選
ここからは編集部おすすめのスマートシューズ5選をご紹介。
もちろん性能は大切だがシューズである以上消耗品ということも考えつつ、価格面も比較しつつハイコスパなものを厳選。
その前に、今回のおすすめを見る時間がない人のために。1番のおすすめをここでご紹介。
→UAホバー マキナ
アンダーアーマーのスマートシューズ。シューズとしての性能はもちろんコーチングアプリと連携して自分ぴったりのコースの選定や必要なアドバイスを聞いたりできる。価格面でもハイコスパなので迷った人はこれ。
ORPHE ORPHECORE 2.0 + SHIBUYA 2.0
初めにご紹介するのがこちらのORPHE CORE 2.0 + SHIBUYA 2.0。ORPHEはスマートシューズのプラットフォーム的存在。ランニング時の着地やプロネーションなどを徹底的に分析することで、怪我のリスクの少ないランニングフォームをコーチングする。
LEDライトの色が接地時の足の部位によって変化するよう設計されており、目視で今の自分のランニングフォームをチェックできるのもおすすめの理由。
価格 | 32,780円 |
対象 | ランニング |
その他機能 | LEDライト内蔵 |
〜おすすめの理由〜
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参考URL:https://shop.orphe.shoes/products/orphe-core-20-shibuya-20
NIKE ADAPT BB
こちらのNIKE ADAPT BBはバスケットシューズとして世界初電動シューレース調整機能を搭載したスマートシューズ。NBA選手へのヒアリングを元に設計されたデザイン。人気のため完売になることもある。専用アプリは近日公開予定。
ちなみにナイキは過去にAppleとコラボしたスマートシューズNike+(ナイキプラス)がそこそこヒットしている。今回のスマートシューズにも期待が高まる。
価格 | 38,500円 |
対象 | バスケットボール |
その他機能 | 電動シューレース調整機能、LEDライト、ワイヤレス充電 |
〜おすすめの理由〜
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UNLIMITIV S-LINE STYLE
UNLIMITIVは小学生用のスマートシューズメーカー。アプリのゲームと連動して楽しみながら運動能力を強化することができる。最大のおすすめポイントはセンサー込みでも税抜5,000円を切るというハイコスパ価格!
専用アプリを使って自分の適しているスポーツが何か診断してもらうこともできる。価格の割にアプリのクオリティも高くておすすめ。
価格 | 4,980円(センサー込み) |
対象 | ランニング(小学生用) |
その他 | ゲームアプリと連動、スポーツ診断機能付き |
〜おすすめの理由〜
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EVORIDE ORPHE S
アシックスがクラウドファンディングによって開発したスマートシューズEVORIDE ORPHEシリーズ。高い制度で測定されるデータとアシックススポーツ工学研究所の長年のノウハウを活かした分析が自分のスマホの中で完結する。
「競合は他の靴ではなくフィットジム」という言葉からもそのコーチング能力の高さはかなり期待できる。
ちなみにセンサーキットなしであればシューズ自体は半額以下で購入できるので、とりあえずシューズを買って自分に会うか試してみるのもありかも。
価格 | 36,300円 |
対象 | ランニング |
その他 | リアルタイム音声フィードバック |
〜おすすめの理由〜
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参考URL:https://www.asics.com/jp/ja-jp/evoride-orphe-s/p/1011B232-001.html?width=STANDARD
UAホバー マキナ
最後に紹介するのはアンダーアーマーのスマートシューズUAホバーマキナ。専用アプリの”MAP MY RUN”は自分の走ったルートをスマホのマップ上で確認でき、自分にあったコースのルーティーンを確率できる。
UA HOVR™テクノロジーによって実現した「無重力空間にいるような履き心地」。ランニングシューズとしての性能はもちろん、このデザイン、機能でありつつこの価格。今回1番のおすすめスマートシューズだ。
価格 | 16,500円 |
対象 | ランニング |
その他 | ヒール部にカーボンラバーポッド、マップマイラン機能 |
〜おすすめの理由〜
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おすすめスマートシューズ5選 価格比較&まとめ
今回はおすすめスマートシューズ5選をご紹介した。価格によって機能もかなり異なってくる。各メーカーを価格で比較してみるとこんな感じ。
メーカー | 価格 | 対象ユーザー |
ORPHE CORE 2.0 + SHIBUYA 2.0 | 32,780円 | ランニング(初心者〜中級者) |
NIKE ADAPT BB | 38,500円 | バスケットボール(初級者〜上級者) |
UNLIMITIV S-LINE STYLE | 4,980円 | ランニング(小学生) |
EVORIDE ORPHE S | 36,300円 | ランニング(中級者〜アスリート) |
UAホバー マキナ | 16,500円 | ランニング(初心者〜上級者) |
3万円を超えるようになるとやはりシューズ自体の性能もアプリの機能もかなりハイクオリティになる。ただやっぱり高い。
コスパも考えると一番おすすめなのはやはりアンダーアーマーUAホバー マキナ。ランニングを始めた人から走りにこだわるランナーまで幅広いユーザーが買いたくなる価格と機能のバランス。
最後に・・・
・「自分の走りを分析してもっと結果を出したい!」というアスリートを目指す方。
→NIKE ADAPT BBがおすすめ。NIKE+のノウハウを活かし走りの質をさらに高める。
・「綺麗なフォームで怪我リスクを抑えたランニングがしたい。」という方。
→UAホバー マキナ。アプリが使っていて面白い。スマートシューズを初めて試してみたいという方にもおすすめのお手頃価格。
この記事を参考に自分おニーズぴったりのスマートシューズをベストバイして欲しい。