XP-PENペンタブ Deco MWとDeco LWの比較レビュー。ブルートゥースで接続して使えるペンタブのサイズ感。実際に使ってみての大きさ違いについてレビューでご紹介する。
XP-PENからBluetooth接続ができるペンタブ発売
XP-PEN から有線、USB受信機を通してのワイヤレス接続以外に、Bluetooth接続が可能なペンタブが登場。煩わしいケーブルも不要、USB受信機を通すよりも気軽に接続ができるペンタブの登場だ。
Bluetoothなら気軽にどんなOSのパソコンにも接続できるので、複数台のパソコンでもシームレスに作業が進められておすすめ。実際に使ってみてのレビューでXP-PEN DecoワイヤレスシリーズのMサイズとLサイズを比較しながらご紹介する。
Deco MW / Deco LW実機レビュー
まずはXP-PEN DecoペンタブのMW、LWに共通しているポイントを見てみよう。梱包内容がこちら。
パソコンかタブレットがあればすぐに始められるようになっている。パソコン側に必要なのはUSB-A、Bluetooth対応であれば接続ケーブルは使わない。
続いてペンタブの基礎となる描画性能を見てみよう。
XPPEN新型ペンX3スタイラスペンを搭載
付属しているペンはXP-PEN の中で現時点で最新スペックのX3ペンを搭載している。基本性能がこちら。
- 筆圧感知:8192レベル
- 傾き検知:60度
- バッテリーレス
さらにもう一つのスペックアップポイントとしてペン先の沈み込みが0.6mmに減少された。
これまでワコムから他メーカーのペンタブへ移行するユーザーが直面していたのがペン先の沈み込みの深さの違い。ワコムよりも沈み込みが深いので、描き味がグニュグニャするように感じたり、ペン先がグラグラで安定性に欠けると感じていたユーザーが多かった。このポイントを改善して、沈み込みをより浅く、ぐらつきのない安定した描き心地にスペックアップしている。実際使ってみると、確かに前機種よりも改善されている。
こちらが付属ペン。太さはワコムのプロペンよりも細め。材質は全体がプラスチックでグリップ部分もゴム素材ではないので、汗をかきやすい方は滑りやすく感じるかもしれない。その場合は付属の2本指グローブを使ってみよう。ペングリップ部分にサイドスイッチが2個付属、テール部分には何もない。
重量がこちら。
実際持ってみると軽さが際立つ。鉛筆を持っている感覚と似ている。
ブルートゥース接続が可能|PCにもiPadやiPhoneにも!
Deco最新機種の特徴の一つがBluetooth接続可能になったこと。このおかげでこれまで無理だったiOSのガジェットにも接続して使えるようになった。対応OSはiOS12以降、及びiPad OS13.1以降。対応ソフトはibisPaint ver.9.3.0となっている。
豊富なカラーラインナップ
これまでペンタブといえば黒、といった印象だったけれどXPPEN Decoシリーズは4色展開。ブルーやピンクなど好みに合わせて色をチョイスできる。クリエイティブな作業をするガジェットなのでデザインにこだわりたかったユーザーも多いはずだ。
XP-PEN Deco MWとLWのサイズ比較
DecoワイヤレスモデルはMサイズとLサイズの2サイズ展開。どっちが自分に合っているのか慎重に選びたい。まずはスペック数値の比較がこちら。
Deco MW | Deco LW | |
外径サイズ | 259.8x157.8x8.8mm | 315x187x8.8mm |
作業エリア | 203.2x127mm | 254X152.4mm |
重量 | 317g | 465g |
数値で見るとそんなに変わらないく思えるけれど実際に見ると結構大きさに差があることがわかった。重ねてみるとこんな感じ。
実際に使ってみての手の大きさと比較するとこうなる。
Deco MWの場合。
Deco LWの場合。
重量はそれほど変わりなくて、どちらも軽い。
本体の厚みはどちらも8.8mm。
ペンタブの端の方を使い際に厚みがありすぎると描きにくいけれど、8.8mmは許容範囲だ。本体外径サイズの差は奥行きが約3cm。短く感じるけれど実際にデスクに置くと結構な差があるので、作業する予定のデスク奥行きを測って選ぼう。
Deco MWとDeco LWどちらを選ぶべき?
ペンタブのサイズを選ぶときの基準は2つだ。
- 使うディスプレイのサイズ
- 描画スタイル
まず接続するのがノートパソコンでディスプレイサイズが13インチから16インチであればMサイズが適している。あまり大きすぎるとペンの動きと画面の中の線の動き大きな差ができて描きづらく感じるユーザーが多いからだ。
ということで使うディスプレイが24インチなど大きな場合はLサイズを選ぶのがベター。ただペンタブの設定で、反応が出るペンタブの範囲を狭く調整できるので、大きすぎると感じた場合は調整できる。
描画スタイルは、手首を使って小さく描くタイプか、肘から大きく動かして描くタイプかも基準となる。肘から大きく動かして大きなキャンパスに描画するタイプの方はLサイズを選ぼう。
XP-PEN Deco MWとLWの価格
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