Microsoft 液晶タブレットの選び方

Surface2017年新製品の特徴・価格を一覧表で整理|Surface Book vs Surface Pro vs Surface Laptop

2017年に入り、MicrosoftからSurfaceシリーズの新製品が相次いで販売開始されている。Microsoftの2017年の新製品、Surface Book,Surface Pro,Surface Laptopの仕様を一覧で比較してどんな違い・特徴があるのかを検証する。自分の用途に合ったSurfaceを賢く選ぶための情報まとめ。

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Microsoft Surface|2017年の新製品の特徴を整理

2017年に入りMicrosoftから相次いで新製品が発表されている。ただ製品名だけを見てもどういう違いがあるのかがわかりづらい。ということで現行製品をまとめて比較し検証してみる。Surfaceという名前がついている新製品がこちらの4つ。

  • Surface Studio
  • Surface Book
  • Surface Pro
  • Surface Laptop

まず一番目のSurface Studioだがこちらは他の3機種と明らかに違う。液晶サイズが27インチ、筆圧感知ペン付属のプロのアーティスト向け。ワコムCintiq27と並ぶ大型液晶ペンタブレットだ。詳しくはこちらで検証しているのでご覧あれ。

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Surface Proの特徴|外出先へ持ち運んで作業できるハイスペックPC

画像で示されているように主な用途は持ち運んで外出先でタブレットとして使用。更に自宅でも専用キーボードを接続してガンガン作業できる高スペック能力も有している。最高スペックで1 TB/Intel Core i7/16 GB RAMという最新ノートパソコンそのものの機能をタイリッシュなデザインの錐体へ納めている。

さらにSurfaceペンにも対応しており画面に直接触れての操作、ペンでのペイントも可能。ライトユーザーであれば余裕でメインマシンとして使用できるスペックだ。

Surface Pro 価格

Surface Pro
128 GB/Intel Core m3/4 GB RAM¥114,264 (税込)
128 GB/Intel Core i5/4 GB RA¥136,944 (税込)
256 GB/Intel Core i5/8 GB RAM¥158,544 (税込)
256 GB/Intel Core i7/8 GB RAM¥206,064 (税込)
512 GB/Intel Core i7/16 GB RAM¥280,584 (税込)
1 TB/Intel Core i7/16 GB RAM¥341,064 (税込)

 

Surface Bookの特徴|重めのゲーム、動画編集など高いGPU必要な作業もこなす

画像のように画面とキーボードを取り外したり、ヒンジを180度曲げて使用可能。その場合はGPU Intel HD graphicsで動作。モバイルできるモンスター機種だ。タッチ、ペンにも対応しておりこれまでのノートパソコン以上の作業をこなすことができる。最高512GB / Intel Core i7 / 16GB / GPUまでスペックを上げられるのも特徴。その分価格も高いのも残念ながら大きな特徴の一つだ。

高スペックのSurface Bookには専用のGPU、NBIDIA Ge Forcがキーボード部分に搭載されている。複雑なマルチメディアの編集、高スペックを要求されるゲームなどが用途の場合はこの機種一択になる。

Surface Book 価格

Surface Book
128GB / Intel Core i5 / 8GB¥200,664 (税込)
256GB / Intel Core i5 / 8GB / GPU¥256,824 (税込)
512GB / Intel Core i5 / 8GB¥265,464 (税込)
256GB / Intel Core i7 / 8GB / GPU¥265,464 (税込)
1TB / Intel Core i7 / 16GB / GPU¥410,184 (税込)

 

Surface Laptopの特徴|画面を切り離してのタブレット用途不要、コスパ優先

Surfaceの他の2機種と比べるとキーボードと液晶部分を切り離せないのが特徴。所謂通常のノートパソコンだ、ただ画像で分かるようにタッチ機能、Surfaceペンに対応している。Microsoftの紹介では教育機関向け製品でもあるようだ。価格は同スペックのSurface Proと同じだがキーボードが装着している分だけ安くなる。

スペックは2種類のみ。最高スペックで256GB / Intel Core i5 / 8GB RAMだ。ただ一般のライトユーザーにとってはちょうどよいスペック。この一般用途にほどよい仕様数値、価格帯を求めていたユーザーも多いはずだ。

Surface Laptop 価格

Surface Laptop
128GB / Intel Core i5 / 4GB RAM - プラチナ¥136,944 (税込)
256GB / Intel Core i5 / 8GB RAM - プラチナ¥158,544 (税込)

Surface Book vs Surface Pro vs Surface Laptop|色々と比較してみる

価格を比較|Surface Laptopが最安

価格帯は上部の表を見ていただければ分かるがザクッと順番にするとこうなる。

  • Surface Laptop < Surface Pro < Surface Book

よく見るとSurface LaptopとSurface Proの価格は同スペックで比べると全く同じ。ただSurface Proの価格は本体のみでキーボードやペンは含まれていない。キーボードを購入するとなると1万円オーバーなので合わせて考えるとSurface Laptopがコスパがよく安い

液晶を切り離してタブレットのようにして使用する用途がなく、普段使いのライトユーザーであればSurface Laptopがおすすめ。ただライトユーザーといってもIntel Core i5、4GBなのでメインマシンとして十分使用できるレベルだ。

グラフィックス(GPU)|Surface BookにNVIDIA GeForce搭載

グラフィックスに関してはSurface Bookが秀でている。キーボード部分に独立したGPUが搭載されているので重めのゲーム、動画や画像をガンガン編集していくならSurface Bookを選択した方がよさそうだ。SolidWorks 3D CAD、AutoCAD Revit、Adobe Premiere Proなどの負荷が高いプロ向けソフトもスムーズに作業できることが売りとHPでも紹介されている。

重量|Surface Bookのみ重めの1,516g

Surface ProSurface LaptopSurface Book
m3: 約768g
i5: 約770g
i7: 約782g
 1.25 kg約 1,516 g
タブレット時:約 726 g

正直1.5kgでも軽いといえば軽いのだが今の時代ノートブックで1kgを超すと重く感じるようになってしまった。この点でモバイルしても全く問題ないのがSurface Pro。1kgを切る重さでありながら、第7世代CPUを搭載している高スペック。もし持ち運んで外出先でも作業したいという用途であればSurface Proがおすすめだ。

Surface Proは前製品のSurface Pro 4と比較してバッテリー駆動時間も最大50%向上している。モバイルして使用できるメイン機として一日中活躍してくれそうだ。

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Surface2017年新製品シリーズ|おすすめのまとめ

それぞれの製品の特徴、比較ポイントをピックアップしてご紹介した。用途で分けるとこういうすみわけになりそうだ。

  • 外出先へ持ち運んで作業できるハイスペックPCが欲しい → Surface Pro
  • 重めのゲーム、動画編集など高いGPUが必要な作業が多い → Surface Book
  • 画面を切り離してのタブレット用途不要、コスパを優先 → Surface Laptop

個人的にはSurface Proが欲しい。メイン機になるパソコンがタブレットととしても利用できるのはうれしいし、第7世代CPU搭載であればしばらく第一線で活躍してくれそう。長期的に見るとコスパもよさそうだ。

Surfaceも発売から更にブラッシュアップを続けている。Surfaceの1台目はWindows8とともに評判が良くなかったが、ユーザーの声を取り入れながら改善を続けてきた。製品として成熟してきた今が買い時と判断しているユーザーも多いようだ!

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