Lenovoから中国で2020年11月11日に発売されるタブレット、Xiaoxin PadとXiaoxin Pad Proのスペックと価格情報を検証してご紹介する。コスパも良くて程よいスペック。どちらも筆圧4,096レベルペンに対応している。日本での発売日にも期待だ。
Lenovo Xiaoxinシリーズの最新タブレットが2020年11月11日発売
Lenovoのタブレットシリーズで安くて使いやすいスペックが特徴のLenovo Xiaoxin。中国語で書くと小新(シャオシン)。中国でも人気の日本アニメクレヨンしんちゃんの中国語名が蜡笔小新(ラービーシャオシン)なので中国人にとっては馴染みのある名前らしい。
ちなみに中国語で「小」を名前の前につけると、日本語でいう「〜ちゃん」という意味になる。イメージとしてはフラッグシップのタブレットではなく、手軽に使えるラインナップという位置づけだ。
今回2機種同時に発売されたのでそれぞれのスペック・価格情報を検証しよう。
- Lenovo Xiaoxin Pad
- Lenovo Xiaoxin Pad Pro
Lenovo Xiaoxin Padの価格・スペック
まずはLenovo Xiaoxinシリーズで安い方の、Lenovo Xiaoxin Padのスペック。特徴がこちら。
CPU | Snapdragon 662 |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 11インチ |
解像度 | 2000×1200 |
インターフェイス | Type C 2.0 |
カメラ | 前面800万画素 後面1300万画素 |
電源 | 7700mAh |
本体外径 | 258*163*7.5mm |
重量 | 490g |
中国での販売価格がこちら。
- 1,299元(20,737円)
搭載CPUはSnapdragon 662でミドルレンジクラス。ライトユーザー向けで動画鑑賞や簡単な文書作成、SNSが用途であればかなり快適に動かせる。
オプションでXiaoxinスタイラスも用意されていて、筆圧感知が4,096レベル。しかも傾き検知に対応と高スペックだ。ちなみにペンタブレット専門メーカーのワコムのコンシューマー向けのペンも筆圧4,096レベルだ。
価格2万円でこのスペックのタブレットが購入できるということでコスパの良さは抜群。
Lenovo Xiaoxin Pad Proの価格・スペック情報
CPU | Snapdragon 730G |
メモリ | 6GB |
保存容量 | 128GB |
ディスプレイ | 11.5インチ |
解像度 | 2560×1600 |
インターフェイス | Type C 3.1 |
カメラ | 前面800万画素 後面1300万画素 |
電源 | 8600mAh |
本体外径 | 264*171*5.8mm |
重量 | 485g |
中国での販売価格がこちら。
- 1,999元(31,912円)
搭載CPUはSnapdragon 730G。ハイミッドレンジ向け。Gがついているモデルで、Snapdragon 730のゲーム性能強化モデル。最適化機能のSnapdragon Elite Gamingをサポートしている。
Wifi接続環境を最適化することで遅延を抑えたり、テイフレームレート時でのコマ落ちを提言している。ほかにもGPUパフォーマンスを最大20%向上、CPU性能が最大45%アップ、オーディオ品質の最適化など、ゲームを快適に楽しむための機能が向上している。
電池持ちもLenovo Xiaoxin Padよりも大容量になっている。それでも重量は485gで変わらない。そのほかディスプレイ性能も高くて、OLED解像度だ。
2機種の大きな違いは、搭載CPUと解像度。ライトユーザーか、ゲームが主な用途かで選択できる。どちらも筆圧感知ペンが使えるので、メモ書きや簡単なペイントも楽しめる。お子さんの学習でも快適に使えそうだ。
日本での発売日にも期待だ。日本での取り扱いショップが決まり次第追記する予定なので、最新情報はTwitterからぜひ!