【HUION液タブKamvas Pro13レビュー】初の傾き検知ペンの描き味徹底検証

HUION Kamvas Pro13を実機レビューで紹介。傾き検知、筆圧8192レベルペン、解像度フルHD液晶を実際に使って実力を検証する。初の傾き検知搭載ペンの書き味を動画も含めてご紹介。発売日、価格はすでに発表済みだ。

HUION Kamvas Pro13 初の傾き検知ペン搭載液タブ発売決定

HUIONから発売される液タブKAMVAS Pro13に注目が集まっている。なんといってもこれまでワコム以外の液タブメーカーでは実現できなかった傾き検知ペンを搭載している。価格もAmazonでのセール価格だが4万円を切っておりコスパも最高に良いのだ。特徴を簡単にまとめるとこうなる。

  • 傾き検知±60°
  • 筆圧8192レベル
  • 液晶13.3インチ 解像度フルHD
  • 本体厚さ11mm

気になる実際の使い心地、傾き検知の様子などを実機レビューでご紹介する。

HUION KAMVAS Pro13 開封レビュー

梱包箱はしっかりとした化粧箱だ。梱包サイズは39 x 22 x 1.2 cm。13.3インチなのでコンパクトに収まっている。

梱包内容の一覧がこちら。

  • 液タブ本体
  • バッテリーレスペン(PW507)
  • 3in1ケーブル
  • ペンスタンド(PH05)、ペン芯10本、ペン芯抜き内蔵
  • 電源アダプタ
  • スタンド
  • ユーザーマニュアル
  • クリーニングクロス

本体セットアップ時にパソコンにドライバをインストールする必要がある。CDドライブではなくネット上からダウンロードできる。パソコンさえあればすぐに始められるようなっている。

KAMVAS Pro13本体のサイズ感|驚きの薄さ

液タブ本体のサイズは388×219×11mm。実際に実機を見ての第一印象は「え?これってペンタブ?」。そう感じさせるほどの薄さと軽さだった。

上部画像は厚さをiPhone 6と比較したもの。厚さ11mmはさすがで実際ペンタブと変わらない厚さを実現している。これまでいろいろなメーカーの液タブを触ってきたが、本体の薄さ、軽さのコンパクト感は一番だ。とにかく軽くて薄い!

液晶13.3インチ フルHD解像度ディスプレイ

ディスプレイサイズは13.3インチ解像度フルHD。小さめの液晶で解像度フルHDなので見え方は非常に美しい。msiのゲーミングノートPCと比較してもそん色ない発色と輝度だ。

本体側に液晶の明るさや色合いを設定するOSD機能も備え付けられている。左側ファンクションキーの一番下を3秒間長押しにするとOSDメニューが画面に現れる仕組みだ。

液晶はIPS液晶なので有効表示角度は178度。さらにアンチグレアガラスなので映り込みも少ない。液タブでアンチグレアガラスを搭載している機種はあまり多くないので大きなポイントとなる。液晶が小さいとそれだけ顔との距離を近づけて作業することが多くなるのでそちらを考慮してのことかもしれない。この価格帯でこのレベルの液晶はコスパがかなり良いぞ!

KAMVAS Pro13 ペン(PW507)傾き検知機能搭載

こちらがKAMVAS Pro13の最大のセールスポイント。搭載ペンのPW507の実力だ。まとめるとこうなる。

  • 筆圧8192レベル対応
  • バッテリーレス
  • 傾き検出±60°対応!!

やっと来たか。。。と思うユーザーも多いはず。現時点でワコム以外の液タブでペン傾き検知機能を実現しているメーカーはないからだ。ここにきて遂にHUIONが傾き検出機能搭載ペンを発売してきた。これはイイぞ!

さらに筆圧も現時点での最高レベルの仕様数値を実現しているし、バッテリーレスということでワコム製品と肩を並べた形だ。詳しい書き心地については後で取り上げる。

角度可変スタンドも付属

KAMVAS Pro13にはスタンドも付属。ずっしりと重みのあるしっかりとしたつくりとなっている。角度は45度~14.5度まで6段階で調整できる

HUION KAMVAS Pro13の描き味レビュー

実際にデスクにおいて位のサイズ感がこちら。13.3インチなのでそれほど場所を取らない。横幅はフルサイズのキーボードと同じくらいで、奥行きは30cmほどあれば十分なのでたいていのデスクで問題なく使用できる。

液晶13.3インチのサイズ感だが、上にA4の紙を置くとこうなる。

横幅はA4サイズとほぼ同じで、縦幅が上部画像で見えるくらい狭い。画像で使用しているのはCLIP STUDIO PAINT PRO。ペン種類やレイヤー編集を開いて実際に使えるキャンパスの広さもご覧いただける。やはりひじを使って大きく線を引くタイプの方にとっては手狭に感じられる。ただ手首の範囲だけで書くスタイルの方は問題ない。

後程動画でご覧いただくが、液タブ左側にはファンクションキーがあり中央には指を滑らせて調整するタッチバーが搭載されている。CLIP STUDIO PAINT PROのデフォルトではキャンパスの拡大・縮小が割り当てられている。これらを工夫して使えば液晶の小ささもカバーできるはずだ。

ペンと書き出し位置の視差

ペン先によって撮影した画像がこちら。

左側の画像は液タブ右下部分に描画しており、普段の目線の角度から撮影したものだ。ペン先と書き出し位置の視差はほぼ感じられない。右側の画像はほぼ真横から撮影したもの。かなり意地悪な角度からの撮影だがこちらも視差はほぼ感じなかった

液タブのペン先と描画位置の視差が生まれる理由の一つはディスプレイガラスの厚さから生まれる。液晶に直接描くとはいえ間にはガラスが挟まるのでその分の数mm離れて描かれることになる。ただKAMVAS Pro13に関しては液晶が13.3インチなのでディスプレイガラスを薄く設計することが可能になった。

ということでKAMVAS Pro13の視差はほぼなく非常に優秀!ということだ。ワコム製品のラインナップでも13.3インチのモデルが視差が一番小さい。技術的に液晶が小さければガラスを薄くすることが可能で視差も生まれにくいようだ。

ペン傾き検知を検証

一番気になるポイントがこちらのはず。初めて搭載されたペン傾き検知±60°を実際に描いて検証する。まずは実際に描いている様子を動画で紹介していこう。ペン傾き検知機能は一番最後で検証している。

ということでご覧いただいた通り傾き検知±60°は非常に快適に使用できた。実際に使用したのはCLIP STUDIO PAINT PRO。筆の太さを筆圧ではなく傾き検知で調整されるように設定した。他にも設定を工夫していけば無限に用途が生まれていく。

ペン追従性と筆圧機能についても動画で取り上げているがこちらも優秀。ペン追従性はパソコン処理性能にもよるが全く問題なく使用できるレベルで大満足だ。

HUION KAMVAS Pro13 レビューまとめ

ということでHUION KAMVAS Pro13を実際に使ってみてのレビューでご紹介した。

何よりペン傾き検知機能搭載ということで注目が集まることは間違いない。バッテリーレス、筆圧8192レベルと仕様数値上はワコムと引けを取らない。そして価格が43,000円程度というコスパの良さだ。

ほかにもメーカーとしてあまり押されてはいないが、本体の薄さ、軽さには正直驚いた。一瞬ペンタブレットとかと思うくらいのサイズ感で持ち運んでの試用も全く問題ない。デスクの広さに限界があるユーザーも安心して使用できるサイズ感も良い。

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