BOOX Note発売日・価格が決定!電子ペーパーディスプレイ搭載のAndroidタブレットが遂に登場する。電子ペーパーディスプレイということでモノクロ表示だがワコム製筆圧ペン・タッチ操作に対応していたりと大注目なスペックだ。BOOX Noteの詳細スペックを検証したい方に見ていただきたい情報。
BOOX Note 電子ペーパーディスプレイ搭載Androidタブレットを発売
BOOX Noteは10.3インチの電子ペーパーディスプレイを搭載したAndroidタブレット。E Inkパネルを搭載していることが最大の特徴だ。またOS Android6.0を搭載しており、Google Playストアからアプリもインストールできるので用途も様々。ファイル管理もSONYデジタルペーパーDPT-CP1などよりも簡単にできる。PDF以外のファイルも手軽に扱えるのもうれしい。
BOOX Note 日本での発売日・価格情報
発売日と価格もすでに決定している。
- 発売日:2018年5月前半
- 価 格:69,800円(税込み)
購入はAmazonからも可能。注目のスペックと電子ペーパーディスプレイを搭載するBOOX Noteのメリット・デメリットを検証してみよう。
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BOOX Note 詳細スペック 注目の電子ペーパーディスプレイ
液晶:電子ペーパーディスプレイ 10.3型
まずは何といっても液晶が最大の特徴。電子ペーパーディスプレイの10.3インチ。解像度も1872*1404と十分だ。電子ペーパーディスプレイということで下記のポイントを理解しておくべし。
電子ペーパーなので長時間使用しても目に優しい。電子ペーパーは通常の液晶と異なりバックライトを使用していない。通常の紙を見る際と同じで自然の光を反射させて目にする仕組み。ということで長時間使用した時の目の疲れ方が全然違う。
さらに電子ペーパーディスプレイということでこんなメリットも。
超薄型・超軽量デザイン
電子ペーパーディスプレイなので本体外形をかなりスリムにできる。薄さ6.8mm、重量325gともやはタブレットというよりもノートとそれほど変わらないサイズ感だ。バッテリー消費も少ないので10.3インチという大きめの液晶だがこの薄さを実現している。
この薄さ、軽さの本体にAndroid OSを搭載したタブレットとしての用途を備えており、しかも10.3インチという大きさは大きなメリットだ。
ただ電子ペーパーなのでモノクロ表示。現時点でカラーの電子ペーパーディスプレイ搭載のタブレットは製品化されていない。ということでこんなAndroidタブレットとはいえ動画鑑賞や画像処理には不向き。あくまでモノクロのスケッチ、文書閲覧が用途となる。
筆圧4096レベルワコムペンに対応 + タッチ操作も対応
更に筆圧感知ペンにも対応している。筆圧レベルは4096とかなり高め。ワコムの最新のペンタブレットIntuosと同じレベルだ。ワコムペンタブIntuosはプロ仕様のものではないが立派なデジタルペイント用のガジェット。BOOX Noteもただ単にメモ書き程度の用途ではなくスケッチやデザインをする為のガジェットとして十分使用できるレベルということだ。
タッチにも対応しており他電子ペーパーディスプレイ搭載のSONYやAmazon Kindleデバイスと一線を画す仕様だ。ズーム、移動などより直感的に操作可能で期待できる。
BOOX Noteのその他一押しポイント
その他でメーカーHPで紹介されていたポイントがこちら。
Double window Mode。要はiOSでいうスプリットビュー。タブレットを横にして画面を2分割して使用できる。PDFを閲覧しながらメモを取ったり、2つの本を比較しながら調べたりと電子ペーパーディスプレイデバイスとして用途の幅を広げてくれそうだ。
Dual Speakers Surround Sound搭載。動画鑑賞はしないかと思うが音楽を聴きながら作業できる模様。
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BOOX Noteを買うべき人と買うべきではない人
BOOX Noteの注目スペックをご紹介した。電子ペーパーディスプレイのニーズは高い。これまでは画面動作の遅延など反応の遅さで敬遠されていたが、技術も進歩し、ペンでのPDFファイルに書き込み作業はストレスなく進められる。ただ実機レビュー動画を見る限りネット閲覧になると反応の遅さを肌で感じるレベルだった。
電子書籍の閲覧、書き込み、メモの長時間使用にかなりおすすめ
長時間使用しても目に優しいという電子ペーパーディスプレイの良さを存分に味わうことができるだろう。Android OSなのでファイル管理も簡単で操作性も高い。
更にプロのイラストレーターから絶大な信頼を得ているワコム製の筆圧感知ペンが搭載されているのもポイント。本格的な線画スケッチにも使用できる。もちろんメモが用途という方もかなり快適にドローイング可能だ。
動画鑑賞、ネットブラウジングが用途のユーザーは通常のタブレットを購入するべき
モノクロ表示だということと、画面スクロール時の遅延はいまだ存在するということで、動画閲覧やネット閲覧が主な用途という方は通常のタブレットを購入するべきだ。下記のスペック表でも分かるがメモリが2GBだったりとメーカーとしてもタブレット端末としてガシガシ使用するというよりは、単純に電子書籍閲覧やメモ、スケッチなどを想定して設計している。
自分の用途をしっかりと確認して選べばベストバイができる。大衆向けのタブレットではないが一部のユーザーのニーズにがっつりはまっているはず。価格も電子ペーパーディスプレイ搭載のタブレットとしては安い。
最後に製品のスペック表をご紹介。
BOOX Note スペック表
液晶 | 10.3インチ |
解像度 | 1872*1404 |
保存容量 | 32GB |
メモリ | 2GB |
OS | Android 6.0 |
バッテリー | 4100mAh |
外形サイズ | 249.5 * 177.8 * 6.8mm |
重量 | 3 |