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GPD Pocket 価格・スペックを検証|内ポケットに収まるWinPCは男のロマンだ!

GPD Pocketの価格とスペックを検証。手乗りサイズのパソコンUMPCを懐かしむユーザーも多いはず。現在すでにWindows10搭載の極小パソコンGPD Pocketが販売開始されている。詳しい仕様数値、サイズをみて買いかどうかを考える。

GPD Pocket|7インチWindows10搭載手乗りパソコン

2017年2月からクラウドファンディングIndiegogoに出品後、驚異の3億5千万円を調達した製品、それがGPD Pocketだ。日本のクラウドファンディングのMakuakeでも先行販売が開始されレビューもぼつぼつあがってきている。

GPD Pokcet 販売価格

Makuakeでの販売価格は60,480円。海外ECサイトの価格は下記の通りだ。

どちらも送料込みの価格だ。GearBestで購入すると専用レザーバッグ(2.034円)が付属する模様。

GPD Pocketの特徴

GPD Pocketの特徴をいくつかピックアップしてみてみよう。まず何よりも大きな特徴がこちら。

ポケットに収まるコンパクトサイズ

本体サイズは180mm*106mm*18.5mm。重量480gのコンパクトサイズが一番の特徴。上着の内ポケットに収まるサイズがまずは魅力の一つだ。

コンパクトながらWindows10を動かせる高スペック

そしてコンパクトながらパワフルに動かせる処理性能も大きな魅力だ。関係する仕様数値がこちら。

CPUintel Atom x7-Z8750
GPUHD Graphics 405
メモリ8GB LPDDR3
保存容量128GB
Wifi802.11 a/b/g/n/ac
Bluetooth4.1

メモリ8GBを搭載しWindows10の動作に問題ないスペックを備えている。保存容量が128GBとWindows10をインストールした後もそれなりに動かせるストレージだ。

7インチタッチパネル搭載ディスプレイ

液晶サイズ7インチのタッチ機能対応のディスプレイを搭載。

液晶サイズ7インチ
解像度1920*1200

嬉しいのはディスプレイが7インチとのことでOffice Mobileを無償で使用できる点。7インチなのでOfficeでできることも限られるかとは思うが資料閲覧や簡単な編集は可能だ。

CPU|Atom x7-Z8750搭載

レビューもぼつぼつと上がってきている。テキストの編集などはもちろんのことPhotoshopなどもそれなに使用できる模様。ただグラフィック設定が少し低品質というのがネックのようだ。

キーボード|極小サイズで慣れが必要か

キーボードは7インチサイズに収めているわけなので配列は特殊。アルファベットキーは16mmキーピッチを確保しておりそれなりのサイズ。ただEnterキーサイズが小さかったりCapsキーがAとつながっていたりと特殊な配置になっている。少し慣れが必要になる。

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GPD Pocket|評価のまとめ

特徴は何といっても高スペックノートパソコンの機能をそのまま7インチに収めているところだ。外出先で文書編集はもちろん画像編集なども可能。

これらはiPadでもできるのでは?と感じるユーザーもいらっしゃるかもしれないがiOSでは使用できるソフトウェアに限りがあるのだ。この点GPD Pocketであればメイン機で使用しているソフトウェアをそのまま使用できるのも魅力だ。外出先でWindows10OSを使用したいがノートパソコンを持ち運ぶのは億劫という方にお勧めしたい製品だ。

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