wena 3とApple Watchの価格、スペック、スマートウォッチ としての機能を徹底比較。wena 3の特徴とApple Watchの特徴を比較して自分のライフスタイルにあったスマートウォッチを探そう!
SONY製スマートウォッチ wena 3の発売日と価格
SONYから発売された世界で初めての腕時計のバンド部分に電子マネーやスマホの通知、活動ログの機能を集約したSONY「wena」シリーズ。最新版となるwena3が発売開始された。
- 発売日:2020年11月27日
- 価格:33,333円
wenaのスマートウォッチとしてのスペックも気になるところ。スマートウォッチの代表格として人気のApple Watchと比較して買って得する人と、損する人を考える。
wena 3とApple Watchを比較
まずはwena3とApple Watchの価格を比較。
SONY wena 3 | Apple Watch |
メタル:33,000円 | SE:29,800円 |
レザー:30,000円 | Series3:19,800円 |
ラバー:24,000円 | Series6:42,800円 |
*SONY wena3はソニーストアで購入した場合。(税抜き)
SONY wena 3は時計のバンド部分だけなので、この価格プラス時計部分を加えて購入する必要がある。ということでどんな時計を選ぶかにもよるが、トータルするとApple Watchの方が安くなる。
ではスペックを見てみよう。2機種を比較して確認する。
wena 3とApple Watchの共通点
Suicaが使える
電子マネーSuicaがwena 3から使えるようになった。wenaの前機種は楽天EdyやiD、QuicPayに対応していたけれど、Suicaへの対応も熱望されていたので嬉しいブラッシュアップだ。Apple Watchももちろん対応。
活動量計としての機能
wena 3には従来の緑色LEDに加えて赤色LEDも搭載。手首と指の動きで発生するノイズを除去するアルゴリズムも採用。加速度センサーとデュアル光学式センサーで歩数、心拍数、最大酸素摂取量、睡眠の深さを測定できる。Apple Watchも対応。
スマホの通知を液晶で確認
どちらも受け取ったメールの内容や予定などの文字情報を確認できる。wena 3はディスプレイが横長で大きくなった。情報量とインターフェイスが格段に上がって使いやすい。
では続いてwena 3とApple Watchの違い、それぞれの独自の仕様をチェックしよう。
wena 3の特徴
時計部分の選択肢が多くてとにかくおしゃれ
wenaシリーズは時計のバンド部分のみなので時計本体は自分の好みのものを選択できる。いわば普通の腕時計をスマートウォッチ化できるのは大きな特徴だ。
18ー24mmの幅広いラグ幅に対応している。時計本体のヘッド部分とwena3のバンド部分は手で簡単に取り外しできる。専用の工具などは一切不要なので気分に合わせて選べるのもポイント。
Amazon Alexaも対応
wena 3のボタンに押してから話しかければAlexaが起動。天気や予定のチェック、連携させた家電の操作もできる。Apple Siriは使えないけどAlexaでカバーしよう。
Apple Watchの特徴
Apple製品との親和性が高い
iPhoneやMacなどApple製品との親和性の高さは大きなポイント。MacにApple Watchをつけたまま近づくだけでログインできたり、スマホと連携して通話したりとできることは無限大。iOSと連携したApple Watchのソフトの数もwenaシリーズよりも格段に多い。
Cellularモデルを使えばiPhoneが手元になくても通話したりメッセージを送ることも可能だ。
健康状態把握のための機能が豊富
wena3もある程度測定できるけれど、Apple Watchはその比ではない。血中酸素濃度や睡眠の深さ、周りの騒音測定などなど。さらに測定するだけではなくて、症状を分析して異常があればアラートで知らせてくれる。
iPhoneと連携させれば帰宅後に手洗いのリマインドを実行させたり、ランニングからサイクリング、インターバルトレーニングなどのワークアウトの記録も可能。スマートウォッチとしてできる範囲としてはApple Watchが圧倒的に高機能だ。
Siriが使える
wenaがAlexaならApple WatchはSiriが使える。スマホがiPhoneならSiriのみなので、iPhoneユーザーで音声で操作したい方はApple watch一択になる。自分が使っているスマホによって選ぶ必要がある。
レビューのまとめ|どちらを選ぶべき?
wena 3とApple Watchの特徴をそれぞれご紹介した。特徴を整理すると対象としているユーザーが割とはっきりしていることがわかる。
wena 3 | Apple Watch | |
ビジネスシーン | ◎ | ○ |
スポーツシーン | × | ◎ |
wena 3は時計のヘッド部分を選べるので、ビジネスシーンにつけていても全く違和感がない。Apple Watchはつけていても問題ないけれど、スマートウォッチつけてます!という雰囲気が漂ってしまう。
逆にスマートウォッチの機能重視で、ワークアウトでの記録や健康管理の一環として血中酸素濃度や心拍数を記録したい方にはApple Watchがおすすめ。wena 3では昨日に物足りなさを感じそうだ。
自分の用途と、スマートウォッチでやりたいことを考えてから選べばベストバイができる。