ZoomなどWeb会議の議事録をAI化してくれるおすすめのソフトをご紹介。文字起こしソフト導入が無料で手軽に始められる時代がやってきた。リアルタイムで議事録を作成するAIソフトでも月額1,000円台から。リモートワークへの変化はAI化へのチャンスだ!
ZoomなどWeb会議の議事録を自動で文字起こしするメリット
リモートワーク化が進んで会議がWeb上になった会社も多いはず。不便さを感じる部分もあるけれど変化はチャンスでもある。今多くの企業が取り入れているのが自動の文字起こしソフト。
文字起こしAIサービスとは、これまで人力で議事録を作成配布していたところを全てAIソフトで自動化できるソフトウェア。導入も非常にシンプル。Web会議ならもともと発言者がマイクを使って発言するのでソフトを導入するだけだからだ。それだけで議事録を取るための人材とコストをカットできる。
リアルタイムで全員に議事録を共有
ソフトによってはリアルタイムで内容を共有できるタイプのものも。長い会議で前半に言ったことを忘れたり、集中力が途切れて聞き逃した部分を各自で確認できる。会議中の認識のズレを毎回他の人に確認するのではなく、各自で調整できるのは大きなメリットだ。
内容の管理・確認が楽
議事録を作成する人によって着眼点が違うので、人によっては欲しかった内容を残していないことも。AI化すれば全てが保存されるので漏れもないし、キーワードで検索できるので管理確認が圧倒的に楽になる。
議事録作成AI化のデメリット
内容全てが保存されるのはいいけれど、要点を項目別にまとめたり、誰がいつまでにするかなどのポイントはやはり人力でまとめる必要がある。会議が長くなればそれだけまとめるのにも時間がかかる。
会議の内容全文をソースとして保存するために使うという認識で導入しよう。
では現時点でおすすめの議事録の音声文字起こしサービスをご紹介する。
おすすめのWeb会議の音声文字起こしソフト
Texta
導入がとてもシンプルで始めやすいのがポイント。全てChromeブラウザ上で動作するのでとりあえず試してみたいユーザーも手軽に始められる。しかも2020年12月まで無料で使用可能。
OS | Windows/Mac |
リアルタイムの文字起こし | あり |
Web会議ソフト対応 | あり |
音声翻訳 | あり |
スマホ対応 | あり |
AI GIJIROKU
AI GIJIROKUは月額払いAI議事録サービス。スタンダードプランが月額で1,500円(月10時間まで)と手頃なので始めやすいサービス。
こちらもChrome上で完結するので始めやすい。ただスマホに対応していないのがウィークポイントだ。
OS | Windows/Mac |
リアルタイムの文字起こし | あり |
Web会議ソフト対応 | あり |
音声翻訳 | あり |
スマホ対応 | なし |
Rimo Voice
Rimo Voiceは会議ごとのスポットでの支払いが可能。30秒で20円の計算なので1時間で2,400円。定額制なら月に10万円。テキストと音声を瞬時につなげて聞きたい部分をピンポイントで探し出せる。
使い方はシンプルで、保存した音声データか動画をRimo Voiceにアップロードするだけだ。なのでリアルタイムでの文字起こしは対応していない。
OS | Windows/Mac |
リアルタイムの文字起こし | なし |
Web会議ソフト対応 | あり |
音声翻訳 | なし |
スマホ対応 | あり |
スマート書記
スマート初期は法人向けのサービス。月額10万円。PCやiPhoneなどからも収録してリアルタイムで文字起こし記録してくれる。セキュリティ面での信頼性が高くISMSも取得している。
OS | Windows/Mac |
リアルタイムの文字起こし | なし |
Web会議ソフト対応 | あり |
音声翻訳 | なし |
スマホ対応 | あり |
以上いくつかおすすめの議事録の自動文字起こしAIソフトをご紹介した。導入は思ったより簡単で費用もかからないものも多数ある。導入を検討しているならとりあえずお試し期間を利用して体験してみるのが一番早そうだ。
仕事のリモート化という大きな変化に直面しているけど変化はチャンス。リモート化したことで簡単に導入できるようになったサービスもたくさんある。トライアンドエラーを重ねて作業を見直せば以前より効率よく楽に仕事が進められるはずだ。