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オープンイヤーイヤホン比較レビュー|SOUNDPEATS RunFree

オープンイヤー型イヤホンとは。おすすめのオープンイヤーイヤホンSOUNDPEATS RunFreeのレビュー。使い心地、音漏れなど徹底レビュー。

SOUNDPEATS オープンイヤ型イヤホン レビュー

SOUNDPEATSとは

SOUNDPEATSとは、2010年に創立されたオーディオブランド。本社は中国シンセン。ワイヤレスイヤホンを多く販売していて、ハイレゾ対応の完全ワイヤレスイヤホンCapsule3 PROが話題になった。(ハイレゾワイヤレス認証取得)

SOUNDPEATSのサブブランドとして紹介されているMUSONはアクションカメラなどを販売するメーカー。幅広い範囲でガジェットを手がけている。海外メーカーだけれど日本語のカスタマーサービスを受けられる。日本語のFAQページもあって、基本的なトラブルに対応できるので安心。

SOUNDPEATS RunFreeの特徴

RunFree特徴をまとめたのがこちら。

RunFree特徴

  • オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン
  • ラムダ型音響空間による迫力のある低音
  • 防水IPX4 水の飛沫を受けてもOK
  • メガネとほぼ同じ重量の付け心地の軽さ
項目RunFree
重量31グラム
タイプオープンイヤー型
防水IPX4
接続Bluetooth5.3
同時接続マルチポイント接続対応
連続再生時間14時間
充電必要時間1.6時間
充電ポートUSBーC

オープンイヤー型 vs カナル型|イヤホンの比較

SOUNDPEATS RunFreeの最大の特徴はオープンイヤー型イヤホンだということ。まずはオープンイヤーイヤホンのメリットデメリットをチェックしておこう。

インイヤー型イヤホンと比較|圧倒的に少ない耳への負担

SOUNDSPEATS RunFree オープンイヤーイヤホン
redmi buds 4 lite ケース

一般的な耳の穴に入れ込むインイヤー型イヤホンと比較する。オープンイヤー型イヤホンのメリットは耳への負担が圧倒的に少ないこと。耳の穴に直接接触していないので、長時間使っても疲れにくい。運動中に使っても汗で蒸れることもないし、耳の中が擦れて痛くなることもないのは大きなメリットだ。

ちなみにオープンイヤー型とよく似ているのが骨伝導タイプのイヤホン。骨伝導タイプも耳を防がないので疲れにくい。ただ骨伝導イヤホン独特の骨に響く感覚が苦手な方も多い。そんな方はオープンイヤー型を試してみていただきたい。

AirPods Proと比較|外の音が自然に聞こえる

RunFree AirPods Pro 比較

オープンイヤー型イヤホンは耳の穴の近くにイヤホンがあるだけで、耳は全く塞がれていないので外の音が自然と聞こえてくるのもメリット。家の中で使っていても、家族が呼ぶ声、玄関のチャイムなどの音も自然に聞こえてくる。散歩中も周りの音がしっかりと聞こえるので安心だ。

それならAirPods Proの外部音取り込みモードでも良いのでは?

実際使ってみると外部音取り込みモードとオープンイヤー型には大きな違いがあった。人間の耳は素晴らしくできていて、自分が必要としない音を自然に認識して小さく聞こえるように調整しているらしい。

なのでAirPods Proの外部音取り込みモードにすると、耳にあたる風の音、車のエンジン音がかなり大きく聞こえて不快に感じることが多い。オープンイヤー型だとそういう外部の音も自然に聞こえて快適だった。

オープンイヤーイヤホンのデメリット

サイクリング中のラジオは聞き取りづらい

実際に使ってみて感じた点。音楽や歌声は聞き取りやすいけれど、人の声単体が少し聞き取りづらいシーンもあった。静かな環境だと問題ないけれど、自転車に乗って風が当たっているとラジオの声はかなり聞き取りづらかった。人の声は回りの音にかき消されやすいようだ。でも音楽はサイクリング中も問題なく聞こえて最高。

音楽への没頭感はカナル型に劣る

どれだけ音質にこだわったとしても、没頭感はやっぱりカナル型やヘッドホンには劣る。音質を優先して選ぶなら他のタイプを選ぼう。

例えばこういうカナル型イヤホン。SOUNDPEATSのハイレゾ対応イヤホンなどがおすすめ。

SOUNDPEATS CAPSULE3 PROの情報はこちらの【SOUNDPEATS公式ページ】からどうぞ。

実機レビュー|SOUNDPEATS RunFree

梱包内容

SOUNDSPEATS RunFree 梱包内容

梱包内容は至ってシンプルで、イヤホン本体、充電用ケーブル(USB-C to A)、マニュアル、保証書のみ。マニュアルは日本語にも対応している。

音質

メーカーの一押しポイントは低音域の量感にこだわっていること。実際に音楽を聴いてみると確かにしっかりと低音が響いて快適。ベース音、バスドラムの響きも感じられる。

オープンイヤー型なので音量不足が心配だったけれど、音量最大にするとかなりのボリューム。しっかりと音楽を聞くことができた。独立したパワーアンプを搭載して音量不足に対応しているようだ。

つけ心地

付け方は耳にイヤホンを引っ掛けるだけ。ケーブルはすごく柔らかいので締め付けられている感覚は全くなし。自分は眼鏡をかけているけれど、干渉することもなく両方つけられた。

軽さ31グラムは流石の軽さ。メガネの平均的な重さは35グラムと言われているので、普段メガネをかけている方はその重さをイメージすると良いだろう。

SOUNDSPEATS RunFree 重さ

素材は柔らかいシリコン素材。柔軟性はとても高くて結構ぐにゃぐにゃ曲げても大丈夫。ツルツルした触り心地なのでジョギング中につけても擦れて痛くなることはなかった。イヤホンのケーブルのようなイメージだ。

ジョギング中につけてみたけれど、しっかりとフィットしてずれ落ちる心配は一切なかった。あと多少位置がずれても聞こえ方はあまり変わらない。

イヤホン本体の曲がり具合はこちらの動画でチェックを!

操作感、使い勝手の良さ

RunFree ボタン

右側の後ろ側にボタンが配置されている。音楽の再生、一時停止、次の曲へ、電話の受信などの操作ができる。

イヤホンの電池残量もiPhone画面からチェックできる。バッテリーが残りわずかになると「バッテリーロウ」というアナウンスが音声で流れるので、それが聞こえたら充電すればOKだ。

SOUNDSPEATS RunFree 電池残量チェック方法

こんなシーンでは最高

自分が使ってみて良い!と思えたシーンがこちら。

自分の部屋で作業中だけど家族の声を聞き逃したくない時。イヤホンで音楽やラジオを聴きたいけど、家族が呼ぶ声は聞き逃したくない時にぴったり。生活音は普通に聞こえているので、まさに普段の生活に自分だけのBGMが加わった感覚。

ジムでのワークアウト、ジョギング中。カナル型だと汗をかいて蒸れるし、ベンチプレスなどで力んだ時に耳が圧迫されて不快だった。オープンイヤーだと不快感を感じることなく音楽を楽しめた。ジムなら多少の音漏れも気にしなくていいしね。

こんなシーンでは使いにくい

RunFreeは音の出口が正面に突き出るように配置されているので音漏れもかなり抑えられている。でも音量を大きくすると若干の音漏れは避けられない。満員電車で音量を上げて音楽を聴くのは流石に難しそうだ。

でも小さな音でラジオくらいなら音漏れほぼなし。電車でも問題なく使えると感じた。

レビューまとめ

オープンイヤー型イヤホンは初めて使ったけれど、ジムや自分の部屋での作業中などガッツリ自分のニーズにはまるシーンを発見した。

RunFreeのコスパの良さ|他メーカーとの比較

今回紹介したRunFreeの価格がこちら。

  • 通常価格:6,680円

他メーカーと比較してもコスパの良さが引き立っている。

メーカー価格情報
RunFree6,680円
Sony SBH82D12,760円
Oladance26,225円

さらに今ならクーポンが使えて34%、約2000円OFF。

  • クーポン価格:4,676円
  • コード:RUNFREEHRA1
  • 使用期限:4/22 9:00- 4/25 23:59

通常価格でも安く感じるけれど、さらに安く買えるチャンスだ。ぜひこちらからチェックを。

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