LenovoジャパンからYoga Book C930が発売される。10.8インチカラー液晶とE Inkのデュアルディスプレイノートパソコン。筆圧4096レベルペン対応、薄さ9.9mm軽量ボディ―の変態デバイスだ。価格・発売日・詳細スペックをまとめてご紹介する。
Lenovo Yoga Book C930 日本発売日・価格情報
Lenovo Yoga Book C930がレノボジャパンから発売される。まずは既に発表済みの日本での発売日・価格がこちら。
- 発売日:2018年10月12日予約開始
- 価 格:Wifiモデル 12万4800円 / LTEモデル 13万9800円
Yoga Book C930 製品特徴
この製品の特徴をまとめるとこうなる。
- 液晶10.8インチカラー液晶 + E Ink デュアルディスプレイ
- E Inkディスプレイにタッチパネルキーボードを搭載
- 筆圧4096レベルペンによるメモが可能
- 薄さ9.9mm、重量775gの薄型軽量ボディ―
- 360°回転ヒンジでタブレットモードに対応
- CPU Intel Core i5/Core m3
- メモリ:4GBのみ
といったところ。他製品と異なるポイントを挙げだすと止まらなくなるほど特徴が多いのが特徴。しかも一覧で見るだけでは意味が分からないほどユニークで新鋭的な機能を多く備えている。ガジェット好きにはたまらないロマンあふれる製品だ。
製品特徴の中でLenovoがメーカーとしてプッシュしているポイントをまとめてみてみよう。
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Lenovo Yoga Book C930 注目スペックまとめ
上部で挙げた製品特徴をさらに掘り下げてみていこう。まずはディスプレイ。
10.8インチデュアルディスプレイ
画像で分かる通りノートパソコンのジャンルの製品だが物理キーボードは搭載されていない。キーボードが配されている部分にさらにもう一つのディスプレイが搭載されている。それぞれのディスプレイの仕様数値がこちら。
1st.Display | 2nd.Display | |
サイズ | 10.8インチ | 10.8インチ |
形式 | IPS | E Ink |
解像度 | 2560*1600 | 1920*1080 |
タッチ | マルチ10点 | マルチ10点 |
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メインとなるのが解像度2560*1600のIPSディスプレイ。それに加えて多機能なE-inkディスプレイが搭載されている。用途は様々あるが一番使いそうなのが記事冒頭画像のキーボード表示。タイピングするとバイブレーションや音、ボタンを押し込んだ時のアニメーションでしっかりとフィードバックがあるのが特徴だ。仮想キーボードの弱点である使用感にしっかりと取り組んでいる。
他にも上部画像のように付属のペンで画面への直接メモやスケッチが可能。ボタンを押すだけで2ndディスプレイがメモモードに切り替わるので直感的に使用できる。ネットサーフィンをしていて気になる情報をサッとメモするといった用途に便利に使えそうだ。
他にもこのように純粋なE-inkディスプレイとしての使用も可能。
E-inkディスプレイなので表示はモノクロになる。ただ最大の特徴は長時間使用しても目が疲れにくいこと。10.8インチと程よいサイズなので片手で持って電子書籍を読むのにも良い。
筆圧4096レベル対応ペン搭載
製品に筆圧対応ペンが搭載されているのも大きなポイント。さらに筆圧4096レベル、傾き検知にも対応している。傾き検知対応というのは結構なポイント。ワコムのAES2.0方式に基づいている。
ペンでの操作はE Ink側のディスプレイとIPS液晶ディスプレイ両方で操作が可能となっている。シームレスにデュアルディスプレイを操作できるのは非常に新しい。一度試してみたい!と思わせてくれる機能だ。
処理性能も順当に進歩
PCとしての処理性能も順当に進歩している。CPUが第7世代のCore i5 もしくはCore m3に変更されている。ストレージは最大256G。ただメモリが4GBのみというのが若干残念なポイントだ。
さまざまなスタイルで使用可能
ヒンジが360°回転できるのでさまざまなスタイルで使えるのもポイントだ。また天板を指先で軽く2回叩くとディスプレイが持ち上がるKnock to Open機能が搭載されている。薄さ9.9mmと薄型なのでこの機能は使えそうだ。これも一度試してみたいなぁ、と思わせてくれる機能。
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Lenovo Yoga Book C930 は買い?まとめ
以上Lenovo Yoga Book C930の特徴をご紹介した。他製品にはない機能が満載されており、一度は使ってみたい!と思わせてくれるガジェットだ。メモリが4GBというのが気になるポイント。そして物理キーボードがないので文書作成が主な用途のユーザーには向いていない。あくまでタブレットの延長、頑張ればノートパソコンとしても使えるかもしれない。
とはいえデュアルディスプレイを利用シーンに合わせてスタイルを変えながら使用できるのは大きな魅力だ!筆圧4096レベル対応ペンも大きな魅力。傾き検知にも対応しておりデジタルペイントに十分対応できる性能を持ち合わせている。
10月12日からLenovo公式サイトから予約開始される。