Apple Pencil 第3世代の新機能、発売日がいつになるのか。現時点での情報をまとめて紹介する。
Apple Pencil 第3世代の発売日はいつ?
2024年の前期に新型iPad Proと同時に発表か
Bloombergによると、iPad Proのフルモデルチェンジが行われる2024年前期に新型Apple Pencilが発表される可能性が高いと予測している。
前世代のApple Pencil 第2世代は2021年11月7日の発売で、すでに5年近くが経過している。そろそろ新型が出ても良い頃だ。
Apple Pencil 第3世代の新機能とは
5年前のApple Pencil第 2世代のスペックアップはそれほどインパクトのあるものではなく、iPadの側面に磁石でつながりワイヤレス充電ができること、側面をダブルタップする操作が加わったことなど。新世代の新機能に期待したい。
これらの情報はある程度信頼できるAppleリークを専門にしている企業、個人の情報、Appleの特許情報等を下に予測している。もちろん取得した特許のうち実用化されるのは一部のみなので、検討段階の技術も多い。あくまでも可能性の一つとしてご覧あれ。
3つの新しいジェスチャーが追加される
ペンの側面をタッチする以外に新しいジェスチャーが追加されるのでは?とAppleの特許した情報から予測されている。
- 握る:握った力を検知して操作する
- スライド:側面を指でスライドして操作する
- ローリング:ペンを回転させるようになぞって操作する
特に注目なのは、スライドジェスチャー。これでキャンバスを拡大縮小できればかなり便利そうだ。他にもローリングジェスチャーでペンの太さ、色の濃さを調整できればより直感的な動作が可能になる。
Apple Pencilの競合機種はペンタブレットのペンだ。これらは電磁誘導方式のペンタブペンではなかなか実現が難しい機能なだけに期待が高まる。
ワイヤレス充電で描画中に充電できる?
Appleが米国特許商標庁で取得した特許情報が話題になっている。Apple PencilやAirPodsなどをiPadの上に置くだけで充電される仕組みだ。これが実現するとApple Pencilで描画している間はiPad上にあるわけなので、描画中ずっと充電できることになる。運用上は充電不要となる素晴らしい技術に期待したい。
筆圧感知レベルが向上
Apple Pencil 第2世代は筆圧感知4096レベルと言われているけれど、こちらがさらに向上することが予測されている。筆圧レベルが向上することで、より繊細なタッチを線に反映させることができる。
こちらも自然なスペックアップ。現時点でペンタブレットのペンの最高位スペックは16384で、主流は8192。Apple Pencilの4096レベルはそれほど高スペックとはいえないので、8192レベルくらいは欲しいところ。
ペン先で質感や色をサンプリングできる機能
Appleの特許情報に詳しいPatently Appleによると、「表面サンプリング用光センサー付きデバイス」の特許を公開したとのこと。
Apple Pencilのペン先をかざして色や質感をコピーできる技術。あらゆるモノの色や質感をなぞりとってiPadに描画する新機能でデッサンすれば面白そうだ。
目的別で使い分けられるマグネット式ペン芯を導入
現行のペン芯はネジ式だけれど、マグネット式でワンタッチで変更できるようになり、数種類の目的別でデザインが異なるペン芯に変更できるようになる。
Majin Bu氏によると、交換式ペン芯は、お絵かき用、製図用、ペイント用の3種類。ペン芯の太さ、長さが異なっている。ちなみにMajin Bu氏は純正レザーケース廃止を予測したりと一定の評価を得ているようだ。
現時点で出ているApple Pencil 第3世代の情報をまとめてご紹介した。今後も更新していく予定なので、最新情報はPentablet.Club Twitterからどうぞ。