Xiaomi Redmiの実機レビュー。11インチだけれど2.2万円の格安タブレットXiaomi Redmi Pad SEのスペック、価格をiPadと徹底比較する。動画鑑賞ならこれだ!
Xiaomi Redmi Pad SEを発表|発売日・価格
Xiaomiのエントリーモデルのタブレットを扱っているXiaomi Redmi。手軽な価格帯で迫力の11インチディスプレイタブレットの販売を開始した。
- 発売日:9月27日から順次発表
- 【4GB+128GB】:21,800円
- 【6GB+128GB】:29,800円
Redmi Pad SEの特徴
- ”みんなのエンタメ満喫タブレット”
XiaomiのホームページでRedmi Pad SEを一言で説明している。画像を見てもわかるけれど、想定している主なシーンは動画鑑賞のようだ。
確かに液晶11インチ、Dolby Atomos対応のステレオスピーカー、90Hzリフレッシュレート、8,000mAhの大容量バッテリーと動画鑑賞に必要なスペックが一通り揃っている。
- 処理性能、通信性能は控えめなスペック
搭載されているCPUはSnapdragon® 680 4Gと控えめなもの。2021年の発売で、しかも当時でも安いミドルレンジスマホ向けに開発されたものなので、動画鑑賞程度ならスムーズにこなせるけれど重めのゲームは難しそうだ。
通信性能も控えめなスペックで4Gのみの対応。5Gには対応していないのでご注意を!
- 安い!
4GB+128GBのモデルは価格が21,800円と安い!11インチディスプレイでこの価格は安い!
- ストレージを最大1TBまで拡張できる
microSDカードスロットがあるので、保存容量は自由に拡張できる。最大1TBまで対応しているので、映画を保存しておいて外出先で楽しむのに十分なスペックを備えている。
Xiaomi Redmi Pad SEの実機レビュー
Xiaomi Redmi Pad SEの実機を中国の店舗で先立ってみてきたので製品外観をレビュー!
本体の厚みは7.36mm。実際持ってみた感じがこちら。本体の質感はiPadと同じサラサラとしたアルミ風の素材で安っぽさは全く感じなかった。
ディスプレイの大きさをみてみよう。ディスプレイに手を置いてみるとこんな感じ。
本体裏側のリアカメラがこちら。
自分は他にもiPad Pro 13.3インチ第3世代を普段使っているのだけれど、その触り心地によく似ていた。ディスプレイの発光も美しい。解像度1920*1200を11インチでみるので精彩さも抜群だ。
Xiaomi Redmi SEとiPad第9世代、第10世代を比較
同サイズ帯のタブレット、無印のiPad第9世代と第10世代を比較する。
スペックを比較した一覧がこちら。
Redmi Pad SE | iPad(第9世代) | iPad(第10世代) | |
---|---|---|---|
価格 | 2.2万円/3万円 | 約5万円から | 約7万円から |
CPU | Snapdragon® 680 4G | A13 Bionic | A14 Bionic |
メモリ/ストレージ | 4GB + 128GB / 6GB + 128GB | 4GB | 4GB |
液晶サイズ | 11 インチ | 10.2インチ | 10.9インチ |
解像度 | 1920x1200 | 2,160x1,620 | 2,360x1,640 |
リアカメラ | 800万画素 | 800万画素 | 1200万画素 |
フロントカメラ | 500万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 |
バッテリー | 8000 mAh | 8757 mAh | 7730 mAh |
本体外形サイズ | 255.53×167.08×7.36 mm | 250×174×7.5mm | 248.6×179.5×7mm |
価格はiPad第10世代と比較すると3分の1以下という圧倒的な差が生まれている。価格帯では全く別の部類のタブレットと言えそうだ。
iPadと比較してもXiaomi Redmi SEの割り切ったスペックが際立っている。処理性能は思いっきりエントリーモデルに振り切って、動画鑑賞やネットサーフィンができる程度のものに抑えている。
一方でディスプレイサイズや解像度、スピーカーはしっかり動画鑑賞を楽しめるレベル。
Xiaomi Redmi Pad SEはホームページで説明されている通り、手軽にエンタメを楽しむためのタブレットとして優秀な一台だ。
iPadは動画鑑賞だけで使うのはオーバースペックだし価格も高すぎる。イラストで使ったり、簡単な動画編集、画像編集など幅広くタブレットを活用したい方におすすめ。
ということでXiaomi Redmi SEがおすすめなのはこんなユーザー。
- 主な用途は動画鑑賞
- 大きなディスプレイが欲しい
- とにかくコストを抑えたい
自分の用途をチェックしてから選べばベストバイができるはずだ。現在のAmazonなどでの価格はこちらからどうぞ。