アクションカメラとは?アクションカメラの選び方をご紹介。バイクでの長時間の使用など様々な用途で使えるアクションカメラを厳選。価格帯1万円程度のものと3万円以上のものに分けておすすめする。
アクションカメラとは
アクションカメラとは、コンパクトでタフな作りが特徴のカメラ。スポーツやツーリング、旅行で気軽に身体やバイクに装着して撮影できるので「ウェアラブルカメラ」とも呼ばれている。
防塵・防水性能の高いモデルが主流。主にはガシガシとタフに使うために設計されているので、モノによっては画質が残念な製品もある。自分がどういうシーンで使いたいかをはっきりさせてから選べばベストバイができるはずだ。
アクションカメラの選び方|バイクで長時間つかうなら
アクションカメラを選ぶ時にまずチェックしておきたいのがこちら。特にバイクでの撮影などアウトドアシーンならこんなポイントを抑えたい。
カメラとしての撮影性能
当たり前だけどカメラなので撮影性能はまずチェックしておきたい。
- 解像度
画質にこだわるなら最大解像度をチェックしよう。最近のものだと最大解像度6Kのものも登場している。ただ高解像度で録画すると保存される動画ファイルも巨大になる。4Kや6Kの動画を編集するとなると高性能なPCも必要になるのでご注意を!とはいえ今の主流になっている4Kに対応しているものを選んでおきたい。
- 手振れ補正性能
アクションカメラということで、バイクでの撮影やスポーツでの撮影で使いたいなら手振れ補正性能にこだわって選びたい。手振れ補正を表す具体的なスペック数値はなく有るか無いかのみ。実際に使っているレビュー動画を参考にするしかなさそうだ。
アクションカメラとしての使いやすさ
- アタッチメント
いろいろな種類のアタッチメントはアクションカメラの醍醐味。例えばバイクで長時間使いたいなら頭(ヘルメット)やバイクハンドルにつけられるアタッチメントが使えるかチェックしよう。
- 防塵防水性能
アウトドアでガシガシ使うなら防塵防水性能もチェックを。別売のカバーを購入する必要がある製品が多いのでトータルのコストを計算してから選ぼう。
アクションカメラの選び方|価格帯で選ぶ
アクションカメラの価格帯はピンキリで5,000円程度から10万円を超えるものまで様々。製品のスペックを見ると価格帯によって共通した特徴がある。
画質にこだわるなら格安モデルは選ばないで!
格安モデルの多くはアクションカメラのアタッチメントなどの付属品にこだわっているものが多い。そして平均して画質は良くない。アタッチメントが数十種類あって高機能に思えるけどカメラとしての撮影性能は低いので実際に使い始めるとがっかりするケースが多い。
高画質で美しい動画が撮りたいなら格安モデルは避けるのがベター。2万円か3万円以上のモデル選んでおけば安心だ。
スマホかタブレットでしか動画を見ないなら格安モデルもあり
画質にはあまりこだわりがなくて、臨場感のある動画をサクッと撮りたい。動画鑑賞はテレビではなくてタブレットやスマホなどの小さい画面で見ることが多い、という方は格安モデルのものがおすすめ。
4Kや6Kで撮っても結局見る画面が小さければあまり意味がない。高画質は容量も大きくなるのでスマホで保存できるものも限られる。それなら解像度的にも十分で、容量も小さくて済むフルHDでの撮影がベストだ。ちなみに普段見ているYoutubeのほとんどはフルHD1080pだ。
ということで、自分がどういうシーンで撮影したいのか、どんなデバイスで撮影した動画を見たいのかを想像してから選ぼう。
今販売されていて人気のアクションカメラをご紹介!
アクションカメラ【3万円以上】高価格モデルのおすすめ
まずは価格3万円以上で画質にもこだわって撮影したい方におすすめのモデル。
GoPro HERO9 Black
言わずと知れたGoPro HEROシリーズの最新モデル。アクションカメラの代名詞といってもいいレベルの製品なので予算に余裕があって、間違いのない製品を選びたいならこちらがおすすめ。
カメラ前面にディスプレイが搭載されているので自撮りに最高。録画開始前の30秒間を記録するハインドサイト機能があったり、録画開始時間を24時間後までの分単位で予約できたりと豊富な録画メニューが搭載されているのも特徴。
価格 | 56,980円 |
解像度 / フレームレート | 5K/30・ 4K/60p |
本体サイズ | 71*55*33.6mm |
バッテリー | 1050mAh |
DJI OSMO Action
DJIはドローンを主に開発販売している中国深圳のメーカー。ドローンカメラにも搭載されているスタビライザー技術を搭載していて、高精度のブレ補正を実現している。EIS(電子式映像ブレ補正)機能も搭載。
カメラ前面にディスプレイが搭載されているので自撮りにもおすすめしたい。GoPro HERO 9よりも1.5万円ほど安いのでコスパも最高だ。
価格 | 30,790円 |
解像度 / フレームレート | 4K / 60p |
本体サイズ | 65*17*14mm |
バッテリー | 1300mAh |
Insta360 ONE R
Leicaと共同開発の1インチセンサー搭載している。レンズを交換できるのが特徴で、自分の用途にあったレンズを選べるので様々なシーンに対応できるおすすめのアクションカメラ。費用はかさむけれどカメラレンズにこだわりがある方におすすめしたい。
価格 | 48,655円 |
解像度 / フレームレート | 5.2K/30p・4K/60p |
本体サイズ | 65*17*14mm |
バッテリー | 1300mAh |
DJI POCKET 2
DJI POCKET 2はドローンを主に開発販売しているDJIから発売されているアクションカメラ。GoPROなどとは形状が異なっている。基本的には手に持っての撮影を想定してデザインされている。
被写体となる人の顔を自動追跡してピントを合わせ、カメラ自体の首も自動追跡して追いかける機能が搭載されている。人が撮影対象になった時に嬉しい機能が満載されている。ちなみに価格は本体のみの場合だ。
価格 | 49,500円 |
解像度 / フレームレート | 4K/60p |
本体サイズ | 124*38*30mm |
バッテリー | 1300mAh |
アクションカメラ【5千円から1万円まで】格安モデルのおすすめ
こちらは手軽に手を出せる5千円から1万円までのモデルをご紹介。
AKASO V50 Pro
広角レンズ170度で多彩な撮影が可能。1万円台だけれど2.0インチのタッチスクリーンで操作できる。Go Proのマウントと互換性があるので使い回しも良さそうだ。
付属の防水ケースで防塵、耐衝撃、耐低温、水深30メートルの環境でも撮影できる。1100mAhバッテリーでバイクツーリングでの使用にもおすすめだ。
価格 | 13,000円 |
解像度 / フレームレート | 4K / 30p |
サイズ | 60*41*31mm |
バッテリー | 1100mAh |
APEMAN TRAWO A100S
APEMANはAmazonでもランキング上位のアクションカメラメーカー。Amazonでの評価も1000を超えている。2インチタッチスクリーン搭載、Wifi機能搭載など最新の機能モリモリ。画質はそれほどだけれど、アクションカメラとして手軽に使えるおすすめモデル。
価格 | 10,980円 |
解像度 / フレームレート | 4K / 30p |
サイズ | 61*24*45mm |
バッテリー | 1350mAh |
MUSON PRO3
MUSONもAmazonで人気の格安アクションカメラメーカー。自撮り棒も付属していて合計七つのマウント、ヘルメット固定用のアタッチメントなど付属品も非常に充実している。レビューを見ると画質や手振れ補正機能はイマイチに感じているユーザーも多いようだ。
価格 | 7,099円 |
解像度 / フレームレート | 4K / 30p |
サイズ | 50*40*30mm |
バッテリー | 1200mAh |
Dragon Touch SYA
Dragon Touchはタブレットやモバイルモニターを主に製造販売しているメーカー。
アクションカメラの価格的には最安値のモデル。低価格帯ながらタイムラプス撮影、スローモーションに対応。腕時計型のリモコンも付属している。Wifi機能搭載、4K画質に対応などスペックは高いけれどそれぞれの質はあまり高くないようだ。
価格 | 4,998円 |
解像度 / フレームレート | 4K / 30p |
バッテリー | 1050mAh |
以上おすすめのアクションカメラをご紹介した。どんなシーンで使うのか、どんな映像を撮りたいかをイメージしてから選べばベストバイできるはずだ。快適なアクションカメラライフを送っていただければ幸い!